サッカーのワールドカップ開幕に合わせ、英国王室のアンドルー王子が30日、イングランド戦観戦のため来日。
6月2日にはベルギーのフィリップ皇太子とマチルド妃も到着する。
勝敗の結果次第では他の王室関係者の来日も予想され、
ワールドカップを舞台にプリンスやプリンセスによる華やかな「外交」が展開される。
外国からの賓客の接待は、皇室にとって重要な公務の1つ。
アンドルー王子はイングランド−スウェーデン戦がある2日午後、
皇太子ご夫妻からお住まいの東宮御所(港区元赤坂)に招かれているほか、
同日午前にも三笠宮寛仁さまの邸で信子さまと会い、もてなしを受ける予定。
英国と同様、皇室とつながりの深いベルギーからは、
皇太子ご夫妻と親交のあるフィリップ皇太子夫妻が来日するため、さらに手厚い歓待ぶり。
2日の来日時は羽田空港で皇太子ご夫妻が出迎え、3日には都内のホテルでフィリップ皇太子夫妻が主催する晩さん会がある。
日本−ベルギー戦当日の4日にも東宮御所で昼食会が開かれ、夜はともに埼玉スタジアムで観戦する。
元首クラスでも、次期開催国であるドイツのラウ大統領、共催国韓国の金大中大統領らの来日が決まっており、
天皇、皇后両陛下が皇居の宮殿や御所などで接遇する場面がありそうだ。
http://www.47news.jp/CN/200205/CN2002053001000315.html