「アダム、おはよう!今どこ?」
「うーんと、ヨセミテ公園傍のホテル」
早朝、目覚めしなにチャッキーからのスケパシーを受け、リッポンはウトウトしつつも返事をする。
「レイチェルも一緒かい?」
「隣の部屋に泊まってる。まだ寝てるかも」
「・・・一緒の部屋じゃないんだ?」
「当たり前だろw はぐれちゃってごめん。自爆した」
「彼女、重いもんなあ」
「それを言うなよ。僕がもっと安定したクワド飛べればどうって事ないんだしさ」
「そういうもんか・・・そうそう、僕もう元通りの19歳状態に戻ったよ。今からそっち行っていい?」
「ぜひ!ってか、悪いね。迎えに来てもらっちゃって」
そこいらの大学生みたいな会話ののち、チャッキーはヨセミテへと飛んだ。