落合監督をまったり語るスレ in スポーツサロン19

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●…広島が今季4度目のサヨナラ勝ち。3―3の九回、失策を足場に送りバントと安打で1死一、三塁とし、東出が中前に運んで試合を決めた。高橋が4勝目。中日は八回に森野の2ランで追い付いたが、浅尾がピンチで踏ん張れなかった。

 ▽「決める」東出が執念打

 黄金週間最後の地元戦は、約3万人による「それ行けカープ」の大合唱で終えた。お立ち台で「もっと楽に勝ちたいけど、いっぱいいっぱい」と冗談めかした東出を含め、誰もが待望していた白星を一つ積み重ねた。

 九回1死一、三塁。「いい場面で回ってきた。自分で決める」と息巻き、打席に向かった。しかし、球速150キロを超える直球にタイミングが合わず、1ボール後、バットは2球連続で空を切った。

 「あの空振りだったらもう一回直球で空振りすると思うはず。変化球を捨てて直球狙いで腹をくくった」。4球目。150キロの直球を打ち返し、打球は前進守備の遊撃の頭をわずかに越えた。

 東出が主役になれたのも、好機をコツコツと広げた脇役がいたからこそ。先頭打者の代打石井が荒木の悪送球で出塁すると、倉がきっちりと送りバントを決め、続く赤松はどん詰まりの中前打。全員野球でつくり上げたラストシーンに、野村監督は「初めて身震いした」という。

 前日の嫌な負けを1日で振り払った。泥くさくつかんだ今季4度目のサヨナラ勝ち。総立ちとなったファンの万歳三唱に後押しされて、9連戦最後の横浜戦(横浜)に乗り込む。(友岡真彦)