>>472 2003/11/15
進化か退行か
先日、あるクラブの上級者クラスで見かけた光景。
レッスン開始、プレゼンでいきなり手の振りの練習、
続いて複雑なフットパターンの練習(もちろんダブル
カウント→は〜や〜く)。
レッスンの味つけとして、また手と足の複雑なコラボ
レーションを売りにした上級者向けレッスンは多い。
エアロビクスを「進化、発展」させようとする試み
なのだろう。
だが、レッスンの貴重な時間を割いてまで「おまけ」
の手の練習する意味はあるのだろうか。エアロビクス
って何だっけ?有酸素運動でしょ。
いかにスムーズにつなぎ60分の構成をするか、タップ
フリー(タップアウト)、レイヤーといろいろな技術が
進むなかで、むしろ「退行」ではないか。
味つけのための複雑な手&足の動きのためにエアロビクス
の根幹の部分を忘れてます。レッスン中にやたら動きを
止めて手&足の練習をするのも同様だろう。そうならない
ためにインストラクターが分解し、それをこなすのが上級者のはずだ。
このクラブのインストラクター(全員というわけではない)が
巷のワークショップで講師を務める&参加することが滅多にないのは
こういうわけです。最先端をうたい文句にしているが、かなり遅れてます。
・・・・これって誰のレッスンのこと?
どうして職場の同僚をここまでけなせるの?
手振りレッスンを楽しいと思っている会員の気持ちとか
考えてないよね。