落合監督をまったり語るスレ in スポーツサロン19
首位ロッテを相手に、“77歳コンビ”が奮起した。
まずは36歳の6番中村紀。二回無死一塁。唐川が投じた136キロの外角高めの直球を強振し、右中間席最前列へ先制の2号2ランを運んだ。
「チームがこういう状況(借金7)だったから、何とか先制点をとりたかった」
前カードのソフトバンク3連戦(ヤフードーム)で11打数無安打に終わり、試合のなかった前日19日は骨盤を含めた全身の整体を受けた。
「整体で体を清めた。ことし37歳になる。もう年だよ!!」。復調の糸口を見いだすために必死だった。
41歳の4番山崎も続いた。同点とされた直後の五回二死満塁。142キロの外角寄りの直球を中前へはじき返す勝ち越しの2点適時打。
八回にも中前打を放ち、今季初めて打率をちょうど2割(95打数19安打)に乗せた。
「4番の仕事をまったくしていない。ようやく打率が身長(1メートル82)を超えたよ」
発奮材料があった。東京ドームでの初主催試合には、この日の6球場で最多となる4万421人が詰めかけ、楽天ブループの三木谷浩史会長も観戦。
“御前試合”でぶざまな格好をさらすわけにはいかなかった。
「ナカムラが序盤に打ち、ヤマサキさんが決めてくれた。2人が打つと打線に勢いがつく」とブラウン監督も納得顔。
ベテランの奮起を足がかりに、上昇気流に乗りたい。