落合監督をまったり語るスレ in スポーツサロン19

このエントリーをはてなブックマークに追加
759スポーツ好きさん
前任のバレンタインカラー一掃で、パ・リーグのトップを走っているロッテ。西本聖投手兼バッテリーチーフコーチ(53)が注目される。
現役の巨人時代、元祖・怪物投手の江川卓氏をライバル視して、ドラフト外入団からエースに。管理職としても江川氏に先行している。

 「バレンタイン監督の時は、肩は消耗品という考え方のメジャー流で投げ込みをすると怒られたという。それでは話にならない。猛練習させる。
成瀬は軸になれるし、渡辺俊介、小野、小林宏らは再生できる。唐川、大嶺といった期待できる若手もいる」
 西本コーチが就任時にこう断言した通り、ロッテ投手陣は再建されている。江川氏に追いつき追い越せ−と、猛練習のたまもので江川氏と並ぶ
巨人の二本柱と称された現役時代の経験をフルに生かした西本流管理術といえる。その背景には、縁故なしの外様コーチの強みもある。

 「ロッテといえば、女房と食べるアイスクリームとチョコレートしか知らなかった。だから球団からコーチの話がきたときは驚いたが、
逆に気兼ねせずにやれていいと思った。紹介者がいたりすると、その人の顔に泥を塗ってはいけないとか、余計なことを考えたりするからね。
呼んでくれた球団には本当に感謝しているし、それだけの仕事をしないといけない」

 現役時代、「アイツは練習、練習で付き合いが悪い」と言われても耳を貸さずに群れないことをモットーにしてエースになった姿勢は変わらない。
「チームのためにやるのではなく、自分のために全力を尽くしてやることがチームのためになる。それがプロだ」という教えを選手に伝えている。

 巨人時代の最大のライバル・江川氏は一時期ポスト・バレンタイン候補に名前があがったこともある。が、依然として巨人監督に執着しており、
現場復帰を果たさないままだ。
西本コーチは、2003年、阪神・星野仙一監督の下で投手コーチを務め、球団史上18年ぶりのリーグ優勝を経験して以来のユニホーム生活だ。
「あの時は星野さんが呼んでくれたので、一緒にユニホームを脱いだ」という。
 あれから7年。ロッテが5年ぶりの優勝を達成すれば、元祖雑草エース・西本聖vs元祖怪物投手・江川卓のライバル物語にまた新たな1ページが加わることになる。