愛媛県松山市にサッカースタジアムを

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松山駅高架化に財政の壁 国体間に合わぬ

 2017年に開かれる愛媛国体までの完成を目指して県が計画を進めていたJR松山駅高架化と松山外環状道路の大型2事業について、
加戸知事は22日、「(財政難のため)タイムリミット内の完成は断念せざるを得ない」と述べ、工事の進め方を再検討する考えを明らかにした。
国体で全国から訪れる人たちに「新しい松山の顔」を見せようとした県の当初のもくろみは崩れることになった。

 この日の定例記者会見で、加戸知事は「事業の性格上、工事規模の縮小など、内容を見直すことはあり得ない。
年度ごとに県の体力に合わせて財政出動していくことになる。
財政構造改革を終えた後となる10年度の予算編成までに最終的な見通しを示すようにしたい」と話した。

 これに対し、約300億円をかけて同駅周辺の区画整理を計画している松山市の中村時広市長はこの日の記者会見で、
「線路で都市が東西に分断されている。地域のみなさんが、一刻も早く実現してほしいと言っている」と述べ、
「よく話し合って、可能な限り、早くできればいい」とした。

 同駅前でホテルを経営する山田雄一郎さん(74)は「やっと計画が承認されたと喜んでいたのに。
高知駅や高松駅に比べ駅舎が見劣りすることにがっかりする観光客も多い。
県が高架化してくれないと駅はきれいにならないのに」と方針変更に驚いた様子。

 県教委国民体育大会準備室の岡田清隆室長は「新しい駅で県外客を気持ちよく迎えるなどの意義はあったが、
両工事の完成延期は国体の開催には影響しないはず」としている。

4477列74番:2007/11/23(金) 14:21:42 ID:fgTo4O5L
 JR松山駅高架化は、同駅とその周辺の線路約2・4キロで県が計画。
JR線によって東西市街地が分断されているのを解消するのが狙いで、事業費は約360億円。
20日の県の都市計画審議会で計画が承認されたばかりだが、当初の今年度中の着工目標もずれ込んでいる。

 松山外環状道路は、松山市内で国道11号と国道196号を結ぶ約20キロを整備する計画で、一部区間が03年に着工している。

 一方、加戸知事はこの日、西予宇和インターチェンジ(IC)―宇和島北IC約16キロで工事が進む「四国横断自動車道」の宇和島市延伸については、
「南予地方の活性化という重要課題のため、予定通りに進めたい」として、11年度の完成目標に向けて優先的に予算を振り向ける考えを示した。

(2007年11月23日 読売新聞)



車社会の田舎では道路優先と言うことらしい。
あの運行本数では開かずの踏切というわけでもないし660億もかける意味があるのかは疑問だな。
道路を線路の上に通した方がはるかに安い。