★ イビチャ・オシム応援スレ ★ 【 part1 】

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88アシマインタビュー 1/3
■イビチャはサラエボに帰る時を待ち続けている

イビチャ・オシムの健康状態は、日に日に安定に向かっている。

日本の有名な病院の医師は楽観的であり、また回復ぶりに驚いている。日本サッカー協会、
ジェフユナイテッド、入院中の病院、自宅にも、監督のなるべく早い回復を願って数えきれない
ほどの電報が届いている。現在の状況についてアシマ夫人が語った。

 アシマ「最悪の状況は過ぎ、神に感謝しています。イビチャは全てにおいて良い方向に向かって
 います」

○ベッドでじっとしておらず、テレビから離れない

 アシマ「ずっと試合を見ています。キリンカップの日本代表の試合を、協会の人に頼んで、
 持って来てもらいました。ボスニア対ギリシャのカセットも手に入れました。ボスニアのプレーに
 驚き、監督と選手を誉めていました」

○オシムはボスニア代表監督の交替を知らなかった

 アシマ「ムズロビッチ(前ボスニア代表監督)は毎日電話をくれて容態を気遣い、早い回復を
 願ってくれます。イビチャはムズロビッチが来るのを楽しみにしていました。噂はいろいろ
 伝わってきますし、ムズロビッチのことは気に掛けていました。ムズロビッチが解任されて、
 コドロが後任になったことには、少し驚いていました。特にコメントはしていません」

○近く退院できる予定はあるか?

 アシマ「残念ながら、今はまだ予測できません。1ヵ月後か、もっと早いか、それとも2ヵ月後か。
 主に理学療法士が長い時間指導しています。部屋には簡単なボールのような道具が1つ
 あります。イビチャは小さな子供の遊びを気に入っています。医者やマッサージ師を驚かせて
 います。私も本当に驚いています」
89アシマインタビュー 2/3:2008/01/18(金) 01:44:09 ID:TzP9I7D+
○イルマとアマルが新聞を持って来る

世界のどこにいても、いつもスポーツ界の出来事を注視している

 アシマ「ここにはカセットだけでなく、出版物もとても沢山あります。彼はドイツ、日本、
 オーストリア、フランスの出版物に囲まれています。Oslobodenja、Avaza、Sana、Slobodne Bosne、
 Dana、SN、Sporta、Nezavisnih、Starta など、ほとんどの新聞があります。全て娘のイルマが
 運んできました。最新のものではありませんが、病院に居ても、最近どんなことが起きているかは
 知っています。もうすぐアマルが新しい新聞を持って来るでしょう」

オシムは皆に感謝している。電話、電報、見舞い、サポーター…

 アシマ「誰か特別に感謝したいという人はいません。ムズロビッチのことを言っていましたが、
 イビチャが、彼が来るのを楽しみにしていたからです。クラブ、選手、監督、スポーツ関係者、
 サポーター、FIFAやUEFAの幹部、サッカー協会の会長、欧州クラブの役員など、様々な国から
 電話がかかって来ます。駐日ボスニア大使館のボリボイ・マロエビッチ大使、ミドハト・パシッチにも
 感謝します」
 「日本の珍しい慣習をお話ししましょう。日本には、幸運と健康を祈る紙の鳥を作る習慣があります。
 数万羽はあろうという鳥が、協会、ジェフを通して病院へ、また自宅へ届けられました。鳥は糸で
 綴られていて、幸運と早い回復を祈るメッセージが添えられています」

○退院後の計画は?

 アシマ「イビチャと私が、サラエボのことを話さない日はありません。サラエボに帰る時を待ち続けて
 います。もうすぐ日本対ボスニアの試合があるので、皆さんが来るのを楽しみにしています」
90アシマインタビュー 3/3:2008/01/18(金) 01:44:40 ID:TzP9I7D+
○スタジアムへ

 アシマ「イビチャはとても元気で、エネルギーを隠し持っています。いつものように。ボスニア代表の
 話をしている時、1/30は絶対にスタジアムへ行くと言いました。スタジアムは病院のすぐ近くです。
 その日が近付くと我慢できないのです。とにかく、最初よりも何もかもが良くなっています」

○忙しい通訳

 アシマ「病室には、私と、オシムのとても忙しい通訳がいます。『シュワーボらしい』ウィットのある
 言葉には、通訳がまず最初に笑い、それが訳されると、病院のスタッフや皆が続いて笑います。
 そのどれにもユーモアが込められたイビチャの言葉に、医師はとても運が良く楽観的だと言います」

○日本人について

 アシマ「日本人は素晴らしい人々です。隅々までよく気が付きます。なんでもきちんと準備して
 くれるので、イビチャは病院にいながら何でもすることができます。日本人が、先進的で現代的な
 頭の良い人々であることは世界中が知っていますが、それだけでなく、一度日本に来れば、
 彼らがいかに親切で慈悲深く紳士的な人々かわかるでしょう。機会があれば全ての日本人と、
 駐ボスニア日本大使館にお礼をしたいです」