伊丹空港は閉鎖するべき

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太田さんは駅から徒歩10分の家に住んでいました。
駅に近くてとても便利だったのですが、子供たちが大騒ぎして、しょっちゅう隣近所から迷惑だと苦情がくるので
町内会に多額の寄付をして、その償いをしていました。
ちょうど最近手狭になってきたところに、増築するほどの土地もなかったので
太田さんは思い切って今の家を売り払って、バスで20分の郊外に家を新築することにしたのです。

難工事のため予想以上にお金がかかりましたが、
立派な家を建てることができました。今度は増築ができる余地もたくさんあります。

ところが、太田さんの奥さんが、転居することを嫌がり始めたのです。
「あんな遠くて不便なところはいやだ」と。
「バスがあるから楽でいいじゃないか」と諭しても、
「バスは高いし、歩いても近い方がいい」といって聞いてくれません。
おまけにあれほど苦情を言い立ててきた近所の住人も、町内会への寄付がなくなるのが困るせいか、
転居を思いとどまるように慰留に訪れるようになったのです。
困った太田さんは家を売り払うのを思いとどまり、
奥さんと子供を旧居に住まわせる続けることにしました。

太田さんは、旧居と新居両方の経費を支払う羽目になって苦しんでいたのですが、
今度は、それに追い打ちをかけるように、家の基礎に欠陥があることがわかったのです。
その改修費用にも莫大なお金がかかってしまい、ローンが減るどころか
ますます増えてしまったのでした。

破産寸前の伊丹さん、これからどうなるのでしょう。
次回は笹山おじさんが登場だよ(嘘)