大阪駅北側に8万人ワールドカップスタジアム構想

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387列74番
東京のことしか頭に無い国、官僚は動かないだろうが。

522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/09/04(金) 00:26:08
日本経済新聞社 「大阪の挑戦」

P.28
第1部 ナンバー2都市の試練

■カベ破るのは地元の結束

文化庁は東京・渋谷で着工する第二国立劇場の追い込みに入っている。
現国立劇場、演芸資料館、能楽堂に続く、音楽の殿堂だ。
「地方につくるという意見もないではなかったが、ほとんど議論にならないまま、
 新宿に近く、国有地があると言う理由で場所が決まった」と同庁第二劇場準備室。
「この国有地を売れば全国に何ヵ所もの劇場ができる」という地方の声は中央に届かなかったようだ。
「国は双眼鏡を逆さまにして地方を見ているのではないか」。こんな声が年々強くなっている。

首都ではほとんど国が乗り出すのに、地方に対しては地元負担という条件を競わせる。
建設省の中堅幹部がこんな解説をしてくれた。
「霞が関の中央官僚は東京の問題を自らの痛みとして受け止める。
 各方面の不満や要求も直接身に降りかかる。その代わり業績もすぐ評価してもらえる」。
397列74番:2009/12/09(水) 19:43:37 ID:+azQXH8U
184 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2009/12/09(水) 18:34:23 ID:pprhRZKK0
523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/09/04(金) 00:27:33
(つづき)

中央集権と、地方情報が中央に伝わりにくい構造のはざまで「首都一極投資」が進行する。
この傾向は八三年ごろから際立ってきた。
七五年度に比べた八八年度の行政投資指数は
東京二・四四倍、神奈川二・三倍に対し、大阪一・四八倍、兵庫一・七倍。
東京、大阪両都市の可住地面積はほぼ同じだが、単位面積あたりの投資は、
全国平均一〇〇として、東京一〇六二、大阪四九一。

自由経済のるつぼである大都市には、不合理やひずみが緑青のように噴き出す。
これを絶えず修正、誘導するのが公共投資で、手を抜けば都市は次第に病んでいく。
その典型が万国博後二十年余の大阪だった。
407列74番:2009/12/09(水) 19:45:25 ID:+azQXH8U
187 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2009/12/09(水) 18:35:25 ID:pprhRZKK0
524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/09/04(金) 00:38:38
日本経済新聞社 「大阪の挑戦」

P,26〜28
第1部 ナンバー2都市の試練
5 中央に届かぬ地方の声

■際立つ“首都一極投資”

恒例の関西財界セミナーが九二年も二月に京都で開かれた。
このなかの第五分科会で運輸省の航空行政に対する批判が相次いだ。
関西新空港の全体構想について「採算などの課題一切を地元で解決するなら検討してもいい」とする
同省の基本姿勢に、関西財界の日ごろの不満が爆発したものだ。
一期工事では約七百億円を地元企業が負担したが、「二期工事以降も」となるとさすがに負担が大きい。

同省は九一年春、航空局に首都圏第三空港プロジェクトチームを発足させた。
関係自治体や民間企業グループからおびただしい候補地やプランが同省によせられている。
同省幹部に「建設に当たっては当然、地元負担を求めることになるのでしょうね」と聞いたら、
党の幹部氏は「えっ」と絶句した。そんな意識は頭の片隅にもなかったのだ。

(中略)
あまりの面倒見の良さに全国の都市交通関係者が皮肉を込めて言った。
「運輸省は東京都の交通局か。」