ジョニ子と愉快な仲間達の華麗ないちにち 6.1日目

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430スポーツ好きさん
個室露天風呂は悲しいほどに狭かった。
平均的サイズの日本人2人が密着して入ってやっとというショボさ。
「アタシのシッポ半分しか入んないよー。ねえ、一緒にこっそり大浴場に行かない?」
「他人にみつかったら大騒ぎになるぞ!ダメ!」
「こんな夜中に入りに来る人いないってばぁ。ね、いいでしょ?」
せがまれてしかたなく、ライサはこっそりと男子大浴場へイシイルカを打き抱えていく。

ぎこちなくも危うげな混浴タイム。
「ねえエヴァン、背中こすってー。そしたらアタシもこすってア・ゲ・ル」
イチャつかれそうになったその瞬間、男湯の戸がガラリと開いた。
「ポポポポポポポーカーフェーイス♪」
ライサが一番会いたくない相手が、腰てぬぐい一丁(in自称7.5インチ)で立ち尽くしていた。

ジョニ子が絶叫しそうになるが、ライサは咄嗟に飛びついて口をふさぐ。
でもスケパシーは止められない。
日付変更線を超え、赤道直下の海鮮バーベキュー&寿司パーティー会場へ。