ジョニ子と愉快な仲間達の華麗ないちにち 6.1日目

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429スポーツ好きさん
桜島火山の火口までたどり着いたライサは『平成30年営業開始予定 クリスティ・ヤマグチ』と
書かれた立て看板を見てガックリ。
「気晴らしに温泉でも行こう」
イシイルカに浴衣を着せてやり、個室露天風呂のある宿を予約。

「エヴァン、一緒に入りましょ」
「いやそれはまずいって」なんとなくいい人ライサは、無難に答える。
「つまんないの・・・そうそう、さっき中庭の池にウミヘビの女の子がいたわ」
「海洋生物だろ?池なんて泳いで大丈夫なのかな」
のんびりお茶を飲むライサの耳に、廊下を歩く何者かの鼻歌が届く。
「どこかで聞いた事ある声・・・音程が曖昧なわりに自信満々の声量・・・『Dirty』?なんだ?」
なぜか次第に不愉快になってきたので、TVをつけて気を紛らわせる。