吉田と内田を見守るスレ16

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677スポーツ好きさん
「篤人…」
ソファーに座っていた二人の手が触れあった瞬間、男は細く長い指をぎゅっと握りしめた
それを待っていたかのようにされるがままに肩を抱かれ上目遣いで男の顔を見上げる瞳はどこまでも黒く長いまつげは何か湿ったようにぬれていた
男はその細い顎に手をあてるとおもむろに唇を押し付けた
最初は頑なだった唇だったが舌を入れると微かな溜め息と共に艶かしく反応するのがわかった
「ずっと好きだったんだ」
「知ってる」
二人の体は暗い部屋の中でソファーに沈みこんだ
静かな部屋に二人の荒い息づかいだけが響き、外に浮かぶ月だけが二人の淫らな所業を見ていた