1 :
スポーツ好きさん :
2011/12/17(土) 13:06:06.23 ID:dTurQcYA
2 :
スポーツ好きさん :2011/12/17(土) 13:11:13.93 ID:dTurQcYA
tesuto
3 :
スポーツ好きさん :2011/12/25(日) 15:38:15.19 ID:W3zc9qLg
--------------------------------------------------------------------------------------------
・スケーターたちへの尊敬の念を持って書きましょう。
・書き込む前にリロードして新しいレスがないか確認しましょう。話に矛盾が出てしまいます。
・話に矛盾が出来ないよう、書き込む方は少なくとも5レスは遡って読みましょう。
・気に入らない話の流れを批判するよりも、より面白くする流れを考えましょう。
・特定選手の過剰なage/sage、他選手による持ち上げは自重しましょう。
このスレの主役はあなたのお気に入りスケーターだけではなく、
誰もが彼(女)が一番好きとは限らないことに気がつきましょう。
・妄想カプネタ、ハゲネタ、性別人種差別、宗教系等、世界で「タブー」とされているネタ、は自重してください。
・一人で連続投稿や長文はなるべく控えること。 どうしてもという時はこちらの舞台裏スレ
(
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/sposaloon/1278563228/l50 )を有効に使ってください。
・1スレ(500KB)で完結を目指して書いていきましょう。
・本スレが目指すのは大団円です。
・何か意見等ある時は、舞台裏スレを有効活用してください。勿論、ROM専さんの御意見御感想も大歓迎です!
まとめwiki(
http://www23.atwiki.jp/figureskaters/ )
--------------------------------------------------------------------------------------------
4 :
スポーツ好きさん :2012/08/01(水) 13:30:54.96 ID:uMTtHTUo
保守
5 :
スポーツ好きさん :2012/08/09(木) 17:15:12.89 ID:mApUSrAH
6 :
スポーツ好きさん :2012/08/11(土) 14:30:00.05 ID:Ackl0bQF
夫・ヴィクターとの幸せな新婚世活を満喫しつつ、競技復帰に余念のないマダム・ジョニ子。 そんなDIVAの心を最近釘付けにするのは・・・ 『Call Me Maby 2012 THE ICE ヴァージョン』 「(もう・・・・何度見てもいいわ!このビデオ!ちょっと演技が堅いのと、あたしがいないのが癪だけど。)」 そこへヴィクターがやってきた。 「・・・・・・ジョニ子。君は何をしてるんだい?」 「ちょっと、用事でデトロイトへいってくるわ!シブタニズの腕を見込んで新作ビデオのプロデュースをするの! あなたのお世話はママがしてくれるから、心配しないでね。浮気はしちゃ駄目よ!それじゃいってくるわね!」 「・・・・・・こまったDIVAだね・・・・君も気をつけて・・・」 「ありがとう、ダーリン・・・・」 熱い抱擁とKISSを受けたジョニ子はトラック片手にいざデトロイトへ・・・・ え?トラック?
7 :
スポーツ好きさん :2012/08/11(土) 22:38:50.70 ID:bgcrdmML
アレックス「うっ、急に背筋がゾクゾクしてきた」 マイア「夏風邪?なんか私も寒気がしてきたわ」 アレックス「風邪とは違う感じ。この漠然とした不安感はなんだろう」 小塚「冷たいものを摂り過ぎたんじゃない?」 アレックスご推奨のスラーピーがちょっとアレだったのか、小塚の眉間にはクッキリ縦皺が…
8 :
スポーツ好きさん :2012/08/12(日) 08:48:25.70 ID:3ZSiPJwD
「PVと言ったら僕だよね〜!」byミーシャ・ジー
9 :
スポーツ好きさん :2012/08/16(木) 00:03:15.20 ID:3PmefiyF
トラックと言っても貨物自動車ではない ビデオを撮るのだから、ジョニーが片手に持っているのは「サウンドトラック」 つまり、音楽の入ったDVDだ しかし、多くの人はトラックと聞けば、>6が怪訝に思ったように車のほうを考える 結果「ジョニーがトラックを持ってくる」から始まった噂がデトロイトに届いた時には
10 :
スポーツ好きさん :2012/08/16(木) 07:53:46.43 ID:Esvdx+cP
タンクトップにタオル鉢巻姿のアボットが、日本のデコトラ専門誌・カミオンを読みつつ待ち構えていた 「ジョニー仕様の派手なトラックに乗ってみたいな:)エレクトリカルパレードよりスゴイかも!」
11 :
スポーツ好きさん :2012/08/16(木) 11:27:21.33 ID:svYkLSwv
「デコると言ったらピンクよね!」 ザワツキー、サムソン、ギルスのピンク娘がデトロイトに参上! その手にはピンクペンキのほかにきらきら光る石が・・・ 「今の流行はキラデコだからがんばって集めました!」
12 :
スポーツ好きさん :2012/08/16(木) 21:33:14.00 ID:nSZ1Pdnp
アレックス「本当にこれでいいのかなぁ?」 懐かしのジュニア時代のODの衣裳に身を包みシブタニ兄妹は思案顔。 美姫「私のリサーチに間違いはないわ! デコトラのお兄さんは祭り好き(注※美姫の主観です)祭りと言えばいなせな法被!」 マイア「でも、私もうこの衣裳小さいのよね」 リッポン「よく似合ってるよマイア、可愛いなぁ(*´∀`) まるで博多人形みたいだ」 美姫「(ピコーン!)アダムいいこと言った! 博多と言えばプラス褌よね。でもアメリカ人のアレックスにはハードルが高い・・・・」 小塚「お断りします(゚ω゚)」
13 :
スポーツ好きさん :2012/08/17(金) 09:15:29.87 ID:Kvj82gEi
ミライはデコトラ話を聞きつけ、いそいそとデトロイトにやってきた 「美術の課題としてデコトラ作りって奇抜でおもしろいですぅ。ラッピングバスみたい」 小塚は褌ファイヤーの恐怖におののき、逃げまわっている 「フンドシで駆けまわるサムライはかっこいいので、早く着替えてほしいですぅ」 「冗談じゃない!何スケッチブック取り出して瞳輝かせてるのっ!樹が代わりにやって!」 「今ちょっと今忙しいから・・・ああ、いつもに増して薫り高い紅茶をいれる事ができた」 侍アランフェスと似ても似つかない佐川急便ごっこなど遠慮したい町田は、小塚の要請をスルー
14 :
スポーツ好きさん :2012/08/17(金) 23:39:58.65 ID:sze8HlR3
「やだ!!みんなもう集まってるじゃない!!」 上空からゆっくりメアリーポピンズのごとく、パラソルで降りてくるジョニ子。 下界の騒動のことなど露知らず。 「そうだ!せっかくだからアレックスにこのポーズとらせなくっちゃだわ!!」 が、片手にパラソル、もう片方に旅行カバンを抱えた現状では携帯すら取り出せない。 「もう!!いらいらするわね〜!!何かいい方法・・・・そうだわ!」 自分の取って置きの魅力的な武器を思い出したジョニ子は大きく息を吸い込んだ。そして・・・・・・ 「えんだーーーー!!!!!!!」 ジョニ子の美声がデトロイトの街に流星のごとく降りそそいだ・・・
15 :
スポーツ好きさん :2012/08/18(土) 20:16:51.18 ID:v/h2Z/Nz
ジョニ子がデトロイトの地に降り立った時、そこに生きとし生けるものの気配はなかった。 そこにはただ死屍累々となったスケーター達の哀な姿が・・・・ ―――――――――FIN――――――――― エマ「やー、今回は終わるの早かったわねー。 次回からは『エマの華麗な額縁ショー』が始まるわよ。お楽しみにね♪」
16 :
スポーツ好きさん :2012/08/19(日) 07:16:23.88 ID:1G1oXDR5
「あ・ほ・か=====!!!」 ジョニ子の投げたパラソルがエマを襲う。 「甘いわね!」 軽くそれをかわすとエマはヒールを脱ぎ捨て素足で立つ。 ジョニ子vsエマ 二人の『仁義なき華麗な戦い』の火蓋が切って落とされようとしていた!
17 :
スポーツ好きさん :2012/08/19(日) 08:12:36.41 ID:UdcRmT64
口に合わない寿司を食べてしまったせいで、気絶していたアレックス。 えんだー怪音波の影響は受けなかったが、姐さん2人の金切り声で目が覚めた。 ´ ` 「みんな倒れてる!何が起きたと言うんだ」  ̄ ふと傍らを見ると、シルバージャケットに黒短パンのジョニ子と 7スレ目だってのに相変わらずジョジョ顔のエマが取っ組み合いしている。 おもしろげなものを見るとつい反射的に撮影してしまう、アレックスの哀しい性・・・
18 :
スポーツ好きさん :2012/08/19(日) 16:13:09.53 ID:wbcOQSEm
「・・・・ううう、なんてことしてくれるのよ〜・・・・」 エンダー怪音波のショックからようやく立ち直った美姫はいち早く現状を把握。 「ジョニーとエマはバトル中でアレックスはそれを撮影中・・・・よし!奴らはこのままでいいわ!」 そしてピンク3人娘とアボをたたき起こし、6.1日目のピンクバスを回収してきた。 「さあ!このバスを華麗なデコトラロケバスとして復活させるわよ!急いでちょうだい!!」
19 :
スポーツ好きさん :2012/08/19(日) 21:20:01.03 ID:swiIu7z4
ピンク娘はいそいそとバスの傍へ。 「今年の流行ってどんなかしら?ベースにピンクは外せないわよね」 「新体操の衣装みたいにたくさん飾り石をつけましょう」 「私はねぇ、今年の流行のキーワードはずばり『イメクラ』だと思ってるのよ」 未来はバス側面に佐川急便のマークを描き出した。 小塚・町田「未来ちゃん!そのくだり引っ張らないで!!」
20 :
スポーツ好きさん :2012/08/21(火) 00:28:12.67 ID:h/WVe54D
一方、エマとのバトルの1ラウンド目を終了したジョニ子。 マイア達が用意したスペシャルドリンクを一気飲み。 「さすがジョニーだね!いい画が取れたよ!」 アレックスの言葉に気を良くしたジョニ子はご満悦。 「と〜ぜんよ!あたしはこのスレの主役でヒロインでDIVAだもの!」 「じゃあ、一休みしたらまもなく完成するロケバスで次のロケ地に向かうわよ!」 「ちょっと!何で美姫が仕切ってんのよ!」
21 :
スポーツ好きさん :2012/08/21(火) 18:34:20.24 ID:vA1Hqr2V
「エマとのバトルの1ラウンド目を終了した・・・って事は、2ラウンド目もあるのか? まさかPV撮影ってエマ&ジョニ子のバトルシリーズ?まさかwないない!絶対ない!」 小塚は怖い想像を慌てて打ち消して、町田の紅茶を奪ってガブガブ飲んだ
22 :
スポーツ好きさん :2012/08/22(水) 02:55:24.41 ID:b370pckT
「あっ!そのお茶は…!」 町田が止める隙もあらばこそ。紅茶を飲み干した小塚が胸をかきむしって苦しみだした。 「げほっ!ごほげほっ!う、うう…あ………ア……アハ…アハン♪」 (なんてことだ!あれは尊敬するランビエールさんになりきるため、 シマウマの涙とオウムの爪を入れて特別に調合したランビ茶だったのに!) 呆然とする町田の目の前で、小塚の変貌が始まった。 「アハンアハンアハンアハンアハンアハン!!!」
23 :
スポーツ好きさん :2012/08/22(水) 14:15:00.39 ID:ky+8Jyd5
Dテン「ステファンはあんなんじゃない」 Pチャン「タカの脳内だとあんな感じなのかなぁ」 イリニフ「ランビ様はもっとかっこいーいーでーすぅーーー!」 マイア「あれは何の集まりかしら?」 リッポン「隠れランビファンの集いかな?」 Pチャン「別に隠してない。まるでちょっとおかしな趣味みたいに聞こえるじゃないか」
24 :
スポーツ好きさん :2012/08/22(水) 20:31:52.53 ID:YXWj5cA0
ランビ愛好会からのクレームを受け町田はしぶしぶ小塚に解毒剤を飲ます。 「・・・・あ””〜酷い目にあった・・・・」 「それはこっちの台詞だよ!せっかく試作品1号だったのに・・・・」 と、いいつつも彼のおかげでまだ改良の余地があることに気づいた町田は、 試作品2号を製作するべく早々に調合を開始する。 「つまんないですぅ〜!もうちょっとでフンド(ふが・・・」 「女の子がそんなこと言っちゃだめ、絶対!」
25 :
スポーツ好きさん :2012/08/25(土) 23:03:11.87 ID:S+MtrjS4
その頃のランビは…とある野生生物保護区にいた。 ランビ「クシュン!誰か僕の噂でもしてるのかなアハン。ねえ君、どう思う?アハンアハン。」
26 :
スポーツ好きさん :2012/08/26(日) 14:48:10.64 ID:LCRZXOFr
Pチャン「ところで、何でアレックスは『妖怪人間』の実写版を撮ってるんだ?」 アレックス「よ、妖怪人間?!」 エマ「ちょっと〜、誰が北村一輝よ〜」 小塚「言ってないし、北村さんはベムやってません」 ジョニ子「ちょっと〜、勿論アタシがベラの方でしょうね〜」 リッポン「何、受け入れてるんですか」 美姫「ん〜、ホラー要素もありかしら?φ(.. )メモシトコウ」 マイア「いったいどんなPV作る気かしら…」 アボ「もしかして僕の出番あるかな?(´・ω・`)」
27 :
スポーツ好きさん :2012/08/27(月) 07:36:44.39 ID:p40/wwCJ
どっちがベラを演じるかでジョニ子とエマは再戦開始していた 「アタシは名実ともにマダムよ!パスポートの写真も妖艶バージョンに切り替えたぐらいよっ」 「知ったこっちゃないわよ!原作者にアタシとあんたの写真送りつけて『ベラはどちら?』って聞いたらアタシを選ぶわ!」 「アンタ顔くどいもんね〜でもメイクしたらアタシも負けてないの!」 「また両津メイク?亭主に逃げられても知らなくてよ♪」 「あれもまたいいっつってんのよ旦那は!キャーのろけちゃった(*ノノ)」 黒い扇をヒラヒラ操り、新体操のボールをぶつけるジョニ子だったが、エマはそれを華麗なハイキックで蹴り飛ばす ランビはすっかりシマウマと意気投合 乗馬には不向きと言われているはずのシマウマにまたがり、群れの長として大地をかけめぐっていた 「凍てつく森じゃないけど楽しいなあアハン!オウムも来ないかなアハン」とんだシマウマ・キングだ
28 :
スポーツ好きさん :2012/08/29(水) 21:48:35.41 ID:ShAwcQhj
ジョニエマ大戦2ndの最中、アレックスは雨合宿のビデオを製作中。 「落ちはジョニーで・・・・と、よし完成!!早速うp!」 「ひでお君、仕事はやいね!」 「ひでお言うな!」 tp://www.youtube.com/watch?v=m1XNhRACVoc&feature=g-u-u
29 :
スポーツ好きさん :2012/09/01(土) 12:24:39.46 ID:vE8g6T74
町田「へぇ、大したもんだな」 Dテン「すごくよくできてる」 アレックス「いやぁ、それほどでも」 みなアレックスのPVに感心しきりだ。 Pチャン「でも去年の雨合宿の写真も見て思ったけど…お前って結構OTAKUだよな」 アレックス「PC組み立てが趣味の君に言われたくないよw」 ジョニ子「こういう見た目の演出力は大事よ。パトリックも見習いなさい。 アンタこの間のショーでも、また衣装を忘れてたでしょ」 Pチャン「(…言えない。あれが本衣装だなんて絶対言えない)」 美姫「こっちのPVも次の段階、次のロケ地に進まなきゃね! アグネス「まだ行った事がないとこがいいな」 サムソン「難しい注文ね」 ギルス「このスレ一日目から数えると大概の所に行ってるからねぇ…」
30 :
スポーツ好きさん :2012/09/04(火) 22:12:58.78 ID:NgpApnHW
未来「今相撲やってる両国がいいですぅ!!」 小塚「(未来ちゃん・・・・・なぜそんなにこだわる?)」
31 :
スポーツ好きさん :2012/09/06(木) 13:44:15.95 ID:mzr9ovYY
プルはみやけんとともにゴルフに興じていた。 その遠くでシマウマの群れが通り過ぎていく。 「今ステファンがいなかったかい?」 「きっと家族旅行の最中やな。」
32 :
スポーツ好きさん :2012/09/08(土) 00:09:02.90 ID:A2jpRdrm
エマはジョンテ・モーニング張りのコスチュームを用意して サカナクションを聞きつつ最後のステップ確認に余念がない。 「次の対戦はダンスバトルだから絶対に負けられないわね!」
33 :
スポーツ好きさん :2012/09/08(土) 06:21:19.99 ID:WmL7uRBq
Pチャン「ところで、メタ情報だけど“フギュアスケーターズの〜舞台裏・2”、もう書き込めないみたいだよ」 小塚「Pちゃんが新スレ作れば?」 ジョニ子「そうよ、パトリック!あんたOTAKUなんだから、さっさと仕事なさい!!」
34 :
スポーツ好きさん :2012/09/08(土) 09:27:09.56 ID:geW3dlpH
ジョンテもどきに進化しつつあるエマに、後輩であるJテンはそっと タイガー&バニーのDVDを手渡す 「姐さん!いっそ炎も扱っちまいましょう!」 「いいわねーwでもフラミンゴ出すタイミング間違えると焼き鳥になっちゃうわ」 一方、ランビはケガをしたダチョウのメスの代わりに卵を温めるはめになっていた 「鳥とはいえ女の子が困っているのを見過ごすわけにはいかないよアハン」
35 :
スポーツ好きさん :2012/09/08(土) 18:46:56.01 ID:I+hjauQO
「あら?ちゃんこ鍋の美味しい両国に行くんじゃなかったの?」 大きなダンボール箱を抱えてレイチェル・フラットが現れた。 Pチャン「なんだ?弟子入りする気か(ドスッ)ぐふっ」 リッポン「まだ決まりじゃないみたいだけど…、レイチェル、その箱は何?」 レイチェル「差し入れのコロラドポテトよ♪ 茹でてよし、焼いてよし、ちゃんこ鍋にいれましょう」 じゃがいもを顔の横に持ってきてCM風ににっこりポーズ。
36 :
スポーツ好きさん :2012/09/08(土) 23:45:51.37 ID:WmL7uRBq
町田は紅茶の調合で悩んでいた。 「うーん…ランビエールさんと言えば、シマウマ・オウム… やっぱり、スイス・アルプスか…」
37 :
スポーツ好きさん :2012/09/09(日) 00:53:09.78 ID:kvHMujIJ
悩む町田の頭をダチョウのヒナが鈎爪でアイアンクロー! 「ぎゃあああああ!!!!」 「おやタツキじゃないかアハン。僕が孵化させた赤ちゃんが暴走してごめんねアハン」 脳天からだくだく流血しながらも町田はランビへの敬意を忘れず、笑顔で握手を求めた 「きょ、今日はオウムじゃないのですね。お久しぶりです」 その手をダチョウのヒナが激しく嘴でつつきまくる 「再びぎゃああああ!!!!」 エマ「あのデカい鳥うざいわね。焼く?」 レイチェル「いいからコロラドポテト焼いて」 乗馬経験者のジョニ子は、ランビについてきたシマウマの群れを飼い慣らそうとしている 「ダーリンとシマウマに乗ってフィンランド杯に行きたいわ〜っ」
38 :
スポーツ好きさん :2012/09/09(日) 10:36:15.79 ID:CJ5mLYCx
「いやああああああ!!!!」 トロントのリンクで羽生の悲鳴が上がった。 その足元には一枚の書置きが・・・ 『カナダのメープルシロップに飽きたので蜂蜜を採りにいってきます。 留守中はテディのお世話をお願いします』
39 :
スポーツ好きさん :2012/09/09(日) 11:45:09.09 ID:KahvmVIH
「ふ、ふふ…ランビさんのダチョウはさすが大らかでフリーダムだなぁ…」 激しくつつかれながらも三度目の悲鳴を堪え再び笑顔見せる町田。 「ランビファンの鏡だ」 と言いつつも、付き合いも三年目となりちょっと慣れてるDテンは、 イリニフをさり気なく安全な場所に避難させる。 「いい絵だわ!スプラッタムービー、いえ、衝撃映像よ!アレックス!」 「がってんしょーち!」 息ぴったりの美姫とアレックスはあらゆる角度から町田を撮影。 町田「撮影する前に治療して下さい〜」 美姫「治療したら血が止まっちゃうじゃない」 小塚「お、鬼監督・・・」
40 :
スポーツ好きさん :2012/09/09(日) 20:49:59.19 ID:udlsTiGh
「監督!ロケバスリニューアル完了いたしました!(゚д゚)ゝ」 「座席は全部2階につけて1階はダイニングキッチンとシャワートイレを完備しました。」 「ご苦労!今すぐ出発よ!」 アボットとピンク娘の報告を受けすぐさまロケバスに乗り込む一行。 未来「それじゃ次の相撲ダンスバトルの会場、両国にゴー!!」 ジョニ&エマ「勝手に決めるな〜!!!」 町田「それよりも・・・・僕に輸血を・・・(カクッ)」 小塚「両国着いたらトマトジュースあげるから、それまで絆創膏で我慢な。」
41 :
スポーツ好きさん :2012/09/11(火) 00:40:48.79 ID:JcbLs7Lq
相撲ダンスバトルの噂を聞きつけ両国に終結する精鋭たち。 成美「ダンスクイーンの座は絶対渡さないかね!」 メリル様「うふふ、いつでもかかってらっしゃい!」 レオノワ「ところで相撲ダンスってなによ?」 佳菜子「家にあった古いビデオに残ってたよ!きっとこれだよ!」 そのビデオには『ひょうきんベストテン』と書かれていた。
42 :
スポーツ好きさん :2012/09/11(火) 08:20:50.90 ID:oUP/hVBa
両国の夏は暑い レイチェル「さあ早くちゃんこ鍋を食べに行きましょう」 町田「僕はどこかで献血を受けるかトマトジュースを飲むかしたい」 佳菜子「あひるちゃんダンスの練習したい人集まって〜!」 ミライ「スケッチの用意はできましたぁ、ダンスでもバトルでもどうぞぉ」 バトル「呼んだ?もぐもぐ」 羽生「呼んでも帰ってきてくれない・・・どこまでハチミツ採集に行っちゃったんだろ」 みな、暑さに負けたのか(いつもの事だが)まとまりがなくなっている ランビ&ジョニ子がしつけたシマウマたちの方が落ち着いてたりする
43 :
スポーツ好きさん :2012/09/14(金) 23:25:10.95 ID:dFfZAWUm
輸血を受けて人心地ついた町田の隣で、羽生が足首をアイシングしながらため息をついている。 「トロントで練習してたらやらかしてしまいました」 「焦らず、ゆっくり治した方がいいよ」 町田が淹れてくれた紅茶で癒される羽生だったが、プーさんの事が気がかりでならない。
44 :
スポーツ好きさん :2012/09/16(日) 21:27:39.83 ID:EusCvv1j
45 :
スポーツ好きさん :2012/09/16(日) 22:36:40.03 ID:FzB4AH0v
「このお茶変わった味だね。なに茶?」 「プーアル茶。『プー』さんがここに『ある』ように…なんてね」 まるで80年代のマンガに出てくる喫茶店のマスターのような町田の気配りに 羽生が一瞬リアクションを取りかねているところへ、一枚の紙がひらひらと舞い降りてきた。 「あれ、新聞…?へえ、大ちゃんロシア行ってるんだ」 「!ちょ、樹くん、それ貸して!!」 慌てて記事を引ったくる羽生。薄い新聞紙を破れんばかりに握りしめ、 ワナワナと震えて写真の一点を凝視する。何事かと覗き込んだ町田が目にしたのは、 モロゾフの毛深い胸にしっかりと抱かれたプーさんだった。 「うおおおおおおおおおおお!」 羽生が吼えた。
46 :
スポーツ好きさん :2012/09/16(日) 22:55:00.51 ID:wVC9LgkR
カコーーーーン。。。。。。ポテッ プル 「あ、またバンカーに入っちゃった」 みやけん「今度はゴビ砂漠かい!毎回きっついわ!」 プル 「ケンジの池ポチャを大変だったよ!」 みやけん「俺のは死海だからまだましやン」
47 :
スポーツ好きさん :2012/09/16(日) 23:13:35.06 ID:opXcUUDa
ジョニ子「あーら大変!プーさんを取り返すためにロシア行かなくちゃね」 大好きなロシア旅行ができると張り切り、ジョニ子は巨大スーツケースに服と化粧品を詰め込む 羽生「行きますとも!でも…足首のケガでロシアまで飛べそうにないです」 ランビ「僕のシマウマを使うといいよ」 ランビは羽生を荒縄でシマウマに括りつけ、ロシアに向けて送り出した 羽生「両国からロシアは遠すぎます〜!」 ランビ「大丈夫、その子飛ぶから」 その言葉を待っていたかのように、シマウマは後ろ足で強く跳躍し空を舞った
48 :
スポーツ好きさん :2012/09/17(月) 00:13:22.21 ID:NC39GP+N
ガコーーーーン。。。。。。バタッ 町田「な、なんで僕だけこんな目に…」 シマウマの力強い後ろ足に後頭部を蹴っ飛ばされ、 せっかく輸血した血を噴水のように吹き出す町田であった。
49 :
スポーツ好きさん :2012/09/17(月) 00:27:38.68 ID:N4+OzXZ0
「このままではこのスレでの立ち位置が失血キャラと決まってしまう」 凹む町田にそっとトマトジュースを差し出す者がいる 「リアルに四大陸選手権のキスクラで倒れるよりいいんじゃない?」 ナンソンである――酸欠の悲劇を思い出しているのか憂い顔 Pチャン「俺も哀しい顔してたら繊細な東洋の神秘イケメンに見えるかな」 チャッキー「おなか減ったの?って言われておしまいだと思う」
50 :
スポーツ好きさん :2012/09/17(月) 17:16:04.50 ID:CBFRsGHJ
メリル「ジュースばっかりじゃ栄養にならないんじゃない?」 成美「バスのキッチンを使ってトマトちゃんこ鍋を作ったよ!」 レイチェル「勿論コロラドポテトもたっぷりよ」 スケーター一同はしばしちゃんこ鍋を囲み黙々と食す。 マイアは甲斐甲斐しく特に町田にはがっつりよそってやる。 アレックス「まあ、旨いんだけどさ…」 アボット「日本まだまだ暑いからなぁ…(;´・ω・`)」 チャッキー「我慢大会してるみたいだ…」 美姫「食べたくないやつは・・・・」 三人「食います、食います、食います!!!」 小塚「(ロケハンのケータリングみたいだな…嫌いじゃないけど。 …結弦は無事にロシアについたかな?)」
51 :
スポーツ好きさん :2012/09/18(火) 14:11:00.61 ID:oSy7RKhp
跳躍力が足りなかったのか、町田を蹴ってしまう瞬間躊躇したのか シマウマはロシアに辿りつけず利尻島の海岸に不時着していた 「まあこういう事になった以上、しばらく休養を取るのが一番です」 うつむくシマウマを慰めつつ、羽生は地元のコンブ漁師に混じって網の補修など手伝うのだった 浜のおばちゃんたちがくれた飴ちゃんはハチミツ味(味覚糖) 「プーさん・・・・寂しくないだろうか?胸毛がチクチクしてお肌カイカイになってないだろうか?」 羽生は遠い空の下のプーさんを思い、口の中の飴ちゃんをコロコロ転がした なお、ジョニ子のスーツケースは優に20を超え、ランビ親衛隊のシマウマたちに逃げ出されていた 「失礼しちゃうわねっ!もう!」
52 :
スポーツ好きさん :2012/09/19(水) 08:32:42.39 ID:ZKVTTBPy
ジョニ子は悔し紛れにBeGoodJohnnyWeir 2 の放送合わせで実況ツイートを展開 「ちょっとアンタら!アタシの艶姿を見なさいよ!絶対絶対絶対!」 怒涛の連続更新に、つぶやき中毒のアボットも苦笑い
53 :
スポーツ好きさん :2012/09/22(土) 17:13:34.55 ID:GEkIsv86
「フィルム撮ってるんすかっ!撮影っすか!姐さん!」 安藤がモロ組にいた頃の弟弟子・アモディオがフランスからやってきた 「遠路はるばるですけどいいっす、姐さんのためなら距離も湿度も気にしないっす! カメラ誰?アレックス?編集はマイアだね?ライティングとかメイクは?音声は? 俺、この夏は映画の主演やっちゃいましたからね〜!なんでも訊いてください!」 「なんか気温が高くなったような気がするの」 マイアは兄にだけ聞こえるように、小声でそっと呟いた
54 :
スポーツ好きさん :2012/09/24(月) 13:20:31.84 ID:oyy0ez5w
アモディオ「で、テーマはなんだ?アレックス!」 アレックス「えーと、バトルものかな?」 アモディオ「だと思った!俺の予想どおりだ!やっぱりバトルだよな。 男だ、男同士の戦いだ!勝利!友情!勝利だ!」 Pチャン「厳密にいうと男同士じゃないけどな」 リッポン「てか『少年ジャ○プ』じゃないんだから…」 町田「ん?一個、違くない?」 Dテン「勝利が二つある」 チャッキー「じゃあ抜けてるワードは…」 Jテン「…フランス人っぽいな(偏見)」
55 :
スポーツ好きさん :2012/09/24(月) 22:26:23.78 ID:xubIvViD
「え、僕がテーマ?主役なんてできるかなあ…でも頑張ってみるよ。もぐもぐ」 お菓子を食べ食べ現れたのはジェフリー・バトル。
56 :
スポーツ好きさん :2012/09/25(火) 07:34:12.60 ID:4IESIEkv
「鮭の昆布巻きはおいしいね、もぐもぐ」 羽生は海岸でシマウマと食糧を分けあいながら海の向こうを見つめる と、いきなりシマウマの背中に翼が生えた ヴァサーッ 「え、昆布巻き効果!?君すごいね!」 驚く羽生を背中に乗せペガサス、いや羽根つきシマウマは改めてロシアを目指した―― プル「あれ?空をシマウマが飛んでいるよ」 みやけん「また適当な事言うてー、君の番やで早よ打って」 太陽を裸眼で見てしまいクラクラしているプルシェンコは、激しくゴビ砂漠を掘り返してしまった プル「ごめん油田湧いちゃった」 みやけん「ほっとこほっとこ!次行こ次!」
57 :
スポーツ好きさん :2012/09/27(木) 00:45:27.28 ID:46vgO4Rd
相撲バトルに備え、エマはカラフルかつ妖艶なマワシを選ぶのに余念がない 「ワインレッドが情熱的でいいわねぇ、ラベンダーも素敵〜あら!ゴールドがあるわこれ頂戴!」 「そちらはジョニ子様のご売約をいただいております」 金色の化粧まわしの横には「如尼子様ご売約」と勘亭流文字名札が! 「きぃぃぃぃっ!また先手をこされちまったわ!」
58 :
スポーツ好きさん :2012/10/05(金) 00:11:44.29 ID:yBz82lKS
ワックスでのお手入れを終えたジョニ子に死角はなかった! 「さあドスコーイ!エマ!かかってらっしゃい!」 「きいいいい!アンタ調子に乗りすぎよっ!」 猛然と突進するエマとがっぷり四つに組むかと思いきや 「あ、ロシア行くんだったわ」 あっさり体をかわし、エマに土をつけて涼しい顔のジョニ子w 化粧まわしをパンティーならぬマンティー一丁に履き替え、モスクワに飛ぶのだった
59 :
スポーツ好きさん :2012/10/05(金) 01:16:19.93 ID:KfLBDJGg
「あれ?ジョニーさんは?」 ジョニ子が旅立った直後、ザンボに乗ったドンブーが両国に到着。 未来「ユズルを迎えにロシアにいっちゃった。」 ドンブー「しょうがないなー、時間がないからフィンランド組みは急いで乗って!」 未来「はーい!」 高橋「あ、みんなこんなとこにおった。モロが大変何だ!」 静雄「どうしたのよ?」 高橋「結弦がモロの胸毛に引っかかってたプーさんとったらモロが動かなくなったンよ。」 美姫「ばかね〜。モロは胸毛が抜けると一本あたり1分間全機能が停止するのよ!」 本田「何だその設定は・・・」 静雄「発毛剤ぬっときゃ大丈夫よ!こっちもとっとと埼玉に行きましょう!」 Pさん「ねぇ〜タカ〜、ラーメンは〜?」 小塚「時間がないからスガキヤのカップ麺でも食べてろ、な!」 Pさん「ラー博・・・」
60 :
スポーツ好きさん :2012/10/06(土) 23:53:00.13 ID:zvbZhd5f
美姫「ところでさっきからやたら写真を撮りまくって、そのつど転んでいる女性がいるんだけど?」 高橋「カメラマンの和歌子さんっていうんだ。スケート靴が苦手なのか必ずパンプスでリンクに入る」 ――そして埼玉スーパーアリーナ―― Pチャン「ラーメン食べ過ぎたかなー」 小塚「衣装盛りすぎたかなー」
61 :
スポーツ好きさん :2012/10/07(日) 20:12:10.12 ID:5+6a+L+s
「シマウマ…僕も触りたかったなぁ、はむはむはむ」 埼玉銘菓十万石まんじゅうを食べながら(←バトルの差し入れ)、 チャッキーは北の空を見上げていた。 そのシマウマが翼を生やし、天馬へとメタモルフォーゼしたと知ったなら、 鼻血を出して喜ぶであろう。 「鼻血…!ケヴィンがそうなれば僕はこのスレの失血キャラから脱却できる!」 地の文に絡むもはや何でもありの町田。 Pチャン「おーいケヴィン、シマウマはいないけど子鹿ならいるぞ。な、バンビちゃん」 と、Pチャンは小塚の肩を真顔でポンと叩く。 小塚「すいませんごめんなさい許してくださいもうしません……」
62 :
スポーツ好きさん :2012/10/08(月) 02:27:02.94 ID:CDdMwlU3
そこに上空からフワリフワリとマオポピンズが降りてきた 舞「あれ?手袋は?」 真央「置いてきちゃった。名古屋に(テヘ)」 と、時系列は前後するがバトル(notスケーター)といえば 名だたるレジェンドたちが一足先に玉アリで繰り広げていたのだが?
63 :
スポーツ好きさん :2012/10/08(月) 20:15:50.19 ID:ePQIaPbp
「
>>62 は最後から2行目でさり気なく小粋なネタバレをしているね?
皆、結果はすでに御存知の通りだが…実に楽しい大会だったよ」
マオポピンズの隣に降り立ったカート・ブラウニングが、雨に唄っている。ダンディだ。
それに見とれてお目目ウルウルのバンビ、いや小塚なのだった。
ペガサスシマウマに送迎させておきながら、羽生もしっかり表彰台の中央に!
「ジョニ子さん〜もっと早く来てくれると思ったのにー」
「大人は忙しいのよ♪うちのダーリンも来てくれてるの。ディナーを一緒にどう?」
「シマウマの駐禁取られそうなんで急いで戻らないといけないんです」
「あら残念!じゃあんたいらっしゃい!」
羽生の代わりにドンブーが耳を掴まれ、引きずられていく。
64 :
スポーツ好きさん :2012/10/08(月) 22:04:54.61 ID:UEwOOaSA
玉アリでは若手スケーターらがレジェンド達を称えていた? Pチャン「おーいケヴィン、子鹿じゃなくて白鳥もいるぞー」 チャッキー「それアラカワさん!失礼だ、よ・・・・うわー!ふわふわー(*´∀`)」 Pチャン「だろ?はねはねー(*´∀`)」 Jテン「全くお前ら子供か、よ・・・・・うわー、ふわふわー(*´∀`)」 荒川「・・・・」 ランビ「流石シズカもてもてだね〜。わーい、はねはねー(*´∀`) 荒川「貴方は止めてね、ステファン(#^ω^)ピキッ」 リッポン「その前に言う事があるだろう…。ジェフ、MWO優勝おめ(ドンッ)うわっ!」 ミハル「バトルさんっ優勝おめでとうございますっ!素晴らしかったです…」 バトル「ありがとうミハル。君も良かったよ。同じ試合に出られて嬉しいよ」 ミハル「(ポタポタポタ…)」 バトル「アダムもありがとう、大丈夫かい?埼玉銘菓『五家宝』食べる?もぐもぐ」 リッポン「イテテ…ええ、まあ…、そのお菓子群は優勝賞品かなんか何ですか?」
65 :
スポーツ好きさん :2012/10/09(火) 00:27:53.23 ID:nD/Osdp2
「バトルさんっ、日本のトンカツはもう召し上がりましたか? スリバチ&スリコギでセサミを細かくすりつぶしてソースに混ぜるのです すると得も言われぬ風味が!ぜひご一緒したいです。是非是非是非!」 テンションageageなミハルの後ろで、そのすりゴマトンカツを 一緒に食べたばかりのリード姉弟が苦笑い(′∀`;):*・゚(`∀`;)・*:.。 「そろそろ背中にクラッシュアイスでも放り込んで熱を冷ましてあげた方がいいかしら?」 「もう少しトークを楽しませてあげようよ。別にジェフも嫌がってないし。つかあまり聴いてないし」 なお、ドンブーはジョニ子+ヴィクター氏の熱々ぶりを見せつけられすぎたせいでうなされている 「GPSロシアまでには回復しないと・・・ってまたジョニ子さん一緒かよ!やべー('A`)」
66 :
スポーツ好きさん :2012/10/10(水) 08:36:34.60 ID:WRLITcgU
そして、打ち上げパーティの席上にて。 モニター画面の中で、ロロとイリヤが動き回っていた。 イリヤ「懐かしいなーこれ」 ロロ「うん、このドット絵がいいんだよねー」 コントローラを手にした二人の前には、塗装のはげかけた古いゲーム機。 本田が「折角の機会だから」と、懐かしの「スケワン」を持ち込んだのである。 ロロ「ここで3A-3Tっ……うおっコケたっ」 イリヤ「隙ありっ、日本刀2A! あ、イーグルに化けた」 ブランクもあってか操作ミス連発、MWO本番なら40点もつかなさそうなグダグダ展開だが 画面を囲むギャラリー(主に男子)からは笑いが絶えない。 ロロ「えーいっ、バックフリップ!……EXじゃないから出ないし〜」 イリヤ「やばっ、クワド出ない、つーかコマンド忘れてるー!」 ヤグ「あんたら、俺にもやらせろよー!」 プル「はいはい、君の順番は崇彦とケヴィンとパトリックと僕様の後ね」
67 :
スポーツ好きさん :2012/10/10(水) 08:56:12.88 ID:PdpLVdkK
ヤグはゲームの順番を思い切り後回しにされ、拗ねて映像チームの元へ行く 「シブタニズと美姫が組んで動画撮影だって?舞台俳優の俺様が友情出演しても構わないぜ」 「その前に映画俳優の僕が」 アモディオが割り込みかけたその瞬間、ジュベールが飛んできた 「ぜひ出演してください!俺が付き人をしましょう。何か入用なものがあれば買い出しもしますし」 「じゃ、コクーン副都心の中に寿司屋あるらしいから折り詰め買ってきて。アナゴ多めな」 「はい喜んで!ほらフロラン行くぞ!何やってんだ!」 「何やってるって・・・貴方に激突されて気絶しかけてたよ('A`)」
68 :
スポーツ好きさん :2012/10/10(水) 11:16:33.30 ID:F8bcqC+F
Pチャン「あ、ブライアン、ついでに俺にテイクアウトのラーメンね」 ジュベ「自分で行けっ!!」 MWO参加の女性陣はお菓子を囲んで和やかに談笑していた。 スル「試合楽しかったわねー」 五人「ねー」 スル「でも、一番会場を盛り上げたのは私よね^^」 荒川「あら?勝ったのは私よ^^」 ロシェ「一番セクシーだったのは間違いなく私ね^^」 サラ「この試合は演出も大事よ。衣装に工夫があったのは私だわ^^」 レピスト「小道具使いは私が一番だったわよね^^」 キミー「一番、復活を待たれてたのは私かしら^^」 六人「・・・・・・・^^」 スル「でも…、楽しかったわねー!」 五人「ねー!」 Dテン「女の人、怖い……」 リッポン「こら、デニス」 アレックス「それだけみんな本気モードだったんだよ。 やっぱりアスリートなんだな。素晴らしい大会だったなぁ…」
69 :
スポーツ好きさん :2012/10/11(木) 01:02:53.48 ID:BnRzotmB
Pチャン「ケヴィン、まだー?待ちくたびれてるんですけどー?」 チャッキー「もう一回!あとちょっとで攻略できるからっ」 ゲームとなると譲らないチャッキーの後ろでPチャンはふてくされている アモディオ「ほら、テイクアウトのラーメン持ってきたから食べな」 Pチャン「おー、ありがと!…ってあれ?スープない!麺が吸って伸び切ってるの?」 アモディオ「ダッシュで持ち帰ったから3分経ってない!最初からその状態だった」 Pチャン「ってことはスープ入れ忘れの不良品掴まされたか…あーあ超ガッカリ」 文句をつけられ涙目になっているアモディオの背後から、憤然として美姫がやってきた 美姫「ぶぶかの名物は『油そば』よ!最初からスープなんてないの!文句言わずによく混ぜて食べな!」 Pチャン「うわ怖っ!ズズズズ…あれ?旨い。味ちょっと濃い目だけど」 美姫「日本の麺類舐めるんじゃないわよ――フロラン、いい買い物をしたわね」 元姉弟子にねぎらわれ、アモディオは珍しくはにかんだような笑顔を見せた
70 :
スポーツ好きさん :2012/10/11(木) 17:31:22.64 ID:4DH3K9zG
『「世界の麺類も忘れてもらっちゃ困りますよ。』 ビルの屋上に降り立つ影3つ──。
71 :
スポーツ好きさん :2012/10/11(木) 20:10:17.04 ID:mW45HhLV
マイア「ええっと…、ラーメン、つけ麺、僕イケメン?」 小塚「マイアちゃん…、ちょっと古い…」 未来(…どうしよう、フィギュア界の駄洒落クィーンの座が危ういわ…)
72 :
スポーツ好きさん :2012/10/16(火) 19:43:46.40 ID:GHrBJ1aO
ピンピロリ〜ン“New Character!!” チャッキー「よしっ、隠しキャラのカートが出たよ」 Pチャン「やった、サンキュ! 早速動かしてみるか」 小塚「いいな〜、並び直すから後で使わせてよ」 チャッキーはさっきから、スケワンの隠しキャラ・カートを出すために奮闘していたのだ。 本田から「ROMカセットのセーブが消えちゃってて、やり直さないと隠しキャラが出ない」と言われ、 小塚が挑戦したがあえなく失敗、チャッキーに後を任せたのである。 小塚「それにしても凄いよケヴィン、半端なく難しかったのに」 チャッキー「昔、やり込んでたからさ。まあ何度もコンティニューしちゃったけど」 ちなみにカートのアンロック条件は「エルビスでクリアまたは対戦4連勝」。 しかし「スケワンでのエルビス」は典型的な「格ゲー上級者向けキャラ」であり、 技性能は高いものの扱いづらく、つまり初心者プレイヤーが使うと残念なことになる。 本田「そういえば昔、岳斗が言ってたなぁ。『ストイコさん本人がクリア出来てなかった』って」
73 :
スポーツ好きさん :2012/10/17(水) 10:32:51.16 ID:mguJTLr3
ヌルメン「せっかく颯爽と登場したのに…」 ケレメン「誰も相手にしてくれない… ;」 メンショフ「われ泣きぬれてイカとたわむる…」 小塚「蟹です」 未来「皆さん恰好良かったですよぅ。サンバルカンみたいで」 本田「し、知らない…」 マイア「そうですよ、藤岡弘さんみたいでかっこよかったですよ?」 町田「初代仮面ライダー、って僕だって教えられてなきゃ知らない…」 美姫「特撮ヒーローもの流行ってるかしら?一考の余地ありね…φ(.. )メモメモ」 アレックス「とりあえず男子の間では今、レトロゲームが大流行です」
74 :
スポーツ好きさん :2012/10/17(水) 19:31:41.65 ID:xJWeq2mv
「ケント〜シアトルのケント〜停車時間は6日と6じか〜ん」 車掌役のDテンに導かれてピンクロケバスはスケ雨会場付近に到着。 そこにはドンブーがザンボで製氷してくれた即席リンクと 待ちくたびれてご機嫌斜めなDIVAが待ち構えていた。 「あんたたち!!!遅いじゃいない!!!」
75 :
スポーツ好きさん :2012/10/18(木) 20:27:13.47 ID:52RTuAHW
リッポン「あれ?ジョニ子姐さん…なんか久しぶり…」 レイチェル「出番がちょっと空いたわね。人のこと言えないけど」 チャッキー「ゲームに夢中で(存在を)忘れてた」 ナンソン「レジェンドスケーターでも盛り上がりましたしね」 Pチャン「ジョニーがいなくてもこのスレは回るって事だよなー」 相変わらず一言多いPチャンにジョニ子は抱擁するふりしてサバ折りを決める。 「素直じゃないわねぇ、パトリックw 本当は待ってたくせに。 アタシが戻ってきたからには、このスレも男子フィギュアも盛り上げてやるわよ!」 「いだだだだだ、離せっ!男子フィギュアは変わったってとこ見せてやんよっ!」 カート「いやぁ、盛り上がって来たね、いよいよだ」 ヤグ「だが、あの二人はスケアメは出ねぇんじゃねぇのか?」 メリル「私たちで盛り上げましょうね、ジェレミー」 アボット「うん、勿論だよ、メリル(´・ω・`)」
76 :
スポーツ好きさん :2012/10/19(金) 09:32:56.57 ID:4k/Jm0ZA
小塚「せっかくデニスが車掌さんをやってくれたんだし、メリルがメーテルをやってよ」 メリル「あら、でも私はブロンドではなくてよ?それに鉄郎役は誰が?」 スケーターズ全員の視線が本田に集中する 本田「えーと、一応確認するけどさ、原作版のもっさりしてる方じゃなく、映画版の方だよね?」 全員「……(無言でニヤニヤ)……」 一方、ガラスのクレアをどちらがやるかで、ジョニ子とエマがどつきあい(何度目だ('A`))を開始。 エマ「アタシ独身よ!クールで憂いのあるクレアそのものじゃないの!」 ジョニ子「アンタのどこにガラスの透明感があるのよっ!」 とりあえずサバ折りから解放されたPチャンは、密かに自国の大先輩に感謝&応援中 Pチャン「(でも、エマ姐さんがクレアはないよなあ)」
77 :
スポーツ好きさん :2012/10/22(月) 17:18:11.93 ID:1hrF6KUR
羽生はホテルの自室で赤シャツ黄色熊紳士と向きあっていた 「これからは無断でいきなり、ハチミツ探しの旅になんてでかけないでくださいね」 「ああわかった約束する。シーズン中のお前を戸惑わせるような真似は決して」 「そういう事言ってるんじゃないんです!」 食い気味に強く言葉を遮られ、黄色熊は肩(あるのか?)をすくめた 「そうだ、お前はぬいぐるみの行方で実力が揺らぐような坊やじゃぁない。すまんな」 「わかってくれたら……それでいいです」 「俺の背中にはぎっしりティッシュが詰まってるぜ。使えよ」 「涙も鼻水も出てないのにですか?おかしなことを言う人、いや熊だw」 「体液の話じゃぁない。スニーカーの爪先が汚れてる。男のオシャレは足元からだぜ?」 「(ボソッ)食えないぬいぐるみだ」→素直に靴を拭く 「なんか言ったか?」 「別に。ところでそろそろ食事にでかけたいのですが」 「ああ、新しい仲間の縞々ペガサスにも飼い葉食わせてやれよな」 「了解!」 しかし羽生がエサをやるまでもなく、町田がいそいそと縞々ペガサスの世話をしていた 「ランビさんもこういう素敵な幻想を見ていたのだろうか…僕は羽ばたき始めの火の鳥です。よろしくね」 蹴られた恨みも忘れて、あらためて自己紹介をしている
78 :
スポーツ好きさん :2012/10/22(月) 21:10:32.26 ID:E31VPENI
Pチャンはちょこちょことレイチェルに近づいた。 「よう、レイチェル・・・えーと、あ、煎餅喰う?」 「あら、ありがと」 「(ぽりぽりぽり)」 「(ぽりぽりぽり)」 「・・・えーと、レイチェル?」 「何?」 「・・・・美味いか?」 「ええ、美味しいわ」 「そうか、それはよかった・・・・ えーと、レイチェル?」 「何?」 「・・・・大学は楽しいか?」 「ええ、楽しいわよ」 「そうか、それはよかった・・・・うーんと、ええっーとー、レイ…」 「でも… スケートも、楽しいわよ?」 「・・・そうか、それはよかった。あ、もっと煎餅喰えよ!」 「ええ、これ本当に美味しいわね(ぽりぽりぽり)」 「だろ!遠慮しないでじゃんじゃん喰えよ!(ぽりぽりぽり)」 チャッキー「テレレテッテッテー!パトリックのレベルがあがった! おんなのこをなぐさめるをおぼえた!」 Jテン「ケヴィンもゲームばっかりやってないでさ・・・」
79 :
スポーツ好きさん :2012/10/23(火) 07:50:01.75 ID:HJgxmD3k
レイチェルはすでにデビュタントを終えた立派なレディである。 煎餅のカスを口元からはたき落とす仕草すら優美だ。 「おいしいお菓子のお礼をしなくちゃね・・・」 静かにPチャンに寄り添い、じっと見つめてきた。 「いやそういうのはこま、でも断るのも失礼だし、それもまた」 Pチャンは目をひんむき、小塚の優勝インタビュー英語部分なみに手をワタワタ動かしまくる。 「あらどうしたの?あなたに似合うか確認するんだからじっとしてて」 キョドりまくりなPチャンの頭に、スタンフォード大学のキャップが乗っかった。 「うちの大学にきたいって言ってたでしょ。かぶりこなせるか今から練習よ」 「学費の関係で・・・でもいつか、本当に入学したいんだ」 「先輩と後輩(予定)で一緒に写真を撮りましょう」 どんな苦境においても決して憂いを見せないチャーミングな笑顔の才媛・レイチェルと これまた笑顔全開のPチャンは、仲良く1つのフレームに収まった。 「キャップネタは万能ね。私もプライベートで使おう」 シャッター係を頼まれた、通りすがりのガオちゃんはさっそく学習していた。さすがこちらも優等生。
80 :
スポーツ好きさん :2012/10/25(木) 11:36:06.03 ID:RQzP3slV
「クリスティーナも頑張ったね、おめでとう。勿論、アシュリーも素晴らしかったよ」 座席の一画をリッポンのリア充オーラで満たしつつ、バスはカナダへと向かっていた。 Dテン「ウィンザ〜ウィンザ〜停車時間は(ry」 本田「展開早くないかい、車掌さん?」 Dテン「運行ダイヤをどれくらい現実とリンクさせればいいかわからなくて…」 若き車掌さんの悩みをよそにぞろぞろと降り立つ集団を見て、悲鳴を上げる青年がいた。 ガチ「うわあああああ!何ですか、何ですか!また何の嫌がらせですかっ!?」 ジョニ子「まあ、ご挨拶ねアーチャ」 プル「えーと、何だっけ?ゴルフの世界ツアーかな」 ガチ「…コースチャ、あなたも被害者ですか?同情します…」 メンショフ「うーん、成り行きで乗車しちゃったけど、 スケアメで4位にもなれたし、案外、縁起がいいかもしれないよ」 ガチ「僕には疫病神の集団にしか見えませんけどね…」
81 :
スポーツ好きさん :2012/10/28(日) 11:17:46.81 ID:pMZOVePg
いつもほどは笑顔が冴えないPチャンに、佳菜子が何やら料理を持ってくる 「佳菜子特製パスタでーす!見た目はアレかもしれないけど味は最高!食べてね!」 「見た目も結構いいよ?つか食うよ――うめー!」 喜んでもらえて佳菜子はニコニコ顔だ 「表彰台おめでとうございます」 羽生の賞賛に、織田は半笑い状態である 「魔法の言葉が半分足りなかったんやー。完璧やったら僕が中央に立ったのになー」 「足りない、とは?」 「信太朗の『パパ大好き』は貰ったんやけど、出しなにバタバタして嫁はんの『ダーリン愛してる』が」 「ハビエル優勝おめでとう!」 羽生はノロケにあてられる前に、同門の仲間を褒め称えに走った
82 :
スポーツ好きさん :2012/10/29(月) 18:08:47.63 ID:T2DyIfM+
キャシー「ハロウィンパーティーのお菓子を持ってきたわよー」 クリス「みんな遠慮しないで食べて!」 とっさに反応したのはレイチェルである パンプキンパイの前に陣取り、瞬時に角度計算を終えて人数分に切り分けてみせる Pチャン「分けてもどうせ全部一人で食って(ry」 リッポンがグレイシー・ゴールドを伴って、ダブルリッポンルッツでPチャンをぶっ飛ばした ジョニ子「ねえノブナリ。アタシもそろそろママになりたくてLadytimerを手に入れたの」 織田「そういうカレンダーがあるって聞いた事はありますけど」 ジョニ子「子宝に恵まれるコツを教えてほしいわ〜」 織田「うーん(苦笑)至上の愛、ですかね」 吸血鬼コスプレのミハルは織田の首筋を狙おうと身構えたが、リア充同士なので堪えてみせた なお、アッコちゃんは町田と鳥同士ピヨピヨと謎の議論をかわしている
83 :
スポーツ好きさん :2012/11/03(土) 21:39:21.76 ID:zIz9/yai
「ま、まずい、着地点がわからない」 若鳥・町田ははばたいたまま上海上空をさまよい中だ。 「まあ、そのうちわかるようになるよー」 「すぐわかるわよ、しっかり者だもの」 先輩鳥2羽が、上海と名古屋でそれぞれほほえましく見守っている。
84 :
スポーツ好きさん :2012/11/05(月) 07:01:26.05 ID:qbNDNDe1
「・・・は〜、こけちゃったよ〜」 上海からモスクワへ向かうピンクバスの車内で町田はため息をつく。 その車内の一角が異様な雰囲気を放っている。 「いよいよ、マダムとしてのデビュー戦・・・気合が入るわ!!」
85 :
スポーツ好きさん :2012/11/05(月) 08:14:06.71 ID:/OdRLCIQ
気合いが入りすぎて、ジョニ子はモスクワの街角で旦那とキス写真を撮影し、Twitterにうpしている ドンブー「ジョニ子さーん、新婚旅行なのか試合に来たのかはっきりさせてください」 ジョニ子「両方よ〜アタシ欲張りなマダムなの」 ジョニ子夫「これで新婚旅行何回目だっけ?」 ジョニ子「機会があれば何度でもwソチにも行くわよ、エスコートよろしくねダーリン!」 町田は「GPF出場権最速決定おめでとう!」という絶賛の雨あられ状態が落ち着かず、 とりあえず周囲の全員に紅茶を振るまいまくっている 町田「ほめられすぎるのに慣れてなくて、キョドってしまいそうになるんだ」 小塚「キョドるくらい気にする事ないよ」 羽生「むしろキョドるくらいでいいんですよ」 ボロノフ「表彰台で隣の選手に衣装ひっかけるぐらいのアクシデントはご愛嬌だよ」 成り行きロシアン2号として、ボロノフはメンショフの隣に腰を落ち着けているのだった
86 :
スポーツ好きさん :2012/11/09(金) 10:27:43.92 ID:iwhbPXCR
今年はロシアでのお誕生日会となり、佳菜子はハートのケーキでお祝い! 「スケート靴が乗ってる!感激〜!」 絶対台乗りしてファイナルにも行っちゃうんだもんね!といつもの佳菜子スマイルのまま 内心は闘志メラメラである 一方小塚にはタカ・バンビ以外に新たな仇名がついていた 「タコ!ニホンの文化の事もっと教えてくださーい!メントスの新味発売ありますか?」 ソトニコワが『タ、カヒ、コ…ちょっと言い難いデス』とか言い出し、知らんうちに略していたのだった 「だからって最初と最後とってタコはないだろ。みんなみたいにタカって呼べよ!」と困惑する 小塚であったが、16歳のロシア人少女にタコ=蛸=見栄えの良くない海洋生物=だから仇名としてNG と説明するのも酷だろう、とほったらかしている(実は面倒くさい) 「よう、オクトパス!ロステレコムでどっちがファイナル行くか決まるかもな!」 21歳カナダ人・ラーメン友達が蛸呼ばわりしてきた時は、容赦なくラーメンの湯切りザルでぶっとばす
87 :
スポーツ好きさん :2012/11/09(金) 19:52:31.15 ID:iRAakeGU
プル「旦那とらぶらぶなのは解ったけど、調子の方はどうなんだい、ジョニー?」 ジョニ子「まあ、あれねー、アタシも年老いたわー、あはは」 Pチャン「年寄りの冷や水(ボソッ」 ジョニ子「って、んな訳ないでしょ!謙遜してるのよ、け・ん・そ・ん!! ちょっとタカ!その湯切りザル貸してっ!!」 小塚「はい、喜んで」 町田「テ○朝のアナウンサーにはやたら愛想いいのになぁ」 織田「やっぱあれちゃうか?ツンデレって奴なんちゃうか」 佳菜子「好きな子はつい苛めちゃう、とか?」 チャッキー「なぁんだ、パトリックもまだお子ちゃまじゃんw」 ドンブー「って、それ不倫じゃないですかっ!た、大変だーー!」 Pチャン「んな訳ねーだろっっ!!!」
88 :
スポーツ好きさん :2012/11/11(日) 18:02:03.44 ID:wUCgotRV
Pチャン「決まっちゃったな〜ファイナル」 小塚「しかも一緒にねw」 Pチャン「ジョニ子姐さんのお見舞い行こうぜ」 小塚「…そっとしておいてあげた方がいいような気がする」 Pチャン「旦那さんもついているし邪魔しないでおこうか」 なおメンショフは一切悪気なく「4位力って何?」とミハルに質問して、困らせていた SPで自分の番が済むなりホテルに帰り、プレカンあるからと呼び戻されるだけの事はある
89 :
スポーツ好きさん :2012/11/13(火) 08:34:15.01 ID:0yq55fgv
デコバスのスケッチに没頭していた未来が静かにペンケースを閉じた 「――では、行ってきますぅ」 NHK杯出場要請を受けた以上、勝負に備えて怠りなく準備をしなければならない 「なんか眩しいなあ」 ひっそりと引退を決めたサムソンは、デコバスの窓から未来の背中を見送った 「これからはまた違った視点で競技を観戦できるじゃない?それもまたよし」 いつのまにかファヌフも隣に座り、窓の外を眺めているのだった
90 :
スポーツ好きさん :2012/11/13(火) 20:38:38.68 ID:jL2sVdSe
デコバスの中では某ファミリーヒストリーの上映会が始まった。 「きゃあ、ちっちゃいバンビちゃん可愛いw」「子バンビちゃんねー」 「バンビはもともと子どもの鹿って意味よ?」「あ、転んだ」 「かわいーw」「かわいーw」「かーわーいーいーw」 小塚「・・・・・・」 ランビ「タカヒコ、何でそんな端っこにいるんだい?もっと女の子達の輪にお入りよ」 小塚「けけけ結構です!」 カート「そうそう、昔はスーツにネクタイの正装で滑ったもんだ。紳士のスポーツだねぇ」 エマ「きっかけが女の子の為なんて、お祖父さんなかなかやるじゃない」 Pチャン「ふーん、タカって負けず嫌いなんだ」 リッポン「って、パトリックもそうでしょ?」 アモディオ「てか、アスリートって大概そうだろ、否、そうあるべきだっ!」 Pチャン「俺は負けず嫌いなんじゃない。負けないんだ」 ガチ「いや…、こないだ負けてましたよね、おもいっきり」 ナンデス「(コクコクコク!)」(←ちょっと涙目)
91 :
スポーツ好きさん :2012/11/14(水) 00:27:25.99 ID:HpzT2X4C
なんとなく影が薄くなってしょんぼり気味のナンデスの肩を抱く仲間が一人いた 「僕は君の気持ちがわかるよ」 町田だった ナンデスの目を見つめ、深く頷いたあと、いきなり上海蟹をくれた 「これ食べていいのかなあ・・・保冷剤がくっつけてあるけどど何日前のかな」 「やめときなさい」 今度はトカチェンコが背後に立っていた なんだかんだでナンデスくんは他スケーターに見守られているっぽいのだった
92 :
スポーツ好きさん :2012/11/18(日) 21:58:31.24 ID:xxlJYF76
無良「なんかこの位置にいるのは落ち着かないかも」 町田「誰でも最初はそうだよ」 無良「そうかなあ…」 無良はエリボン杯の帰り、デコバスに乗って帰国しているのだが ジョニ子の怪我による一時帰国で空いた、薔薇と香水席にご案内されてしまっていた 無良「なんか…表彰台ど真ん中の晴れがましすぎ感とはまた違う違和感」
93 :
スポーツ好きさん :2012/11/19(月) 20:35:57.84 ID:qW80EzCH
無良はキスクラでもないのに父・隆人を同伴させている 「さっき通りすがりのスケートファンと思しき人に『よっ!目玉おやじ!』って 言われたんだけど、あれどういう意味だろうか」 「お父さんの目が大きいからじゃない?」 「言うほど大きくはないよ…なんでかな」 「そりゃあんた息子の衣装がゲゲゲの鬼太」 うっかりPチャンにみなまで言わせずリッポンがサバ折りをかける 「ぐえええ!ジョニ子姐といい、アメリカ人はみんなサバ折りマニア?」 「物騒なこと言わないでくれる?ジェレミー、彼撃っちゃって!」 「よしきた(´・ω・`)」 ノリノリスパイのアボットがPチャンを撃つアクションを演じる 「ああっ!」 なぜかパントンペアが倒れた(そして満足そう)
94 :
スポーツ好きさん :2012/11/20(火) 11:10:33.22 ID:pUjxONzF
「だから主役はアタシだって言ってるでしょ!おどきなさい、ちょっといい男!」 ジョニ子登場。手には八百屋で買い込んだきゅうりや茄子を持っている。 チャッキー「なんできゅうり・・・・これだからジョニ子さんはもう・・・」 Jテン「つーかケヴィン、その発想が下ネタだぞw」 チャッキー「はっ Σ(゚Д゚) うう…orz」 「それで美姫、いい絵は撮れてるの?」 後部座席指定席に座り、音高くきゅうりをかじりながらジョニ子は聞く。 「たいした絵は撮れてないわねー。秘蔵隠し撮りパトリック・チャンの太もも。 ナンソン君くまと戯れる。ナンソン君パンダを股裂き。 ベルネル、ポワリエの金パンツ兄弟」 Pチャン「何、撮ってるんだよ!」 ナンソン「ちょ、ちょっとキスクラでふざけただけじゃないですか(////)」 ベルネル「たいした事ないとはなんだっ!」 ポワリエ「金パンツが被っちゃったのはちょっと恥ずかしかったかな」 パイパー「俺ってセクシー?w」
95 :
スポーツ好きさん :2012/11/21(水) 00:21:44.59 ID:6LfpAHJS
「仙台到着しましたぁ(*≧∀≦*)」 特訓を終えた未来が仙台入り。 その後ろをついて行く男二人・・・・・・ 「ミライ!早速笹かまぼこたべにいこう!」 「僕と一緒に青葉城見に行こうよ!」 2ショットを狙うリッポンと村デーはあの手この手で未来を誘う。 「ありがとう!!じゃあ、みんなで笹かま買って青葉城見に行こう! あと遥やマイアとアグネスと・・・・大輔さんやユヅルも!」 二人「・・・・・・・・・・・」 居酒屋の主人「世の中そんなに甘くわネーヨ!」
96 :
スポーツ好きさん :2012/11/21(水) 19:46:08.70 ID:/waZDLSz
マイア「んもう、アレックスときたら本当に奇天烈なんだからw」 仙台の観光ポスターの前で、コテコテ関西芸人バリにポーズを決める兄に、マイアは苦笑する。 羽生「マイアさんはおもしろい言葉を知っているんですね」 マイア「日本語を教えてくれるのが祖母だから、古い言葉もあるかもしれないわ」 アレックス「節分の時期に来れなかったのは残念だなぁ」 芸人ポーズをやりきって充実したアレックスが会話に参加してくる。 羽生「豆まきがしたかったんですか?おっと、僕に豆をぶつけるのはナシにしてくださいねw」 アレックス「仙台ではローカルルールとして、豆ではなく萩の月というスポンジをぶつけると聞いたよ」 マイア「仙台人は相手が鬼であろうと豆をぶつけることはしないのね。心の優しさに胸を打たれたわ」 アレックス「しかも伊達者だから誰もが白装束で十字架を背負って眼帯をするのだとか。パンク魂かい?」 羽生「……それ全部、お祖母様から聞いたんですか?」 マイア&アレックス「「いいえ、ミキに教えてもらいました」」 羽生「ははは、美姫さんったらw(…まったく、どこまでこじれた嘘を!どこから訂正したらいいんだっ)」
97 :
スポーツ好きさん :2012/11/22(木) 10:43:11.69 ID:hGdgNJ3Q
美姫の大ボラ訂正を断念した羽生は「大人っぽく・男らしい演技」の鍛錬のために 帰宅するなり深夜2時から塗り絵を始めた。そして盛大にはみ出して頭を抱えた 「塗り絵できねぇもん!地味にコツコツと黄色レンジャー塗るのってむずかしいよ」 背後では黄色のプーさんが「その前にスピード・ラーニングを始めんかい」と小言を 言っているのだが、一つ事に没頭しがちな負けず嫌い・羽生にその声は届かない
98 :
スポーツ好きさん :2012/11/22(木) 18:36:26.88 ID:3IunQUbd
美姫「はっくしゅっ、くすん、風邪かしら。何、読んでるの、レイチェル?」 レイチェル「『る○ぶ仙台』よ。 仙台は前も来たけど、ずんだ餅が美味しかったから、まあ、いいわ」 Pチャン「(餅…とも食い…)」 レイチェル「パトリックうるさいわよ」 Pチャン「なんでっ?!口に出してないのに!エスパーかよっ!」 プル「そういえば牡蠣が美味しかったなぁ。またご馳走して貰えるかな?」 ガチ「わかりました。すぐにユヅルを松島に沈め、いや、潜らせましょう。 コースチャ、ユヅルに電話だ」 メンショフ「番号知らないよ…。大丈夫か、アーチャ?ブラック化してるぞ」 パン「そういえば今日11月22日は日本では“いい夫婦の日”なんですって」 トン「ああ…、つまりそれは僕たちの日という意味だね…」 ジョニ子「何を寝ぼけたこと言ってんのよ、このバカップル! いつまで通路に倒れ込んでるのよ、邪魔よっ!!」
99 :
スポーツ好きさん :2012/11/22(木) 22:29:02.26 ID:KBp1iVHd
仲良く朝のランニングをしている未来・リッポン・ドンブー。 リッポン「ワオ!なんだいあの大きな変な猫の看板は?」 ドンブー「マイクを持ってポーズをとってるね。何か意味があるのかな」 リッポン「ねえミライ、あれなんて書いてるか読める?」 未来「読めるよ!『ま・ね・き・ね・こ』!」 リッポン「どういう意味?特別な猫なの?」 未来「うーん、なんか聴いたことあるんだけどなあ」 (うちのお店にも似たポーズの猫の置物があるけど、マイクは持ってなかったし…) ドンブー「マネキ?moneyに関係してるのかな」 リッポン「日本語なんだから関係あるわけないだろ」 ドンブー「そうだよなー、第一、猫がお金持ってても使えないしさ!」 HAHAHAHAと笑い合う男子達。 未来「もーくだらない事言ってないで走るよ!マネキネコの意味は美姫ちゃんに今度聞いとくね!」
アレックス「かわいい猫ちゃんの黒Tシャツを貰ったよ!」 マイア「日本のファンの方って素敵なプレゼントをくださるのね」 アレックス「この猫ちゃんはきっと何かのキャラクターだよ。リラックマみたいにさ」 マイア「あとでミキに聞いてみましょうよ。彼女は物知りだし親切だから」 招き猫にwktkしている日系アメリカ人がまた増えた
エキシの衣装が衣装なだけに、ジジュンはお腹が冷えてしまわないか気にしがちである そんな彼女にミライがホッカイロを差し出した 「これ、日本名物だよー!裏にシールがついてて服の下に貼れるのもあるよ」 「お姉さんありがとう!」 「いや私はあなたのお姉さんでは…まぁいいやw」 気さくな笑顔でお腹をポンポンと叩いてみせるのだった
Pチャン「そういえばケヴィンのエキシの衣装も片そで破けてたよな。 冷えるだろう、ほうらホッカイロだ」 チャッキー「わあ、お兄さんありがとう、って、言うかーーー!! 僕の方が年上だし、あれはああいうデザインだっ!」 Pチャン「……いや、別にノリツッコミは期待してなかったのだが。腕を上げたな」
ナンデス「やれやれ…ファイナル進出を決めたはいいが、さすがに手強い相手ばかりだ」 羽生「はびえるくーん、どうしたの?」 ナンデス「ああユヅルか、ファイナルに向けて挫けないようモチベーションを」 羽生「餅?ずんだ餅は食べた?おいしいよ!」 ナンデス「あのさ、ちょっと落ち着いて僕の話を聞いて」 羽生「よし!わかった!あっちむいてホイをしよう!こないだ教えたよねっ」 ナンデス「(全然わかってない…)ああ、Vサインは拳に負けるんだっけか?勝った方は人差し指を」 羽生「今度は野球拳を教えてあげる!でも女子を交えてするのはまだ僕らには早いね(*ノノ)」 ナンデス「(全然通じてない…なんかわからんが笑っておこう)HAHAHAHAHAHA!」 羽生「はびえるくんは朗らかだなあ!ははははは、僕はやるぜ!ファイナルでもやるぜ!」 とりあえず、二人揃って笑顔で拍手
プル「アーチャ、仙台のおいしい牡蠣はまだ〜?」 ガチ「NRW杯の準備しなくていいんですか」 プル「大丈夫。僕様なんとかしちゃう人だからwww」 ガチ「コースチャ、ユヅルに頼んでくれました?」 麺ショ「彼、携帯持ってないんだねー。なんとか調べてカナダの自宅にかけたけど留守電だ」 ガチ「そうでしょうね、付き添いのお母さんも仙台に帰郷したんですから」 麺ショ「アーチャの携帯に仙台の羽生家の番号入ってたからかけてみたが、拒否られてるね。何したの?」 ガチ「僕が聞きたいですよっ!あー、なんかお腹痛くなってきた」 イリニフ&トカチェンコ「征露丸飲む?なんか不愉快なネーミングで臭いけど効果は絶大」 ガチ「いえ……いいです。むしろ太田胃散がガスター10が欲しい」 Dテン「今忙しいんだけど、何か?」 ガチ「そのテンじゃないっ!あ、いえごめんね」 プル「そんでさ、牡蠣はまだなの?」
ガチンスキーが仙台のおいしい牡蠣入手問題に苦悩している頃、羽生家では―― ゲデ子「仙台はお寿司だけでなく牡蠣単品でもおいしい!生でイケちゃうわ」 羽生父「いつも息子がお世話になっております。ぜひおもてなしさせてください」 ナンデス「ユヅルのお姉ちゃんは美人でいいなあ。お母さんも若くて上品だしさ」 羽生「お世辞いわなくても、ちゃんと牡蠣ご飯のおかわりは用意してるよw」 オーサー「いや社交辞令抜きで実に素晴らしいご一家だ。御礼にアレを披露するか」 ゲデ子「Twitterで評判のよかったポーズね?よーし張り切っちゃうぞ」 ――オーサー・ゲデ子・ナンデスの「見ざる聞かざる言わざる」の真似が大好評!
「
>>89 を読んだ時は他人ごとだと思っていたのだけど」
クリスティーナ・ガオは参考書とノートをきちんとバッグに収め、パッキングを終了した。
「ほんとに出場要請って急に来るのね……今できるかぎりの全力を尽くすわ」
まさかの繰り上げ出場、からのまさかのGPF優勝、来るのか来るのか?
エキシ衣装はしっとり系・コミカル系の2種類とも、スーツケースに収納済みだ。
ほぼ同時刻、ジョニ子はクリスマスデコレーションを済ませた自宅の中央で仁王立ち。
「ダーリン!今年は夫婦としてクリスマスを迎える事ができるのね。アタシ嬉しい!」
「僕もだよジョニ子(よくこれだけ飾り立てたものだ!すごいよジョニ子!)」
ミハル「すっごい飾りっすね。なんか俺までついて来ちまってすいません」 ジョニ子「まあ同門だし、別にいいわよ。夜には帰ってね。 でも、なんでジェフまでいるのよ」 バトル「うん…なんでだろうね…ミハルに聞いておくれよ…(遠い目)」 ミハル「それより何でお前がいるんだっ!ナンソン!」 ナンソン「え?いや、僕はジェフに誘われて、あの…」 バトル「あ、うん、一人じゃ怖…じゃなくて振り付けの話もしたかったからさ」 ナンソン「わあ、有難うございます。まだまだこなせてないですけど…」 バトル「いや、よく滑ってくれてるよ。じっくり仕上げていこう」 ミハル「ジェ、ジェフって… ぬ、抜け駆けしやがって…;」 Pチャン「お前も頼めばいいだけじゃん。ジェフ、俺のも後で見てくれよ」 ジュベ「そうだ、怯むな、突き進め。なんならコーチも頼めばいい」 ヤグ「…それはお薦め出来ねぇがな」 ジョニ子「アンタ達はどっからわいたのよっ!!」
ジョニ子はクリスマス料理の計画を立てたりもしつつ 先輩人妻競技スケーターであるジェナ・マコーケルに助言を乞うたりしてみた 「旦那実家にもターキー分けた方がいいかしらぁ?」 「そこまで気を使わなくてもいいんじゃない?向こうもお返しとか面倒でしょうし」 「そうねぇ。ところでジェナって家計簿つけたりしてる?」 「うーん、そのへんはザックリ把握してるって感じよ。細かい事言ってたら続かないから」 「ザックリと、ね?φ(..)メモメモ。アタシたちはお姑さんが優しくてよかったわよね〜」 「日本では嫁姑の不仲を題材にしたドラマが大ヒットして、実話系コミックスも山ほど出てるそうよ」 「考えられないわよね〜え。恋でドロドロするドラマならいいけどー」 「やーだジョニ子ったらw不倫はダメよ〜」 すっかり井戸端会議モードである ほったらかされた男子スケーター陣は、ミハルが「お義兄さんのオヤツを拝借!」して持ってきた ミスタードーナツの種類の豊富さに驚嘆しつつ、モリモリ食べている
「あ〜もう、今スグ駆けつけて全部屋掃除してあげたいわっ!」 ソチのオフィシャルホテルについての報道を見て、愛用掃除グッズを抱えて走りだすジョニ子。 「君一人じゃ選手全員の部屋掃除は無理だし、電気が通ってないのは修理できないってば」 そしてそれを必死に止めるジョニ子旦那。 「勝手に乗り込んで掃除を始めたら、ホテル側と揉めてかえって選手に迷惑がかかってしまうかもしれない」 「そ、それを言われると辛いのよ……掃除機だけでもかけてあげたいのに〜。・゚・(ノД`)・゚・。」
「ちょいとジョニ子!アタシが華麗なる復活を遂げたってーのに、休んでんじゃないわよっ」 エマは地団駄踏むのだったが、ジョニ子はまたしてもお出かけ中で、その上なぜかスケパシーが届かない 「まったくもう……つまんないじゃないのよ……とっとと帰ってらっしゃいっ!!」
〜某所にて〜 レイチェル「お土産に気が回るようになったのはいいけど、何でクッキーなのよもぐもぐ。 黒海と言えばキャビアでしょもぐもぐ」 Pチャン「だったら食うなよ!俺の小遣いじゃキャビアなんて買えねーよ!」 リッポン「でもこの『黒海に行ってきましたクッキー』って本当にソチで買ったの? 君、いったいどこに寄って来たの…?」 Jテン「そうそう、お土産と言えばエマ先輩からパトリックに預かり物がもぐもぐ」 つ『関大ドリル』 Pチャン「いるかーーー!こんなものーーーー!!」 チャッキー「ザヤるなんて信じられないよ。 ちゃんと計算してれば、 絶 対 に、 間違えようがないじゃんもぐもぐ」 〜また別の某所〜 織田「いだだだだだだだだだ!急に耳が痛いーーーーー!!」 小塚「大丈夫なるくん?!ほら『黒海に行ってきましたクッキー』食べて落ち着いて!」
日本文化通(というか独自のおもしろ解釈を外国人に伝えてしまう)美姫と連絡が取れず、 ミライは両親に招き猫の件について質問をしてみるのだった 「上げている方の手でお客様や売上を呼び寄せているんだ」 「右手を上げているとお金、左手を上げているとお客様を招くのよ」 「じゃあ、マイクを持っている猫は?」 思わぬ質問が娘の口から飛び出し、長洲夫妻は顔を見合わせる 「・・・なんか伝えたい事があるんじゃないのかな?」 「由来が神社やお寺に伝わる伝説の猫らしいし、お告げかもしれないわねえ」 だいぶ前に日本を離れた長洲夫妻はカラオケのまねきねこを知らない 「お告げかぁ・・・また日本に言ったら、あの看板を見たら、耳をすませてみよう」 ミライは日本を再訪するのを楽しみにし、ノートの片隅にキティちゃんの絵を描いた
「心から〜心から、思う君〜が信じてるものが何ですか♪」 ドカーン!!! クリスタル・ケイの歌で日本語を勉強するジョニ子の前に、エマが天井を突き破って落ちてきた 「アタシったらちょっと本気で練習するとこれだからwとんだ堕天使ね?フフッw」 「うっさいわよ!この年増!歌を邪魔したうえに家まで壊して!」 「アンタのヘボい歌の音程ほど壊れてないから気にしないでw」 「気にするわよ!冬よっ寒いのよっ」 「アホほど買った毛皮着ればいいじゃな〜い?または旦那に暖めてもらったら?」 「エマ、アンタ妬いてるの?(憐)」 「んなわけないでしょ!バーカバーカ!ついでに音痴!」 「音痴じゃないわっ!たまに声量と音程が抑えきれなくなるだけよっ」 ジョニ子とエマがアメリカでトンチキな争いを繰り広げているさなか、カナダでは一人の純朴な青年が 重大な決意とともにTwitterへ思いをアップしていた 「二度目の登山への挑戦は……最初の登山の経験があってこそだよ。ありがとう、そしてさよなら」
ジョニ子「アタシもSTARS ON ICE JAPAN TOUR 2013に出演する事になったわー!」 エマ「あらそーなの?せいぜいみんなの邪魔しないようにがんばってらっしゃいな」 ジョニ子「ジョアニーの黒ジャンプスーツ衣装が着てみたいのよ〜」 エマ「アンタが着たら破けるに決まってるわっっっやめなさい!」 ジョニ子「確かにエナメル調で伸縮性なさそうだけど、肩すぼめれば入るわ♪アタシ痩せたし」 聞く耳もたないwktkジョニ子を放置し、エマはこっそりとメールを打った 【絶対】ジョアニーへ:ジャンプスーツ衣装はしっかりと鍵のかかるケースに保管よ!【重要】
ジョニ子「人妻としてめくるめく1年が過ぎて2年目の生活が始まるわ〜!あ、そういえば新年おめでとうw」
2年目を迎えても相変わらずアツアツ新婚カップルなジョニ子んちにクール宅急便が届いた 「あら、ユヅルからだわ。焼いて食べる貝をお祝いに送ってくれたみたいよ」 荷物の中身は大量のサザエだった
エマ「サザエは壺焼き、お造り、佃煮にさざえめし、白ワイン焼きなんかもお薦めね」 ジョニ子「あんたまだいたの!?屋根裏にでも住んでるの?!」 エマ「いいえ、ベッドの下、って違うわよ。 それよりナショナルの打ち上げここでやることにしたから。 サザエ食べきれないでしょう〜?アタシったら気遣いやさんw」 ジョニ子「帰れ」 しかし、既に到着したピンクバスからはメープルっ子たちが。 チャッキー、ナム君はにこにこ元気いっぱい。更にオズモンドはほっぺもつやつや。 チャッキー「サザエ尽くしだって。楽しみだなぁ(*´∀`)」 ナム「僕、久しぶりにケヴィンとご飯食べられるのも嬉しいよ(*´∀`)!」 オズモンド「デザートはクリームたっぷりのカップケーキだって(0゚´∀`)!」 一方、珍しくテンションの低いPチャン。 Pチャン「うう、NYは寒いなぁ…。若い子は元気だねぇ…ゴホッゴホッ」 Jテン「急に老け込み過ぎたろw」 ジョニ子「いいから帰れ」
帰れと言っても帰らないメープルズの説得を早々に諦め ジョニ子は『日本のTVショーでのアタシ出演部分』録画を流して自慢を始めた 「有名な映画監督やV系バンドボーカル兼コメディースターと共演したの そのうち映画出演やバンドデビューのオファーが来るかも〜!」 「なにそれアンタ詐欺かなんかじゃない?」 茶化すエマにジョニ子は反駁する 「詐欺じゃないわよっ!第一アンタの衣装なに?ユヅルのパクリ?」 「違うわよケントのパクリよ」 エマはエマで『アタシもJOYのそっくりさんとして売り出せないかしら』などと野望抱き中
ジョニ子「きゃー、やったわ! アタシの眉毛ちゃんが、ヤッタワァ*.゚゚・*:.。..。・:*.゚(n‘∀‘)η*.゚゚・*:.。..。・:*.゚ いえ待って、眉毛くん?眉毛さんかしら?」 美姫「少し前なら眉毛王子がお薦めだったけど、流行りは過ぎたわね」 ジョニ子「あらミキ、いらっしゃい。調子はどう?」 美姫「元気よ、ご心配なく。練習の合間に編集作業もしてるけど、 そろそろ冒険のひとつでも欲しいとこかしら?」 ナム「何であんなに眉毛が気になるのかな?もぐもぐ」 オズモンド「さっき見(せられ)たショーのメイクも凄かったよね!もぐもぐ」 Jテン「眉毛フェチ?もぐもぐ」 エマ「てかアンタ達いつまで食べてんのよもぐもぐ」 チャッキー「そうだよっむぐむぐ!ミキさんが冒険したいってもごもごっ! ほら、早くそっちも平らげてもぐもぐもぐっ!」 Pチャン「落ち着け、まずはユーロと全米の打ち上げの飯を食ってからだもぐもぐ」
一方ユーロでは――フランス勢各キスクラで応援に熱中し、ペシャラが過労でぐったりしていた 「さっきうっかりトマシュんところも行きそうになっちゃったwwwイケナイ女ね、私ったら」
アモディオ「姐さんやりました!ユーロで三つ目のメダルです!全部、色違いっすよ! ペシャラ「やったわね、フロラン!よく頑張ったわ」 アモディオ「姐さんの応援のおかげっすよ!」 ペシャラ「ふふ、ご褒美にいいこと教えてあげる。なんとユーロのメダルを五つ集めると 巨大なトカゲが現れて何でも願いを叶えてくれるのよ」 アモディオ「ええ!って、やだなぁ、それドラ○ンボールじゃないっすかぁ。 騙されませんよ、HAHAHAHAHA」 ペシャラ「やだ、ばれちゃった?うふふふふふ」 ・・・・・・・・・・・・・・ アモディオ「・・・俺の姐さんになる人ってみんな冗談好きなのかな」 ナンデス「ミキに比べるとナタリーはディテールが雑だけどね。 よくあれでド○ゴンボールだって解ったね」 ミハル「そんな事より早くバトル兄さんにメダル見せに行こうぜっ!」 アモディオ「兄さんじゃねーしw」 ナンデス「僕達、関係ないし(苦笑)」 マヨロフ「(てか、ミハルも別にバトルとは関係ないよな。変な奴!)」
一方、街の片隅のある酒場・・・ 「いらっしゃーい・・・・」 「あら、せっかく今日も来たのに辛気臭いじゃない!」 「ミキちゃん・・・・俺、もうこの店やめたい・・・」 「だめよ!せっかく『どん底から這い上がってやる!』て宣言したあんたのために開いたお店なんだもの!」 「でもお客さん見てよ!!類友呼びすぎ!!」 店内はここ最近の試合でやらかしてしまったスケーターたちでごった返していた。 「いいじゃない!ここで一杯やって悔しさ晴らして次の試合に前向きに向かっていくんだから!」 「・・・・でも、あれはどうなのよ?」 マスター・小塚の指差す方向には、 、 、 、 、 、 今では誰にも名前を呼ばれることも無くなった男が独り佇んでいた。
手術が成功してゆっくり静養しているプルシェンコのところに、クール宅急便が届いた 「ジョニ子からだ!何かな?化粧品だったらヤナにあげよう」 ――大量のターキーサンドだった 某料理対決番組で好評だったため、自慢したかったらしい 同時刻、木原龍一は羽生から翼の生えたシマウマを贈られ頭を抱えていた 「デトロイトで移動に慣れないうちは使ってください、って……無茶だ!」 「まぁどうにかなるよっ」 相棒の成美はまったく動じることなく、シマウマ語と会話するべく勉強を始めている
「うっわ、いきなり四大陸派遣決まっちゃったし!」 ドンブーは大急ぎで各種調整に勤しんでいた。 「まさかまた製氷頼まれるなんて事ないよね?」 ちょっと不安だったりする。 ま、頼まれたらやるけども。
「あ〜ん、ジョニ子〜、(全米)失敗しちゃったぁ ;」 「あ〜ん、ジョニ子姐さん〜、怪我しちゃったぁ ;」 未来とリッポンがジョニ子宅にやってきた。 「全くアンタ達はしょうがないわね。ほら、涙拭いて!はい、お鼻チーン!」 かいがいしく世話するジョニ子の後方からPチャンとエマが声をかける。 「ミライ〜、バウムクーヘン買って来たぞ。これ食って元気だせ。 皮を一枚一枚剥がして食べるのが日本流なんだってな(美姫談)」 「アダムもいつまでも泣いてちゃ駄目よ〜。お兄ちゃんでしょ!」 「・・・・アンタ達、本格的にうちに住みつきだしたわね」 バトル「皆で四大陸を応援しようと思ってさ。僕のナンソンが頑張ってるよ。 あ、これ差し入れの手作りクッキーね」 ランビ「僕のデニスも頑張ってるよ〜。勿論、僕も手作りクッキー持って来たよ」 ジョニ子「アタシの眉毛ちゃんとユヅルも頑張ってるわよ! クッキーなんててんで料理レベル低いわね!その程度で料理男子(?)名乗らないでちょうだいね!」 リッポン「何を張り合っているのかな?…グスグス」 Pチャン「俺も引退したらあんな風になるのかなぁ?取りあえずケヴィン頑張れ〜」
(表彰台のどまんなかの)チャッキー「ケヴィンがんばった!」
(その右隣の)羽生「え、どうしたんですかいきなり」
チャッキー「いや
>>125 のパトリックに応えてみたよ」
羽生「そういうハンパなメタフィクションを……」
チャッキー「ケヴィン日本語覚えるの超がんばった!」
羽生「そこかよっ!」
ジョニ子「日本だとケヴィンはハリーポッターって認識らしいわよ」 Pチャン「えっ。映画間違ってない?」
エマ「ケヴィンはわしが育てた」 バトル「はいはい」 ドンブー「大阪のリンクはわしが育てた(?)」 アーロン「えっ!そうだったの?!」 マイナー「うわあ、それはご苦労さま。ありがとう」
成美「無良父子も拳ごっつんこしてたよー」 木原「今から文句つけに行くの?」 成美「まさかwあれ著作権あるわけじゃないし」 シマウマにニケツで帰宅するようになった二人 成美はシマウマを完全に飼いならし、馬上でディカルトポジションを決めている 『あの姿勢で乗る方もすごいけど、乗せて動じない方もすごいよ!』 木原は成美とシマウマともに尊敬しているのだった シブタニ兄妹は無事演技を終え、ヨドバシカメラで購入した機材の取説を解読している アレックス「これ全部使いこなして映像編集するんだ〜」 マイア「美姫をアッと言わせるすごい動画にしましょう」
ジョニ子宅で祝勝会を開いてもらいつつ、チャッキーはつぶやいた。 「……城が欲しい」 「22やそこいらで一国一城の主になりたいのか!?なんだそのいきなりな野心全開は」 驚くPチャンにチャッキーはファンミで撮ってもらった記念写メを見せる。 「ほら大阪城だ」 「……なるほど、こりゃすごい」 「冒険できてないんだから、せめて城には住んでみたくなるじゃないか」 二人で盛り上がってるところに、エマが乱入する。 「金メダル獲得が一番の冒険よ?もしお城建てたら天守閣は内側を金色に塗ってアタシにちょうだい」 「あげますあげます!ぜひ住んでください(魔除けの代わりに)」 「ちょいとアンタ、( )の中身がなーんか透けて見えるんだけど」 「気のせいですよ〜」
Jテン「魔除けっつーかエマ姐自身が魔では?」 ロゴジン「それは言いっこなし!」
小塚がひっそり営業している残念酒場の扉を元気よく蹴破る者がいた 「どうもーっこんちわー!リラックマ大好き微博大好き自撮りやめらんねーハンヤンでぇす!」 「君にこの店は不似合いだと思うよ」 「そういうのはどうでもよくって!ベルネルさんいますか?あ、いた!やったー! ファンなんです!日本に来てこのバーの噂聞いて超嬉しかったです!」 ぐいぐい寄り添い写メを連写しつつ、サインをねだり握手を強要しハグまでして、ふと真顔になる 「このこと、よそで言わないでくださいね………俺のイメージが壊れちまう」 「どんなイメージ?」 小塚の問いを無視し、ハンヤンはスキップしながらバーを去ってゆく 「なんか、がんばれる気がしてきた――かな?」 ベルネルは苦笑しつつ勘定を済ませ、立ち上がった
元・名前を呼ばれることも無くなった男を見送って 一目で義理とわかるチョコを食べつつ小塚は店の片付けを始める 「そろそろ店をたたむとするか。っていうかたたませてくれよ、ホントに!」
どかーーーん!とジョニ子宅の壁を破壊し、シマウマに乗った羽生、成美、木原が現れた。 「キーッ!アンタ達はまともに玄関から出入り出来ないのっっ!」 「ジョニーさんごめんなさい、テヘペロ。あ、いたいた、ケヴィンー」 怒るジョニ子をさらっとかわし羽生はチャッキーに近づいた。 羽生「あのね、動物好きでしょ。四大陸優勝のお祝いにこのシマウマあげる」 チャッキー「え、いいの?」 羽生「うん、そのかわり練習方法、教えて(ニコニコ」 成美「ちょっとぉ、そのシマウマ私達にくれたんじゃなかったの」 木原「まあ、いいじゃない。ケヴィンも喜んでるし (馬上であんな綺麗なディフィカルトポジションとられたら僕の立つ瀬がないじゃないか。 シマウマにパートナーの座を奪われてしまう!)」 チャッキー「わあ、嬉しいな、ありがとう。嬉しいなぁ…嬉しいなぁ…」 Pチャン「おまえ…、泣くなよw」 チャッキー「泣いてないよ!どんだけシマウマ好きなんだよ!」
城を持つ前に、ジョニ子宅の壁修理を請け負うはめになったチャッキー。 Pチャン「で、俺がまた手伝うわけなw」 チャッキー「ついでにシマウマの飼育小屋も作ろう」 Pチャン「このところ大胆になってるよね?君」 チャッキー「補修ついでに城に改築しちゃわないだけの良識はあるよ?」
チャッキーが飼育小屋でいそいそと翼持ちシマウマの体にブラシをかけるのを ジョニ子は苦笑しながら見守っている 「アタシも乗馬やってたから馬は好きなのよね〜黙認せざるを得ないわ」
チャッキー「名前なんにしようかな〜♪」 Pチャン「ステファンでいいじゃん。元々ランビエールのだしな」 チャッキー「えー…その名前はちょっと…」 町田「何が不満なんだ」 Dテン「失礼極まりない反応」 イリニフ「ランビ様の魅力が解らないなんて最低ですぅ!」 ジョニ子「白黒だしピンちゃんでいいんじゃない」 羽生「ピンちゃんはパンダなんでしょ?」 エマ「じゃあ、イリヤ」 本田「それキリン」 ヤグ「おい、さらっと暴言吐くな」 チャッキー「ん〜、じゃあパトリックにしようかなw」 Pチャン「へ、なんで?」 チャッキー「ほうら、パトリック、そんな所でう○ちしちゃ駄目だよ〜」 Pチャン「やめろっっ!!」 リッポン「パンツ汚さずに済んで良かったねw」
そうして、某酒場 未来「あ〜ん、また携帯壊れちゃったですぅ〜。タカ、新しいの買ってください!」 小塚「今日誕生日の人間にねだることか・・・(−−;)」
チャーリー「誕生日おめでとうタカヒコ!」 ハンヤン「先日はどーも!お祝いにクマ持ってきましたクマ!」 ベルネル「さっきリア充会ってのを作ったんだ。結構会員が集まったよ」 アーロン「僕が一番下っ端なんですwお店の掃除を手伝いましょうか」 ジャン・ブッシュ「僕も手伝ういます。彼女にふさわしい男として成長したいし」 小塚「……頼むから全員帰ってくれ」 同時刻、別の酒場にて ミハル「リア充会の入会案内、きた?」 トラン「きたけど返事出せないよ」 ミハル「……だよなあ」
Pチャン「つーか怪我は治ったのか?怪我なんて誰にでもあるんだ。残念の意味合い違うだろ」 チャッキー「パトリック!僕のシマウマに勝手に乗らないでよ!」 小塚「日本語の微妙なニュアンスまで理解できるようになったんだね。 でも、日本は屋根からじゃなく扉から出入りする習慣なんだ」 Pチャン「お約束だ。いいからラーメン食いに行くぞ」 チャッキー「ポケモンセンター!ポケモンセンターに行きたい!」 Pチャン「ガキ。見ろ、彼女がいなくても雄々しく生きている奴もいる」 チャッキー「ほっとけ!パトリックだってラーメン、ラーメンって 部活帰りの男子高校生じゃないか」 ハンヤン「カラオケ。カラオケ行きたい、ナンソンもそう言っている」 ナンソン「え?!」 アレックス「締めはお好み焼きで!」 小塚「OK、わかった。じゃあ順番に片付けていこうか(苦笑)」 リッポン「…結局、女の子を一人も誘ってないじゃないか。やれやれ。 マイア、たこ焼きデートしない?グレーシーにマックスも一緒にどう?」 マイア「嬉しいwたこ焼き大好き」 ゴールド「たこを焼くの?面白そう」 アーロン「(同じリア充でも方向性が違う気がする… 気をつけよう)」
Pチャン「なんでカラオケボックスのラーメンなんだ('A`)」 チャッキー「文句つけつつ人の分まで奪うなよ!僕のメンマ返して」 小塚「でさ、ハンヤン…ナンソンはいつマイクを離してくれるのかな」 ハンヤン「バラード大好きスイッチ入っちゃいましたねーあと1時間は歌うでしょ」 ナンソン「〜♪(ああ、日本のカラオケは音響最高!僕の切ない声にピッタリ!)」 アレックス「(こっちに合流して正解だったようだなw)お好み焼き最高」 リッポン「たこ焼きも最高wあ、マイアのたこ焼きもひっくり返してあげよう」 マイア「うふふありがとう、上手ね〜グレイシーったらたこ焼きにおやつ入れちゃダメよぅ」 ゴールド「だって彼氏が甘いの好きだし」 アーロン「(いやそういうわけでもな…まあいいや)チョコ入ってるのかーすごいねw」
チャッキーはやっとたどり着いたポケモンセンターを前にクワド跳びそうに なるのを必死にこらえ、入り口で写メを撮っている 「長かった……長かったよ、ここまでの道のりは!」 「ナンソンが20時間もバラード歌い続けるなんて思いもしないものな」 珍しく眼が死んでる状態のPチャンはチャッキーにつられて写メを撮る (当のナンソンは「空気汚染のせいか喉から血が出る」と訴え耳鼻咽喉科へ行った) 同時刻、都内でヘルゲソン姉妹は迷子になっていた 「ねえヨシちゃん、本当にヨッシーアイランドが日本にあるの?」 「ゲームのセンターがあるって聞いたんだもんっ」 情報がざっくりしすぎかもしれない
Dテン「やっぱりランビさん印のタコヤキ器はすごい。おいしくて力の湧くタコヤキをつくり上げる」 世界選手権前にランビのタコヤキ器を借りてきたDテンは、感無量状態 Dテン「あれ?12個焼いたはずなのに、まだ1つしか食べてないのになぜ残りが8つしかないのか」 Pチャン「(モゴモゴ)ん?どした?(ハフハフ)」 Dテン「あ、あなたって人はー!!3つ戻せすぐ戻せそのまま戻せ〜!」 Pチャン「2つしか食べてないよ(モゴモゴ)〜!」 実はタコヤキ・スキヤキ・テリヤキ大好きなチャッキーも、ランビ印のタコヤキを1つ拝借している チャッキー「デニスごめん・・・我慢できなくって、つい。あとパトリックもごめん」
「さて、と…」 ワールド組を送り出し、静かになった店内で、小塚はおもむろにトンカチと釘を手にした。 そしてドアに鍵をかけ、更に板を打ち付ける。 「誰も来ませんように誰も来ませんように誰も来ませんように!!」 ひとつ打っては日本選手のため。 ふたつ打ってはライバルのため。 みっつ打っては3枠のため、祈る方も必死だった。
「素敵だわ!次から次へとアタシの応援する選手が出場するのよ〜!」 自宅観戦しながら怒涛のツイートをするジョニ子は腱鞘炎寸前! 「みんながんばって〜!!!!」 数時間後――ジョニ子は応援に熱が入りすぎて、白目むいて倒れていた 「……疲れちゃったね?家事大変だろうし、僕の実家で少し静養する?」 夫の優しい声に、ジョニ子は息も絶え絶えにうなずいた
プーさんの中身を切らしてしまい、羽生は困惑していた 「外に買いに行こうにももう夜中だし脚も痛いし」 「お困りのようだね!でも僕が来たからにはもう大丈夫!」 ――いきなり部屋に登場したその男の名は―― 「ハビエルマン!」 「…いやそこはスーパーハビエルって呼んでよ」 「それではスーパーハビ!ティッシュを持ってきてくれたんだね?」 「そうだとも!ハイどーぞ(ニコ」 「せっかくのご好意申し訳ないけど、このBOXは大容量だからプーさんからはみ出る…」 「大丈夫!(ぐいぐいめりめり)ぎゅっとプレスしたら入ったよ!」 「ああプーさんが四角い…」 「早く怪我治せよ!ごきげんよう!」 「ハビエルマーン!助けて〜!」 「だからスーパーハビエルだってのに……おやパトリック、どうしたんだい?」 「靴が臭いんだ」 「………ごきげんよう!」 「俺はスルーかよ!おいこら待てよハビエル!」
ピンチに遭遇したみんながハビエルマンに助けを求めはじめた! ジュベ「愛用のウェストポーチを自宅に忘れた!取ってきて」 バトル「僕のリュックも持ってきて!途中のコンビニでおやつ買って詰めて」 カート「バケツ片付けといて」 真央「舞妓さんの格好で京都を練り歩きたいから予約よろしく」 佳菜子「バンケで踊りすぎて全身痛い〜シップ買ってきて!微香性の」 ミーシャ「僕のも!」 高橋「もう1つ追加!」 コストナー「演技中に鼻血が出ないようにする魔法をかけてほしいよ!」 ジジュン「中国にいる間もTwitterができるようにしてください」 コフトン「俺はどうしたらいいんだろう・・・・」 面倒くさくなったハビエルマンは全部聞き流してスペインに逃げた そしてもう一人のハビエルこと、同国選手のハビエル・ラヤくんの枕元に 衣装セット一式をプレゼントするのだった
久々に実家に帰り、ぐっすり眠ったハビーだったが、 翌朝郵便受けを覗き、ガクリと肩を落とした。 フェルナンデスくんへ 破れたマントを縫って、シミ抜きもしておきました。 ヒーローのお仕事がんばってください! ラヤより 柔軟剤仕上げをしてアイロンがけも完璧なハビエルマン衣装が、 きちんと畳んで返却されていた。
モスクワ某所からハビエルマンに緊急電話がかかってきた 「こんにちは、ロシア所属のペアスケーターでタチアナ・ヴォロソジャールと申します」 「(どこから僕の携帯番号を?)よく存じてます。今日はどうなさいました?」 「私たちのコーチ、スタニスラフ・モロゾフがこのたびロシア名誉コーチとして表彰されまして」 「それはそれはおめでとうございます」 「ありがとうございます。で、祝いの席でパートナーのマックスが『ロマネ・コンティの ドンペリ割りタワー』でスタスの功績を讃えたいと言い出しまして、でもお店に断られて」 「ホストクラブじゃあるまいし、なかなか難しいでしょうね」 「場の空気が微妙になってしまったのですが、マックスは『理不尽な忍耐にはウンザリ』『ロシア人は諦めない』と」 「あー……昔いろいろありましたからね」 「今幸せだからいいじゃん、とは私の立場から言い難いわけで、どうにかしてください」 「メインコーチのニーナ女史は?」 「ウォッカ飲み過ぎて寝てます。ああ、マックスが『我慢しながらただ待つのは辛い』とTwitterを!」 5分後、ハビエルは静まり返ったレストランの片隅でドンペリタワーを作らされていた 「誰か僕を助けてくれるヒーローはいないの?胸毛の方のモロゾフはだんまり?(半泣き)」 震える手がグラスをカチカチ鳴らす度、トランコフの鋭い視線がグサグサ背中に刺さるのだった
ジョニ子は友人のエリックが経営するサロンでマレットを切ってみた 「マゲを切ったスモウレスラーのような感慨があるかと思ったけど、そうでもないわ」 ガラッとイメージを変えるにはどうしたらいいのか?セットを変えてみようか? 「そんな時には・・・ハビエルマーン!ちょっとアタシの髪ブローして〜!」 呼ばれて飛び出てなんかゲッソリ、ハビエルマン登場である 「ジョニ子さん、このところスレで影薄いから無理やり呼んでません?」 「そんな事ないわよ失礼ね〜アンタの素人くさいセンスで斬新なヘアセットよろしく」 「無茶言うよなこの人」 ――1時間後―― 「確かにイメージは変わったけど・・・アンタ板前ヘアしかできないの?」 「北米基本スタイルはNG?いっそパトリックや町田の新髪型に挑戦」 「帰って!今すぐ!」
デトロイトに渡った成美&龍一は新たな趣味をみつけたりして 順調に交流を深めていた 成「ピアノってキラキラ星から先に進むのがむずかしいよね」 龍「指まで筋肉痛になりそう」 成「気分転換にガンプラ作ろう!ちょっと塗料取ってくれる?」 龍「素組みだけじゃないのかよ!本格的……うわ、シンナー臭い」 成「あー、頭ボーっとしてきた。ガンダム黒く塗ってムチ持たせちゃえ」 龍「もうそれガンダムじゃないよぅ……かと言ってグフでもないし」 成「国別キスクラ、日本チームはおとなしいなーガンダム持って乗り込むか?」 龍「それやめて!ホントやめてお願い!」
その成美と龍一のもとへ羽生がやって来た 「僕も同感です。寂しいですよね。大声での応援禁止令が出されているとかで、特に日本選手はおとなしくしないといけないらしいですよ」 「えー、そうなのー。さみしーい」 ガンダムを持っての乱入を免れそうだとほっとする龍一 「だから、僕、考えたんですよ。音が駄目ならインパクトのある衣装でおとなしく見ていればいいんです」 え?羽生君も乱入派だったのか?どうやって止めようかと悩む龍一 「見て下さい、ガンダムよりも鮮やかに目を引く衣装ですよ」 羽生が取り出したのは、プーの着ぐるみ、黄レンジャーの着ぐるみ、ハビエルから失敬して来たEX衣装 うわあ、成美はこんなの好きそうだ、どうしよう、と頭を抱える龍一 「ダメよー、中国のキスクラに行けって言われるわよー」 意外に冷静な成美の反応に安堵する龍一
デイジーダック「国別選手権も明日最終日なわけですが」 ピカチュウ「案の定中国はパンダを仕込んできたねーwロシアは猫耳ときたw」 バットばつまる「ISUから応援ではじけるなというお達しがあるとか」 プー「ここは日本だから、それは前振りと解釈しよう」 チップ「なんか文句をつけられたらフランスのエスプリと言い張ろう」 デール「エスプリかなぁ?」 スティッチ「ペシャブル+アモがいないから地味とか言われないよう、最後までがんばりましょー!」
「子供の名前どうしようかなー?タカ、ってどうしてもいれなきゃいけないかな」 「信太郎でよくない?」 プレパパ無良の元にいつのまにか美姫が降臨! 「・・・女の子なんだけど」 「じゃあ崇人子」 「ちょっとは考えて命名してほしい・・・。・゚・(ノД`)・゚・。」 頭を抱える無良の元にメンショフも降臨! 「国別の時ファンからもらった大切なスルメがあるんだけど、よかったらユイノーに使って」 「スルメだけもらってもしょうがないし、しかも水で戻してデロンデロンになってる('A`)」 「一緒にお風呂に入ったら巨大化しちゃって2mぐらいあるけどあげるね!お幸せに!」
無良は悩んだ 妻子のためにも是非ともオリンピックに出たい しかし、思いもよらぬ課題に直面してしまった …ロシアではイカと一緒に風呂に入らなければならないのか! 選手村のバスルームにはイカが標準装備なのか? やだー、そんなの! …いや、いくら何でもそんな馬鹿なことはないだろう 先のGPFやロステレに出場した人からイカのことなんて聞いてないぞ 虫が死んでたとは言ってたが、イカがいてちょー悲しいとは聞いてないもんな きっと大丈夫だ …でも、油断していると、オリンピック本番でバスルームにイカを見つけて焦る羽目になるかもしれない やはり念には念を入れてイカと風呂に入る練習をしておくべきかな… お背中流しましょうか、とか聞いた方がいいのだろうか? 赤ちゃんの入浴よりもイカの入浴で頭がいっぱいの無良であった メンショフがくれた巨大イカのせいで風呂場もいっぱいである 一方、スケーターの間でメンショフにまつわる美談が広がっていた 「コースチャはタカヒトの幸せを祈るために、幻のダイオウイカを獲って贈ったんだって!」 違う違う、ファンからのプレゼントを譲ったんだ、とメンショフが否定しても噂は独り歩きするのだった
トランコフ「やっぱコースチャすげーわ!漢だな!インスタにセクシーノロケ画像載せるし!」 モナリザ・デブモロ・ニーナ「真似しちゃダメ!」 トランコフ「せめて俺がブラジャーを」 モナリザ・デブモロ・ニーナ「絶対ダメ!」
ケヴィン(カナダ在住)は、実は国別の時にフランスチームからプーの着ぐるみを譲り受けていた シマウマのお礼と怪我の見舞いを兼ねて羽生にあげようと思ったのだ ただ、羽生が既に同じ物を持っているのではないかと心配ではあった しかし、いざとなれば羽生のコーチが着てくれると考え、送る準備を始めた 「Yuzuru Hanyu」と宛名を書きかけて、ケヴィンは手を止めた 日本語で書こう!もっと親しみを込めて! ケヴィンは「コヅ」と書き直して微笑んだ 「けがは、なおった?ぷーで、げんきをだしてね!もしも、おなじぷーを もっていたら、コヅのこーちに きせてあげてね」 …?? 数日後、小塚は自宅に届いた手紙とプーの着ぐるみを見て困惑した 「確かに俺も怪我してたけど…でも、俺が元気になる物って、熊じゃねーしっ!」 あー、もうっ!ユヅに転送してやらなきゃいけないのか…とぼやく小塚 しかし、プーの着ぐるみを自分のコーチに着てほしい気が少しするのだった
とりあえず小塚は自分でプーぐるみを着てみた。 「…壊滅的に……似合わない」 メール着信に気づいたので携帯を手にとった。後輩の無良からである。 「イカ好きですか?って……これは前スレからの流れとかそういう含み?彼は前スレ関係ないのに」 判断に迷ったので返信は保留。というか放置。 中京大学OB・学生一同で結婚祝いを送っておいた。
「お前がお笑いに淡い憧れを抱いているのは感じていたが… 止めとけ。人には向き不向きがある。 見る側を痛々しい気持ちにさせるのはお前も本意じゃないだろう…」 結婚祝いの手配を済ませた小塚(プーぐるみ着用)の前にPチャンが現れた。 「うわっパトリックいつの間に!って憐れみの目で見るのは止めてー! 何しに来たんだよ!ラーメンならもう食っただろ!」 「俺がいつもラーメンの事ばかり考えてると思うな。 ちょっと相談があってな。実は俺、生徒会を作ろうかと思ってるんだけど」 「・・・ああ、選手会ね」 「そうともいうな。それで初代会長は勿論、俺なんだがタカには副会長をやって欲しいんだ」 「本当に真面目な相談だ。そりゃあ構わないけど、僕でいいの?」 「うむ、ケヴィンに頼んだらやたらと興奮して、 裏の生徒会がどーの闇の組織がこーの謎の転校生がどーのと、まくしたてられて 何を言ってるのかさっぱりわからなかったんだ」 「はは… で、パトリックは選手会を作って何をしたいんだい?」 「無論、学食メニューにラーメンを追加することだ!」 「帰れーーー!!つか、学食ってどこだーーー!!!」
帰れ、とは言ったものの、生徒会長いや選手会長パトリックが心配で様子を見に来た小塚 「ぷぷっ、その食券の絵!いやいや、食券のデザインもいいが、メニューは大丈夫なのか?」 パトリック「もちろん、ラーメンとサイドメニューに決まってる」 佳菜子「えっ!味噌煮込みうどんはないの?食券の絵を考えたんだからカナの希望も聞いてよ」 麺ショフ「イカ素麺はないの?ぬる麺、けれ麺は?」 いつの間にかスケーターが集まって、ご当地麺を語りだしていた 小塚「あー、もうっ!」
町田「新EXが好評で嬉しいな♪うわっ、なぜこんなところにパトリック・チャンが!?」 P「君には学食の麺類コーナー調理場を任せよう!」 町田「いやあのオフシーズンといえどショーや練習があるので忙しいんだけど」 P「ローカル番組で料理の腕を披露してたよね?リンクサイドで食べるぶっかけ麺は旨そうだった」 町田「なんでそんな昔の局地的な話を…とにかく、断る!」 P「併設のティーラウンジの管理も一任したいと思ってるんだ」 町田(若干食い気味に)「やりましょう」
実家がレストラン経営のミライと村デーが縁の下の力持ちとして参入! 村デー「食券制だとレジの違算が出ないからラクだな」 ミライ「食材の破棄率を下げて利益をあげましょう」 無良「戻したスルメイカを食材として使ってみない?」
コストナー「イタリアのご当地麺と言えばパスタだよ!ナポリタン美味しいよ!」 小塚「あのぅ、日本人の僕が突っ込むのもなんですが、 ナポリタンはイタリアにはないのでは? それにパスタは麺状のものだけじゃないし、麺って言い切っちゃっていいの?」 コストナー「こまけぇこたぁいいんだよっ(≧∇≦)b!」 小塚「(…その顔文字も違うと思うけど、…どうしよう、可愛い(////))」 プル「イカ素麺って美味しいんだなぁ。コースチャ、もっとおかわりくれる?」 メンショフ「試作品を食べ尽くさないで下さいよ」 ガチ「(これ本当にイカなのかな?宇宙人だったらやだなぁ…)」
チャーリー「リフトを6秒以内に終わらせるって難しいよね」 アレックス「ですよね。6秒を厳守する時間感覚が欲しいです」 ポール「リフトが時間オーバーだと凹みますよね」 クリス「学食のメニュー改革は蕎麦を是非お願いしたいなあ」 ポール「何ですか突然。さすがクリスさんも親日家ですよね」 クリス「僕、日本国籍なんで、親日家という言い方はちょっと…」 アレックス「まあいいじゃないですか。蕎麦が食べたくなってきたな」 チャーリー「じゃあ、蕎麦も6秒以内に食べ終わるように頑張ろうか!」 一同「(笑)………!!」 親日家(?)アイスダンサーたちが、新メニューとして「きっちり6秒ごとに給仕されるわんこ蕎麦」を提案した パトリック「えー?めんどくさい!」 小塚「正確に6秒ごとに蕎麦を出せばいいの?給仕係やろうか?」
キャシー「昔のバラエティ番組で、5分以内に鍋焼きうどんを食べるって企画があったのね」 マイア「鍋焼きうどんって熱いのでしょう?祖母が教えてくれたわ」 メリル「コクブンとかいうスケートのレポーター男性(注:アイドルです)が挑戦してたんですって?」 キャシー「5分以内に食べないと、屋台ごと爆破されるのよ」 パイパー「やだおもしろい!ポールがそういうの好きかも」 美姫「というわけで、鍋焼きうどん作ってきちゃいました〜!味噌煮込みうどんとも言うけど」 アイスダンサー男子勢がダッシュで逃げ出した 一同「これぞまさに鉄腕DASH!ってそれどころじゃないって!蕎麦6秒の方がマシだ!」
アイスダンサー男子勢は逃げ出してしまったが、小塚は6秒わんこ蕎麦と5分味噌煮込みうどんの実現を画策していた 「一人では難しい。誰か協力してくれる人が必要だな。 大ちゃんは餃子にしか興味が無さそうだし、 ナル君は…うーん、冷静に数を数えられる人に頼んだ方が良いかな…」 小塚が協力を求めたのはケヴィンと羽生 二人ともきっちりと数える仕事を依頼されて喜んだ 屋台の爆破にも興味津々だ そして、図らずも、プーぐるみを本来の受取人に渡すことが出来て小塚は大満足である
ジョニ子「みんなずるい〜。面白そうな事やってるのになんで誘ってくれないのよ〜」 P「えー、だって学園モノやるにはジョニーはとうが立って(グキッ)ふぃぎゃあああ!!」 ジョニ子「失礼ねっ!日本には『35歳の高校生』とかいるんでしょ! それに比べたらアタシは10歳も若いわよ!」 Dテン「あ、サバよんだ」 Jテン「うん、サバよんだね」 チャッキー「学園モノ?!やっぱりこれ学園モノだったんだね!やったあ! それで裏の生徒会は?謎の転校生…、と見せかけた吸血鬼はいつ来るの?!」 小塚「うん、はい、お客さんが待ってるからきっちり六秒毎に蕎麦いれてね、ケヴィン」 レイチェル「残念ねケヴィン、学園モノは学園モノでもBLよ、ずるずる」 リッポン「ぶはっ!ゴホゴホッ… レイチェルやめて!」 ゴールド「BLってなあに、マックス?ずるずる」 アーロン「ぶはっ!ゴホゴホッ… グレイシーは知らなくていいから!」
美姫「グレイシー、BLとは『美女はループにラブ!』の略よ」 佳菜子「やだ美姫ちゃん、『ルッツ番長』の略でしょ」 アーロン「(ミキ、Lが一つ多くない?カナコはBとLが逆だし…でも助かった…)」 チャッキー「よし、僕は5Loや6Lzを跳びまくる謎の転校生だ!」 小塚「ケヴィン、蕎麦を入れて!」 羽生(プーぐるみ着用)「学園モノですか。高校を卒業してからしばらく経つのでうまくできるかどうか。まあ、頑張ればいいだけの話なんですが」 小塚「ユヅ、味噌煮込みうどんは歯応えが命だ。食べる時間だけじゃなくて調理時間も正確に計って!」 ミーシャ「大丈夫!僕なんて永遠の高校生さ!」 チャッキー「ところでユヅ、プーぐるみを着て味噌煮込みうどんを作るのは暑くない?」 羽生「これもトレーニングのうちさ」 チャッキー「……恐ろしい子!(白眼)」 美姫「ケヴィン、それは学園モノとはちょっと違うわ」
ジョニ子「やだちょっとBLがなんですって?」
リッポン「その話はもう終わりました。さあ調理場を手伝ってください」
ジョニ子「BLじゃなくてもいいけど謎の生徒会で腹に目玉つけて学園を支配したいの」
リッポン「そんな大昔の作品誰がわかるんですか!」
ジョニ子「去年改めてアニメ化されたって話よ?」
プーぐるみ羽生「料理番組で鍛えた腕を発揮するのはいつやるか?今でしょ!」
ジョニ子「そうね今よね!」
全身白レースのショー用新衣装の上に割烹着を着こみ、ジョニ子は乙女走りで調理場へ
リッポン「…羽生くんさぁ、ジョニ子姐さん係はもう君に引き継いでもらうって事でいいかな?」
プーぐるみ羽生「そんな事言わずにみんなでしましょうよ〜その方が楽しいですよ」
ちなみにアーロンはこんな状態で調理に臨んでいる。もちろんトレーニングのうちだ
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レイチェル「マックスは何のトレーニングをしているのかしら? 女体盛りでも造りそうな勢いね」 Pチャン「ラスベガスの寿司BARとかにいそうだな」 小塚「あくまで学食だからっ!変な発想はやめて!」 「ねぇねぇ、パトリック〜」 ゲデ子が小走りに駆けてきた。 「学食なら皆で制服を着るべきじゃないかしら。どお?似合う?」 ブリトニー・スピアーズを意識したデザインの制服でくるっと回ってみせる。 Pチャン「(上を向いて)…うぐ、ひひんじゃなひかな」 小塚「(上を向いて)…なひすあいでぃあだほ」 羽生「(上を向いて)…まひがいなひね」 ナンデス「(上を向いて)………」 ゲデ子「もお!ちゃんと見て言ってよ。ふざけないで」 美姫「見たからああなってるんじゃないの?」
美姫「しょうがないわね、タカちゃん、ちょっと貰うわよ」 小塚「えっ、何?僕の服の袖に何かあるの?うわっ、今度は背中?」 美姫「あれ?タカちゃんの服を触ってもティッシュが出て来ないよ?今、切らしてるの?」 小塚「もともと入ってないよ!」 美姫「じゃあ、ユヅのプーさんを借りましょう…やだ四角いのね、このプーさん」 羽生「ああ、ほれは、はびえるまんの、せいなんれす…」 ナンデス「つげぐちは、やめろぉ…」 P「えー、ゴホンゴホン、学食改革と同時に制服改革をやるぞ!」 小塚「学生に華美な服装は必要ないよ、普通が一番だ」 ジョニ子「何言ってるのよ!学生だろうが何だろうが、乙女は乙女らしい服装を追求すべきでしょ!」 プル「金パンツ!男子スケーターの制服は、金パンツに決まりだね!」 未来「褌は駄目ですか?」 小塚「ミライちゃん、褌の話は大分前に終わったんじゃ…」 メンショフ「制服で動物を飼育するのも良いものですよ。イカとか、イカとか…」 美姫「蜘蛛や蛇もお薦めよね」 チャッキー「女子の髪型はポニーテールかツインテール!」
ジョニ子「みんな、乙女に相応しい制服を考えるのよ!」 佳菜子「乙女はお菓子が大好き!桜餅みたいな制服って良くない?」 羽生「乙女じゃないですけど、イチゴのお菓子みたいな服は繰り返し着たくなりますね」 真央「乙女はフワフワモフモフも大好き!そんな制服だと毎日が楽しいよね」 ジジュン「ケヴィンさんはポニーテールかツインテールって言ってましたけど、乙女は三つ編みお下げだと思うんです」 ジョニ子「みんな、いい子ね!全ての意見を合わせれば素晴らしい制服が出来るわね!」 Pチャン「え?全て合わせるの?」 小塚「ユヅの制服はプーぐるみでいいんじゃ…」
同時刻、学食の厨房にて 無良「みんな、どこに行ったんだ? イカがまだだくさん、イカ素麺になるのを待ってるのに・・・」
その頃、龍一は明子と一緒にロッククライミングに興じつつ ポエムを口ずさんでいた リフトにも負けず ツイストにも負けず スロージャンプにも デススパイラルにも負けぬ 丈夫な筋肉を持ち いつも成美とダンスバトル そういう人に私はなりたい
デトロイト組のロッククライミング後はBBQタイムである 鈴木「悪いけどタカちゃん借りるわよ〜」 制服決定会議に巻き込まれたくないという本能が働き(さすがベテラン) 働き手だけキープして食堂から逃走した。 小塚「ティッシュケース扱いの次は料理人かよ」 文句をつけつつ、背負ったリュックを下ろす間もないまま調理している 成美「人体と同じ大きさのガンダム作ったんだけど、着てみる?」 小塚「そういうガンプラ遊びは感心しないな」 成美「さっきアリッサに着せたら大喜びでスピンしてたけどー」 小塚「よその国の選手で遊んじゃダメ!」 やっとプーぐるみから解放されたと思ったら、次はガンダムぐるみだ でもそれで他国の女子選手を救うことができて、安堵する小塚だった 成美「エヴァンだったらエヴァンゲリオン着せるところだよねw」 龍一「よその選手で遊ぶなって言われたばかりだろ」
本田「だがちょっと待って欲しい。制服とはある程度の制約があるからこそ萌え… いや、良さがでるのではないだろうか」 制服決定会議は佳境を迎えていた。 本田「無論、これはしばしば衣装等も考慮するスケーターとしての意見だが」 トン「成る程。隠されていた方がより萌え…いや、女性の美しさが際立つな。 俺もスケーターとしての観点から賛成だ」 アモ「そっか!最初は隠してた方が脱いだ時のインパクトが大きいもんね!」 チャッキー「でもスカート丈は短い方がいいなぁ。露出はニーハイで抑えればいいよ! 勿論スケーターとしての意見だよ!」 ブルザ「ガータベルトも可にしよう。言うまでもないがスケーターとしての意見(ry」 ペシャラ「男って本当に馬鹿ね」 メリル「隠してた方がいいのなら男子はフォーマルにしましょう」 テッサ「CD廃止以来、男子のタキシード不足は深刻よね。そうしましょう」 Pチャン「ええ〜、めんどくさい〜!」 リャザノワ「色は学校指定のピンク一択にしましょう!」 ボブロワ「それは止めときましょう ^ ^」
Pチャン「タキシード柄のTシャツってナシ?」 ライサ「ペンギンみたいかもしれんが、全身タイツとか?」 Dテン「無精しないで着ればいいのにー」 コンテ「オシャレと機能は相反する事も多いが、君はがんばってるよね」 小塚「で、このビームサーベル本当に使えるの?」 成美「水鉄砲になってる」
プーぐるみ、ガンダムぐるみを経験した小塚に 少しずつ着ぐるみを愛する気持ちが芽生えてきた 実は、次はどーも君を狙っている
P「ちょっと意見をまとめよう。タカ、今までのことを要約して」 美姫「あっこちゃんに連れられて行っちゃったわよ」 P「あーもうっ!こんな時のためにタカに副会長を頼んだのに。じゃあ、ミーシャ」 ミーシャ「え?えーと、要するにチラリズム?」 P「そこが要点なのかよ!高校生がそんな言葉を大声で言うなー」 ミーシャ「同い年だよ!」
ジャケットは桜餅グラデ・ミニスカ&ニーハイはいちごケーキっぽい斜め段差カラー 全体にフワフワモフモフがついている(断じてカビではない) 3本の(ポニテ1本ツインテ2本)三つ編みが触角のように頭から飛び出す 「全部まとめてみたけど、思ってたのとちょっと違うわね」 モデルのジョニ子がガーターを直しながら首を傾げると、他の乙女組もキョトン顔になる ジョニ子の白レース衣装を着せられているランビもいつのまにか混じっていて 「アハン、僕が今着ているのが男子の制服なんだって?」 と衝撃発言をし、男子スケーターズ(除:羽生)を恐怖のどん底におとしいれている プル・ベルネル・ポワリエ「それなら体操着こそ金パンツって事でいいよね」
制服決定会議には行かず、学食の厨房を守る無良 巨大イカがイカ素麺になる前に傷んでしまうことを心配している 良いことを思い付いた 小塚に送るのだ デトロイト組のBBQで焼いて食べてもらっても良し (なぜかBBQをやっていることを知っている無良) ちょっと気が早いが、自分の代わりに結納に使ってもらっても良し! 以前、イカ好きですか?のメールを放置されてしまったが、気にせず送ることにした
羽生「乙女系制服自体に異論は無いから、ちょっと会議を抜け出してもいいよね?」 そこへ大型バイクに乗った荒川登場! 羽生にヘルメットを渡し、後ろに乗せて颯爽と発進! 風を切りながら荒川が話し掛ける 荒川「シマウマも良いけど、バイクも良いでしょ?」 羽生「(良いですね…と言いたいけれど、スピードに負けて声が出ない…)」 声で返事をする代わりに、羽生は「イイデスネ」とヘルメットを5回揺らすのだった 断じて「アイシテル」ではない 二人でラジオ番組録りである 自分の話を録音してもらうのは興味深いことだった この経験を生かして、来季のEXの曲をハビエルマン方式にしようと羽生は決めた 自分の語りに合わせて演技してやるぜ!ハビエルよりも面白くしてやるぜ!
デトロイトに巨大イカが届いた 「たっくんからだ!せっかくだからおいしく料理して送り返してあげよう」 鈴木の提案に全員が大賛成! 「奥さんが産後でまだ本格的に家事復帰できないんだろうね」 「だったら素直にSOSくれりゃいいのに、黙って送ってくるなんて水くさいよ〜」 「生まれた赤ちゃんって男の子だっけ?だったらガンプラも送ってあげようか」 「女の子なんですって。フワフワなぬいぐるみにしましょうよ」 賑わうデトロイト組の中、小塚は黙々と調理に明け暮れるのだった 結果、無良家に500kg近いイカゴロ焼き+ガンダムのぬいぐるみが届くこととなった 「なんで戻ってきちゃうかな〜!?(こんなぬいぐるみ初めて見た・・・)」
スタジオから意気揚々と去っていく羽生を見送り、荒川は満足気に頷いた 羽生は生まれ持った才能に加えて、意欲も素晴らしい 若い内から様々な体験をし、なんでも貪欲に吸収していってほしいと願う 彼に貸していたヘルメットを片付けようと手に取り、ふと見たところ 破NEW愉鶴瑠 参上!滑走上等!! +キノコのイラスト と黒マジックでメッセージが殴り書きしてあった 「バイクに誤ったイメージを……そして漢字チョイスのセンスがひどい」 またキノコのイラストが妙に上手いところが、絶妙なイライラポイントなのだった
ヘルメットをきれいにさせるため、羽生を探しにスケーターハイスクール(でいいのかな?)の正門に大型バイクで乗り付ける荒川 ジョニ子「まあ!乙女の園にあるまじき事態!」 スケーターたち「(いや、ここ、女子校じゃないし・・・)」 チャッキー「大変だ!みんな、謎の転校生とか言ってる場合じゃないよ!」 スケーターたち「(そう言ってるのはケヴィンだけだよ!)」 ジョニ子とチャッキー以外には荒川の登場は好評! 鈴木(無良の様子を見に一時帰国、一緒にイカを頬張っている)「モグモグ、しーちゃん、かっこいい〜」 無良「うちの子は女の子だから自分みたいなクルマ好きにはならないと思って寂しかったけれど、荒川さんを見ていると望みはあるかもしれないな、モグモグ」 メンショフ「モグモグ、イカは焼いても美味しいね」 本田・トン・アモ「ねっ、言ったとおりでしょ!普段隠されているからこそ、ヘルメットを脱いだ時の女性の長い髪がひときわ萌えるんだ!・・・あいたたっ」 ヘルメットで三人を小突く荒川 当の羽生はどこへ?
「ユヅの居場所ですか?」 ハビエルマンに詰め込まれた大容量ティッシュが男子スケーターたちに消費されてスリムになったプーは言った 「……ここだけの話ですが、四月の初め頃、気になることを言ってたんですよ」 荒川たちがプーの言葉に聞き入った 「向こうも俺に会いたいって言ってくれた!とか、 やったー、両思い!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆とか、 でも向こうは結婚してるから、簡単には会えないよね……とか、 そんなことを言ってました」 プーの爆弾発言にどよめくスケーターたち 羽生不倫逃避行疑惑か⁉ ジョニ子「ななななんて破廉恥な‼これこそ乙女の園にあるまじき事態‼」 プーの言葉に衝撃を受けるあまり、今回は誰も「ここは女子校じゃない」と突っ込まない そんなスケーターたちの中で、一人冷静な日本通チャッキー 「それ、日本のプロ野球選手のことでしょ?WBCにも出てた…… たしかユヅが大ファンなんだよね 名前は、えーと、ミヤケン先生じゃなくて……」 日本人スケーターたち「マエケン(前田健太)か‼」 美姫「そういえば、スポーツ新聞で、前田投手がユヅについて好意的に語った記事を読んだことがあるわ」 なーんだ、びっくりさせやがって‼と、再びプーに大容量ティッシュを詰め込むハビエル プーはまた四角くなった
「マエケンさんにおめでた祝いを贈らなきゃ〜!」 日頃は年の割に冷静な羽生であるが、長年応援している広島カープ、 それも大好きな前田選手関連となると、メーターが振り切ってしまう せめて生まれてからにすればいのに…彼の祝いたい欲はもう止められない
明子「たっくん、イカはどこへ行ったの?」 メンショフ「見当たらないんだよ」 無良「え?巨大イカがそんなに簡単に無くなるはずが・・・あれ?本当だ」 冷蔵庫にしまってあった500kg近いイカゴロ焼きが消えている その頃、羽生はおもちゃ屋で次々に品物をカートの中に入れていた 「ふふふ、プーのぬいぐるみを大中小とりまぜて10個! それからプーの着ぐるみ! 赤ちゃんとマエケンさんと奥さんの分を、洗い替えを考えて3着ずつ! もちろんプーのティッシュケース!各部屋1個ずつでしょ、あと、車の中とか球場のロッカーとかに置いてもらっても良いな! 20個くらいでいいかな? ヒーローインタビューの時にプーを持ってくれると嬉しいな! えーと、それから、プーのタオルでしょ、ハンカチでしょ・・・」 実は、500kgのイカを売り歩いていた羽生 見事に完売 売り上げは全てマエケンのおめでた祝いに使うつもりだ 無良さんも巨大イカの扱いに困っていたし、ちょうど良かったよね!とご満悦の羽生
「待ちなさーい!」バイクに乗った荒川がおもちゃ屋に登場! 荒川「無良君のイカを勝手に売ったんですって?」 他のスケーターたちも荒川を追ってやって来た 無良「食堂で使ってもらおうと思ったんだからそれはいいんだけど、それにしても…」 織田「…おめでた祝いにプーさんグッズをたくさんっていうのはちょっと…」 山のようなプーグッズを泣く泣く売り場に戻す羽生 ジョニ子「シズカのバイク、結構いいじゃない。馬に乗るのと似たようなものね」 人気スケーターがおもちゃ屋に集まって騒ぎにならないかって? 心配ご無用、ジョニ子のレース衣装を着たままのランビが囮になって買い物客の眼を釘付けにしている
前田健太選手へのおめでた祝いを諦めざるを得ず意気消沈する羽生 カープ愛や前田選手愛を表すことができず悲しく思っている また、プーがまるで自分が人妻にうつつを抜かしているような言い方をしていたと知り 冗談でも腹が立つとモヤモヤするのだった この気持ちをどこに向ければいいのか? 羽生は考えた末にプーが寝ている間に裁縫道具を取り出し、 彼の赤い服の前面に「CARP」、 後ろに「MAEDA 18」と白い刺繍を施すのだった
「下手な刺繍だ……おっと、針で指を刺したのか?俺の服に血がついてるじゃないか」 裁縫上手な母親に頼まず、羽生が自力で刺繍に挑戦した事に気づき、プーさんは目を細めた 慣れない裁縫で疲労困憊しベッドで熟睡している羽生の指は、絆創膏だらけになっていた 「お針子さんって素敵〜!タナバタのお願いごとに『アパレル会社で起業する』って書けばよかったわ」 「浮かれっぱなしのジョニ子姐さん、何か大事な事をお忘れではないですか?」 アーロンから控えめな(まだ探り探りらしい)ツッコミが入る 「なんのことかしらぁ?」 「お誕生祝いしようにも、ご本人が知らん顔してたらやりにくいって話」 「ああ、アタシの25歳のお祝いね!ありがと〜」 「え、ホントはにじゅうく、う、ぐるじい……」 アーロンはジョニ子にフワフワなファーで首を締められ悶絶した
「遠慮しないで言ってくれれば、ちゃんとお祝いしたのに…。ほら、プレゼントだ」 Pチャンはジョニ子に大量の仙台牛を渡す。 「ユヅルに頼んで取り寄せてもらった」 「やだ…、パトリック熱でもあるの…?」 思わぬ人からの思わぬプレゼントにジョニ子もときめいてしまう。いけない、いけない! 羽生「でもなんで仙台牛だったのかな?美味しいけどさ」 Pチャン「肉は今年しか送れないからな」 リッポン「それってどういう意味……あ」 アーロン「あ」 ナンデス「あ」 チャッキー「あー!わかった!にく、29、にじゅうきゅうの語呂合わ…(ゴスゥッ!)ぐはっ」 ジョニ子のトーキックが綺麗な角度でチャッキーの鳩尾に決まった。 チャッキー「何で僕だけ…お肉あげたのパトリックだし、皆も同じこと思っ…た…のに…」 Pチャン「俺は何も言ってない」(←退避済み) リッポン「僕も」(←退避済み) ナンデス「右に同じ」(←退避済み) アーロン「以下同文」(←学んだ)
ジョニ子「今季はユヅルの衣装のデザインをしてあげるんだったわ!
この素晴らしくおいしい仙台牛にちなんで、白黒牛柄にしようかしら」
羽生「それホルスタインですよ?乳牛であって肉牛ではありません」
http://sasakikoshi.com/img/087_01.jpg 羽生「これぞ、仙台牛です!」
ジョニ子「だったら衣装は黒?そして雄々しい角をつけて」
羽生「牛から離れてくださーい」
シマウマが物言いたげに羽生を見つめ、次に現飼い主のチャッキーを見つめた
チャッキー「ゼブラ柄とかないから……いや、君が嫌いってわけじゃないんだけど」
ランビが軽く咳払いする(アハン)
「ん〜、演目的にはホルスタイン(?)柄は有りなんだよな…。 でも、ハードル高いよなぁ…」 ジョニ子と羽生のやりとりを聞いて自分の衣裳を考えるリッポン。ちょっと思案顔。 Pチャン「お前は衣裳どうこうよりも、まず“髪の毛伸ばして〜!”って思われてるぞ。 ファンだったら絶対だ」 リッポン「お、おまゆう…!!」 「…ケヴィン、ケヴィン」 含み笑いの美姫がチャッキーを手招きする。 美姫「日本には『ゼブラーマン』っていう国民的ヒーローがいるのよ。 日本通だったらゼブラ柄を蔑ろには出来ないわね」 チャッキー「む。お母さんになってもその趣味は変わらないんですね。 僕は騙されませんよ!日本の国民的ヒーローといったらキヌガサに決まっています!」 小塚「……それはそれで騙されてるよ、ケヴィン」 羽生「ええ〜、何でですかぁ〜?!」 美姫「『ゼブラーマン』だってちゃんと人気あったじゃない〜」
そんな羽生のために衣笠丼を用意し、町田は食堂でゆったりティータイムを楽しむ 「油揚げと青ネギの卵とじ丼じゃ、地味すぎて集客できないだろうか」 「派手にするならアボカドのせてエディブルフラワーを飾ればいいと思う!」 ミライがアメリカのスシレストラン的な改善提案を出してきた 「うん………そうだね」 とりあえず食用菊のおひたしと浅漬けでも添えておこう、と町田は心の中で決めた チャッキー&美姫のやりとりを横で聞いてたリッポンは、脳内で 「ゼブラ ゼブラ 白黒つけろ♪」という主題歌がエンドレスで回りだしイライラしている 「ららら お前の命日だ〜♪」 Pチャンが追い打ちをかける
羽生の衣装のデザイン画を描いては消し、描いてはくずかごに放り込むジョニ子 プー「ジョニ子さん、調子はどうですか?」 ジョニ子「困ったわ…以前のロミオとは違う斬新なものにしたいのだけど、どうすればいいか分からなくなってきたの」 ジョニ子は、プーの服に目を留めた 「あら、今日は刺繍が入っているのね。CARPですって?」 CARP…コイは、滝を登って龍になるのよね! その若い情熱こそ、今回のロミオのパッションだわ!! 満面の笑みをたたえて、衣装の試作品を羽生に着せるジョニ子 映画の中から抜け出してきたような衣装に、大きな「コイ」の文字! ストイコ・ベルネル「僕たちの精神が受け継がれて行くのは嬉しいね!」 チャッキー「僕ももっとクールジャパンプロをやるぞ!」 キャシー・クリス「私たちも負けないわよ!」「オリンピックでクールジャパン合戦をすることを目標に、お互いに頑張ろう!」 普段はどんな衣装も堂々と着こなす羽生だが、今回は泣きそうである 日本通チャッキーが、「ライオン(ライーヨー)、トラ、コイか。みんな日本のプロ野球が好きなんだね。ユヅ、カープ衣装で良かったね」 と無邪気に微笑んで、さらに追い討ちをかけるのだった
羽生の衣装の試作品を見て「クールジャパン的なことでは負けない」と盛り上がったキャシーだったが、さすがにロミオ衣装に「コイ」は無いですわよー、と思い直した ジョニ子さん、ちょっと迷走してますわね。自分を見失っている時には、おいしい物を食べて落ち着くのが一番ですわよー そう考えたキャシーは、大きなスポンジケーキを焼いて来た 「皆さんでこれをデコレーションして、ジョニ子さんにあげません?遅くなりましたけど誕生日ケーキの意味も込めて」 その声に応えて、バトルが様々なお菓子をケーキの上に散りばめ始めた 色とりどりのういろうを並べる名古屋スケーターズ ずんだ餅を積み上げる仙台スケーターズ 餃子を並べようとして怒られる橋大輔 高橋成美「ジオラマみたいになってきたね!」と、ガンプラを載せる Pチャンはラーメンで「Happy birthday(筆記体)」と書いている ランビ「乙女に捧げる物だということを忘れちゃいけないよアハン♪」と、29輪の真紅の薔薇を飾り付ける その頃、ジョニ子は日本語の「コイ」には「恋」の意味もあると知り、自分がデザインしたロミオ衣装への自信を深めていた
――フィンランディア杯表彰台にて―― 羽生「ジョニーさんデザインの衣装で勝ったぞー!やったー!」 ガチ「郷土愛にあふれてるのはわかるけど、仙台名物の牡蠣を模す事なくね?」 羽生「別に牡蠣ではないんだけどなぁ」 ヴォロノフ「かっこいいぞオイスターマン!オレの黒レース使いはどうだい」 羽生「ありがとうございます!もう牡蠣でいいやwヴォロノフさんも素敵ですよ〜」 ガチ「(この二人のノリにはついていけない……けど今年はがんばるぞ!)」
スケーターハイスクールに樋口氏から手紙が届いた P「豊の部屋についてアイディアを募るとのことだ。やはり体を温めるためにラー…」 真央「コタツがあったまると思う!」 佳菜子「うん、この前の4CCのキスクラにもコタツが欲しかったね!」 明子「コタツの上にはミカンとほうじ茶だね」 織田「いや、ミカンじゃなくてリンゴでしょ」 町田「ほうじ茶じゃなくて紅茶でしょ」 P「いやいや、ラー…」 キャシー「ラズベリーパイ?いいですわね」 無良「BGMはどうする?」 橋大輔「ビートルズを全部!」 クリス「日本のゲームとアニメメドレー!」 高橋成美・木原「私・僕たちがピアノで連弾する!」 P「だから、体を温めるためにラー・・・」 羽生「牡蠣鍋は温まりますよ」 小塚「BBQ!」 Pは諦めて、樋口氏に「BBQがいいと思います」と返事を出した
「よし!スケーターハイスクールは、今期は部活動に力を入れるぞ!」 突然、高らかに宣言するPチャン(一応、生徒会長)。 「…スケアメも始まってるっていうのに、急に何を言い出すの」 警戒しつつもリッポンは一応、突っ込んでみる。 Pチャン「会長の命令は絶対だ。つか、お前を見て閃いたんだ。 アダムとマヨロフには魚河岸部として活動してもらう!」 リッポン「絶対やらないっっ!!」 マヨロフ「ま、まぐろ担当?!」 Pチャン「こたつ部はまずは愛好会として活動してくれ。 活動次第では部への昇格も考える。鋭意努力してくれたまえ」 佳菜子「そんな!どうして魚河岸部はよくてこたつ部は駄目なんですか?納得できません!」 小塚「佳菜子、ノリいいね・・・。自分が何言ってるかわかってる?」 ジョニ子「つまりこたつ布団を連想させる衣装を着ればいいのね。OK!まかせてユヅル!」 羽生「え?」 エマ「いっそのことこたつを背負って滑ればいいんじゃないのぉ?」
羽生「僕はイヤホン部を作りたかったのに……」
ドンブー(製氷部部長)は、部活強化の噂を耳にして困っていた 観客がスケーターたちの部活を応援しだしたらどうしよう? リンクを管理する立場として、羽生の演技後にイヤホンが氷上に舞うのはまあ良いとしよう しかしリッポンとマヨロフの演技後には鮮魚が投げ入れられる!? 氷の上に魚…マグロ…美味しそう… いやいや、メンショフが鮮魚部に興味を持ったら大変だ イカが客席から降ってくる! 足の吸盤みたいなのが氷に張り付いて取れないんだよ! 羽生だって本当はイヤホンじゃなくて牡蠣をリンクに降らせたいんじゃないのか? それ以上にまずいのはカナコ! コタツ! 氷がとける! どうしよう…… ドンブーの妄想は止まらず、眠れぬ夜を過ごすのだった
こたつ愛好会の部昇格を目論む佳菜子は、先輩スケーター達に声をかける事にした。 そうしたらパトリックだって反論できない!と考えたのが、多分、Pチャンには関係ない。 「…という訳で、これが日本の誇るラブリーでキャッチーな暖房器具“こたつ”です!」 ジョニ子「やだ、これ半分、いえ半分以上布団じゃない。これに皆で下半身を入れて暖まる… なんてエロティックな暖房器具かしら…」 ベルビン「エロティックかどうかはともかく、確かに暖まるわね。 リンクサイドでの観戦にはぴったりかも」 リピンスキー「ちょうど三人座れるし、次のスケカナの解説席に使ってみる?」 佳菜子「わあ!是非是非、使ってみて下さい! 今ならおまけで籠に山盛り温州みかんもつけちゃいます(*≧∇≦)ノ!」 Pチャン「やめろ。気が散る」 ドンブー「(でも、リンクにコタツを投げ込まれるよりはいいかも… てか、コタツってこんなに大きかったのか)」
「アタシも現役引退して解説席に座ることが増えるし、コタツ解説三人娘として売り出しましょうよ」 ジョニ子のサラリとした引退宣言に選手たちは大混乱! ベルビン「あらみんなどうしちゃったのかしら」 リピンスキー「Twitterで重大ニュース発表予告してワンクッション置いたはずなのに」 羽生「てっきりご懐妊のニュースかと!ベビーブームかと!」 ジョニ子旦那「残念ながらそれはないね〜」
中国杯派遣組は荷造りに大忙し 今井「大気汚染対策に空気清浄機と、ガスマスクと・・・」 佳菜子「あ〜んアロマグッズたんないよ〜!!」 小塚「ファブリーズだけは切らすなよ。スポンサーがよけい暑苦しくなる」 ナンソン「(なんだろう?この悲しい気分・・・・・)」
ジョニ子「パトリック」 Pチャン「ん?なんだ?」 ジョニ子「パトリックはエレガントで美しいわね」 Pチャン「・・・・・・・・」 Pチャン「うわあああああああああああ! ジョニーが!ジョニーが俺に新手の嫌がらせをっ!! サイコロジカルアタックを仕掛けてきたああああああああ……!!」 チャッキー「うるさいなぁ、もお。中国杯の準備で忙しいんだからあっち行ってよ」 リッポン「ジョニーもいつだってゴージャスで美しかったよ、とか ユヅルの衣装もファンタスティックだね。今度、僕にもデザインして欲しいな、とか パトリックもジョニ子姐が喜ぶようなこと言ってあげなきゃ」 Pチャン「言えるかあっ!これ以上HPを削られてたまるかぁ…(涙目)」 チャッキー「よし!出来たあヽ(*´∀`)ノ! アダム、これが日本に行ったら買ってきて欲しい物リスト。よろしくねっ!」 リッポン「…どこが中国杯の準備なんだよ!」 ナンソン「(なんだろう…やっぱりそこはかとなく悲しい…)」
「なぁ、パトリック」 Pちゃん「ヒィッ!」 名前を呼ばれて振り返ったPちゃんの目の前には 普通にしててもなんだか怖いトランコフさんが立っていた。 トランコフ「部活を作ってるんだってな?俺は黄パンツ部を作りたいんだ。 かまわないよな?部員はブルザ、ホタレック、ジュベールがいる」 Pちゃん「ももももちろんかまわないよ(おーこわ)」 ブルザ「(仮装部を作りたかったのに…)」 ホタレック「(旗ふり部を作りたかったのに…)」 ジュベ「(ヤグディン部を作りたかったのに…)」
チャッキー「ショボーン(´・ω・`)」 トランコフ「ケヴィン、残念だったな。そう落ち込むな」 チャッキー「あ、トランコフさん。そうですよね、気持ちを切り替えて頑張ります!」 トランコフ「そうか…そう簡単には立ち直れないか…」 チャッキー「は?いえ、あの…落ち込んでても仕方ないので前向きに…」 トランコフ「実はそんな君にぴったりの部活がある!黄パンツ部だ!」 チャッキー「・・・・・」 トランコフ「黄パンツ部に入れば君もきっと新しい自分を発見できるぞ!」 ブルザ「さささささえなかった俺もこの黄パンツを履いてモテモテに」 ジュベ「いちゅうのあのこもふりむいてくれるぜ(棒読み)」 ホタレック「黄パンツを履いて人生が変わりました」 トランコフ「さあ!君も黄パンツ部に入ろう!」 チャッキー「え?や、ちょっと…うわー!誰か助けてーーー!!」 Pチャン「こらー!強引な勧誘は規則違反で廃部にするぞーっ!!」
橋大輔「ユヅ、一緒にイヤホン部をやってくれる人、見つかった?」 羽生「いえ、残念ながら誰も」 橋「そうかー、実は俺もな、タコ焼き部を作ろうと思ってたんや」 羽生「タコ焼き部・・・ですか」 橋「そう、パトリックとタカがラーメン部を作るのは目に見えとる。だから先手を打ってナル君と一緒に粉モン文化を広めようと思ってたんよ」 羽生「なるほど」 橋「でも、ナル君、『タコ焼きを作っている時に、ある穴にタコを入れ忘れたら次の穴に二つ入れていいん?』とか、すごい気にしてて」 羽生「はあ・・・」 橋「だからナル君とタコ焼き部をやるのはやめにして、樹を中心におでん部を作ろうと思うんや。ユヅ、一緒にやらへん?」 羽生「おでんは良いですね。でもどうして僕なんですか?」 橋「ユヅ、スケアメの時に樹のことをすごいって言ってたでしょ」 羽生「はい、確かにそんなふうに記事にも書かれましたが・・・?では、樹君とおでんの関係は何ですか?」 橋「樹のSPやん?おでんの東!」 羽生「エデンですよ!!」
>>122 の小塚の店は、スケーターハイスクールの食堂の片隅でソフトドリンクバーとしてひっそりと営業中
時は遡ってスケカナ男子SP後、羽生が野菜ジュースを片手にうなだれている
小塚「今季のGPSではパトリックの後にSPを滑らなければならないのは仕方がないんだから、それを利用するくらいの気持ちで行けばどうかな?」
羽生「そうですね…」
小塚「ほかの選手のことを変に意識したでしょ」
羽生「はい、今回の選手だけではなくてスケアメの樹くんのことなども思い出したかもしれません」
小塚「樹は樹だよ。ユヅは自分の方法で表現していけばいいよ」
エリボン男子SP後
羽生「小塚さーん、聞いてくれました?」
小塚(聞いてくれました?「見てくれました」ではなくて?)
羽生「アドバイスどおり、パトリックの後の滑走順を活かして樹くんとは違う方法で表現しました!『フランス語の数字が分からなかった』って、樹くんに負けない名言ですよね!」
小塚「そっちかよ!」
その頃の町田は羽生にこのように対抗心を燃やされたとは知らず、ランビと一緒に大型タコ焼きセットを購入
今頃になって橋大輔がタコ焼き部を作りたがっていると耳にしたのだ
「今のアタシは差し詰め放送部員かしら?解説の仕事、褒められちゃった(*ノ∀ノ)キャッ」 「部員じゃなくて顧問だけどな」 「相変わらず口が減らないわねー、パトリック」 「イデデデ、耳引っぱんな!仕事が順調で良かったと思ってるよ!ただなぁ…」 「なによ?」 「いや…、本当に引退したんだなぁと思って。見送る奴が増えたなぁ、と…」 柄にもなくしんみりするPチャンに、ジョニ子は一瞬、鼻白むも すぐに切り替えて、Pチャンの背中を思い切りど突いた。 「なーに言ってるの!今はそんな事考えてる時じゃないでしょ! あんたは自分のやるべき仕事をしなさい!」 「ガハッ、ゴホッゴホッ!…う、うす(…加減を考えろ!)」 リッポン「・・・・・やっぱり、五輪に行きたいなぁ」 レイチェル「もう片手が届く所までは来てるでしょ。 五輪は…採点は残念だったけど、演技は満足してるわ」 リッポン「ありがとう、レイチェルw バンクーバー素晴らしかったよ。 そうだね… 今度こそ、絶対、五輪に行くよ!」 「私も。私も今度は絶対、一緒に行くからね♪」 2人の後ろから親友のワグナーがひょっこり顔を出して一緒に笑った。
経営者「お前らなんかは完全に新世代ってとこなんだろうなあ」 アーロン・GG「何の話です?」 経営者「いんや別に。全米がんばれよ」 アーロン「もちろんデスッ!」 GG「がんばりマスッ(*≧∇≦)ノ!」 「・・・・認めたくないけど、やっぱり一人は寂しいかな」 「こらー、お姉さんがいるでしょ。元気だしなさい!」 ボソッと呟いたマヨロフの後ろから、ヘルゲソン姉がガバッと抱きついた。 「まずはエリックのフリー、スウェーデン魂で巻き返すわよ?」 背中越しに、にっこりと微笑まれ、マヨロフはこくんとうなづく。 「……うす」
加藤アナから自分がラーメン部副部長にされていたことを聞かされ、小塚はワールドレコードを祝うついでにPチャンに問い詰めに来た。 小塚「パトリック!なんで勝手に…」 Pチャン「Somewhere you're fast asleep...」 小塚(うわああ音痴!!!!) ゾンビ化したPチャンが下手な歌を歌いながら襲ってきた! ジガンシナ「いいわよパトリック!これでまたゾンビ部の部員が増える!」 ガジー「首だ!首を狙え!」 ラジオノワ「がんばれパトリックー!」 小塚「あーもうっ!なんでめんどくさいことになるんだ!」 ゾンビ部、現在4人。 その様子を見つめる3人の姿があった。 ペシャラ「あたしもゾンビ部に入ったほうがいいかしら」 トランコフ「ファビアンは黄パンツ部だからな」 ブルザ(どっちもいやだな…)
215 :
スポーツ好きさん :2013/12/09(月) 21:36:03.25 ID:KN3x0Dia
GPF出場者やスタッフに誕生日を祝ってもらい、笑顔全開の羽生 「最高の誕生日だなあ」 「ホントそうよねっオーマイガー! こうして大勢の仲間に祝ってもらえるなんてスケーター冥利というものよ ソチに向けて気合が入らざるをえないわオーマイガーああなんて楽しいんでしょう! アタシやるわ!アタシやるわ!エリックもやるって言ってるわ! それにしてもユヅルと誕生日が1日違いとは知らなかったわオーマイガー!!」 デュハメルもご満悦
ジョニ子「疲れたわ…」 Pチャン「なんだ?仕事疲れか?それともクリスマスではしゃぎ過ぎたか?」 ジョニ子「年末各国ナショナルの応援疲れよ」 Pチャン「それか。日本のスケオタみたいな奴だな」 ジョニ子「でも疲れている場合じゃないわ!年明けには全米ユーロよ! また気合い入れて応援しなきゃ!」 リッポン「ジョニ子姐さん大変だなぁ。ganbatte!」 Pチャン「お前が頑張れよ!つか、お前らが主役だ!」 ジョニ子「それにお祝いもしないとね♪」 Pチャン「・・・・・」 羽生「何で黙ってるの?」 Pチャン「…どうせ俺の事じゃないし」 荒川「(そわそわ)」 ジョニ子「結婚二周年のお祝いよ!」 荒川「私の事でもなかった… もっと精進しなければ(´・ω・`)」
プーさん「おお、貴方も背中からティッシュ出すのかい?」
ジュベ「出さないよ!」
小塚「スケーターの背中の裂け目は意匠でしかないんだ」
プーさん「いや、君はそろそろ出そうぜw」
2人と1匹のやりとりを傍で聞いている町田は
(僕も背中を裂いてそこからソチに羽ばたく翼を出したい)などと夢想している
「一年前このスレでは流血キャラ、紅茶係を経て
>>83 だったが今季の僕は違うぞ!」
手軽なストレス解消手段として風呂場で熱唱する羽生。 「始めようか〜天体観測!ほう〜き星〜を、さがっしって!」 「いいわね〜ほうき星探すの楽しいわよね〜」 ジョニ子乱入。羽生は驚きのあまりバスタブの中で溺れた。 「ごぼごぼ、ぐはぁっ!はー、はー、どどどどうしたのですかジョニ子さん」 「何を恥ずかしがってるの?私達生物学的には男同士じゃないの」 「いやそういうのではなく、大熱唱を聴かれてたのがちょっと」 「風呂合唱部を作りましょうよ。ジェーニャとステフも誘うわ」 「尊敬している大先輩との活動は嬉しいけど、迷う・・・」
プレママ生活に突入している荒川は過ごし方がわからず部屋の中をウロウロしてしまう 「そんな時にはアイスクリームを食べるのよ!」 「ジョニ子!」 台車に「寿」の文字入りドラム缶入りアイスを乗せてやってくる姿は 以前より少しやつれたかのように見える 「(栄養が偏ったらいけないんだけど)……今日は食べようかな!ジョニ子と!」 「うふふ、ベビーが寒がらない程度にね」 もうじき人妻ではなくなるジョニ子だが、荒川を祝福する気持ちはまっすぐだった