落合監督をまったり語るスレ in スポーツサロン19
【日本ハム11−1オリックス】
13安打11得点。打線の爆発で連敗を3で止めた日本ハム・梨田監督は「今は勝つことが栄養剤。これまではみんな責任を感じすぎて、息苦しくなっていた。
勝てばすべて許せるね」とホッと胸をなで下ろした。
つなぐ野球が身上の打線に開幕から26試合目、今季12球団で最も遅い「マルチ本塁打」が飛び出し、一気に活気づいた。
まずは2回1死二塁、小谷野が左越えに1号先制2ラン。前日には高橋が今季12球団の4番では最も遅い一発を放っていただけに
「うらやましい気持ちはありました」。前日まで打率・208、リーグワーストの6併殺打。この一撃でうっぷんを晴らす3安打で自己最多の6打点を挙げ
「開き直って自分のスタイルでできた」と振り返った。
主将の稲葉も続いた。5回2死二塁からバックスクリーン右に運ぶ3号。1打席目から中嶋捕手兼バッテリーコーチの黒いバットを拝借。
930グラムと自身のバットより30グラムも重いが「きのう(21日)も結果が出ていなかったんで、何かを変えてみようと思った。
打球もよく飛んだし、重いバットに替えようかな」とニヤリ。
自身の得点圏打率はまだ1割台でも、「みんな自信をなくしていたけど、きょうでいい形になると思う」とチームの思いを代弁した。
首位ロッテとは10・5ゲーム差の最下位。完全に出遅れた昨季の覇者だが、不振の2人のアベック弾で反攻への土壌は整った。