フィギュアスケーターズの華麗ないちにち 5日目

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732スポーツ好きさん
背中がまだら焼けになった事も気付かないまま夕方を迎え、ジョニ子は未来の持っている物に気付く。
「あらこのカラフルな細い紐、なあに?髪飾りかしら」
「花火ですよぅ。線香花火っていって、地味なの」
試しに一本点火してみせてくれた。パチパチと小さな火花が散り、
その後にぷくっと火の玉ができるのがかわいらしい。
「まあ素敵。アタシにもやらせてちょうだいな」
「みんなでやりましょうよぅ」
未来はキビキビと花火を配る。
ヤグディンにはすさまじく似合わなかったりするが、気にせず彼にも配る。
「俺はロケット花火の方が好みなんだがなあ・・・まあしょうがねえか」