一目瞭然でわかるように説明。踏込足の内太股の後ろ側の筋肉をスイングと「逆」回転に使って素振り
をしてみましょう。『体が沈んでしまう』のがはっきりとわかるはずです。【←ケースA】
http://rodiary.zive.net/cgi-bin/up/source/up0224.mpg (体を沈ませ4安打)
タイミングがあう投手なら、当然この逆の「順」回転(=体の回転を阻害しない)で使えということで
す。一種の内股の形になり踏込足が外に逃げない形ができるはずで、長打がでます。【←ケースB】
http://rodiary.zive.net/cgi-bin/up/source/up0303.mpg (踏込足が外に逃げない形1)
http://rodiary.zive.net/cgi-bin/upload/source/up0090.mpg (踏込足が外に逃げない形2)
下半身の使い方としては、
@踏み込み足の太ももの内側にいったん力を入れて回転軸を作り
A軸足のひねりが始まった(=回転軸を意識するのが踏み込み足から軸足に移行した)瞬間に
B踏み込み足のひざを固定から解放、結果として軸足に体重がのる
という意識の順番がスイングとして正しいはずです。《少なくともどちらか一方の足で回転軸を意識
するのが当然だから逆算するとこうなる。これでスイングが鈍くなるわけがない。》
で、重要なのは@で、甘い球には体の回転を鋭く(=少なくとも邪魔しない)し【←ケースB】、難しい
球【←ケースA】にはタメ(=力学的には「向心力」の維持)を作るという両方が必要です。つまり、
1.@においてまず【ケースB】の筋肉の使い方をし、甘ければ@⇒A⇒Bでフルスイング。
2.踏込足の「内股」の形成が終わると、そのひっかかりが回転とは逆方向の力を生み、球
をギリギリまで見極める上でのタメ(=「向心力」の維持)になる。【ケースA】を素振りしてみれ
ばわかるが「体が沈んでも軸の横移動はほとんどない」のでバットコントロールでヒットになる。
これが出来れば、マリナーズ戦はいけるでしょう。