落合監督をまったり語るスレ in スポーツサロン19
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スポーツ好きさん:
新潟県佐渡市の山林で巣作りし、自然界では34年ぶりとなるひな誕生が間近とみられて
いた放鳥トキの雄(4歳)と雌(1歳)が29日夕、3個目の卵を捨てたことが環境省の
観察で分かった。環境省は巣の中に卵はなくなったと発表。このつがいが温めていた卵か
らのひな誕生はなくなった。
環境省によると、卵を捨てる際に黄身のようなものが見えたといい、無精卵か発育が止
まった有精卵とみられる。
巣に座って卵を温めていた雌が午後4時半ごろ、くちばしで卵を割って、巣の外に放り
投げた。雄はいなかった。このつがいは22日に雌が、26日に雄が卵を捨てていた。
雌は卵を捨てた後に巣を離れたが、環境省の笹淵紘平佐渡自然保護官は「5月までは再
び産卵する可能性がある」としている。
佐渡市ではほかに1組が産卵したとみられていて、5月にふ化する可能性を残している。
トキは国の特別天然記念物だが、明治以降の乱獲や森林伐採が原因で個体数が激減し、
日本産は絶滅。環境省が中国からもらい受けたトキを佐渡の保護センターで人工繁殖し、
野生復帰事業として2008年から佐渡市で空に放っていた。