1 :
NASAしさん:
第二次世界大戦中はB−24リベレーターやカタリナ飛行艇など大戦で
大活躍した航空機を生産し、後には当時の日本が妄想することしかでき
なかった幻の爆撃機「富嶽」そっくりの超大型爆撃機(しかも4500
馬力級のエンジン6発プラスジェットエンジン4発という超弩級)を生
産。旅客機の分野ではコンベアCVシリーズを製造するなど、当時はボ
ーイング社にひけをとらなかった航空機メーカーだったコンベア社こと
コンソリデーテッド・バルティー社。
しかし、ジェット旅客機時代に突入して自信たっぷりに送り出したはず
?のCV−880,990で失敗し、ジェネラル・ダイナミクス社の傘
下に置かれてしまい、消滅してしまった。
直接の原因は前述のCV−880,990シリーズの失敗にあるのだが、
ライバルのボーイングと比べて華が欠けていたのが災いしたのだろうか?
(米軍の爆撃機で有名な物はB−17からB−52に至るまでその大半
がボーイング社製という事実から、知名度の面で不利だったのかも)
2 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 22:06
ベルトコンベア造ってりゃあ良かったんだよ。
3 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 22:51
1が全部解説してしまってるのでこのスレ終了(w
4 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 23:40
F-16あたりまでは、無理矢理コンベアと言えないのですか?
5 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 23:41
言えるかよ(w
6 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 23:49
確かに1語りすぎ。
ところでF-102とF-106も忘れてはいけないと思われる。
空対空核ミサイルの名前なんだっけな?
7 :
NASAしさん:2001/08/17(金) 23:55
>6
ジーニー
8 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 00:03
あれ非誘導だからね。爆撃機編隊にぼこっと穴開けてやろうみたいな思想。
分散されると、意味なくなってしまう。
それにカナダは使うの止めて欲しいと思ってたようだ。
9 :
774-3:2001/08/18(土) 00:04
10 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 00:06
ジーニーだったか。ありがとう
しかし怖い時代。
デルタガダー、デルタダートって全部三角形な所が良かったな(藁
11 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 00:11
ファルコンて核弾頭搭載型が有ったのね。
12 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 01:21
コンベアのジェット飛行艇はお好き?ライバルほとんどいないタイプだから、評価が難しいけどね。
13 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 02:17
ファルコンの直径に、爆縮兵器入れるあたり、すごいテクノロジーだ。
その頃の飛行機の技術に比べて、突出してないか。怖いという意見に同意。
14 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 02:39
XFY-1
これが本当のVTOL(w
15 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 03:12
DC-10の貨物室ドアを設計したのはコンベア事業部
ああ非運なり
しかし、欠陥分かっていて止められなかったものなのかねぇ
16 :
G_Tomo:2001/08/18(土) 03:34
>>13 ニュークリア・ファルコンの写真探してごらん、通常型とかなり形(サイズ)が違うよ。
17 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 08:17
16さん。おれ、ジーニと混同してたくらいだから、写真なんてどこにあるか知らないよ。
何インチあったの?
18 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 08:47
15 それ衝撃的。
マッハの恐怖に書いてあったの?
制御系とか、安全思想の教科書的な実例だものね。
CV880は、危ない機体だったの? JALの訓練生死んだりしてるけど。
19 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 09:23
>18
加藤寛一郎氏の著作に詳しいです。貨物室のドア
20 :
G_Tomo:2001/08/18(土) 11:01
880の黒煙萌え〜。
22 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 11:15
最近黒煙吐く飛行物体て見ませんものねー。
P-3C
24 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 12:23
軍用はたしかに飛んでる。「沖縄除く」くらいは付けておこうかと思った。
赤外線気にする前に黒煙でしょ、と強く思う。
G TOMOさん、20番サンキュー
25 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 12:48
本当に働いた爆撃機は、B-24だと言う人は多いですね。乗ったことある人も、圧倒的に多いのにどうしてボーイングに負けたかな。
空力的にもあの主翼は目的にかなってる。中高翼は、爆弾落っことすには適してる。
四十肩でも乗り込むのに苦労しない。つーか、機内を前後に歩けたのかな? これは自信なし。
26 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 13:21
>>18 危ない機体と言うよりは操縦のしにくい機体だったらしい。
よく、スポーツカーに例えられたそうで、スピードは速く、最高速度
では旅客機としてはコンコルドに続いて速い。
27 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 13:37
26 どの。
747よりも速い?ちょと懐疑。
28 :
G_Tomo:2001/08/18(土) 15:22
正確にはCV990がだけどね=>コンコルドに次いで速い旅客機
最大巡航速度990km/h
29 :
NASAしさん:2001/08/18(土) 15:35
0.99なわけはないよね。
信じましたから。
30 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 09:06
なんだー もうおわりかー 地味なスレッド建てるからだぞ
31 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 09:11
コンベア440(メトロポリタン)はどうよ。
月刊誌のANA特集なんかでは、かなり良い扱いだけど。
32 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 11:24
このメーカー、ジェット機に運がついてないというか。
プロペラ機は結構評判が良かったのに‥‥。
それとある意味大戦中に軍用機を作りすぎたためになかなか軍需産業の体質から
抜け出せずにそこへジェット機時代となり、ボーイングとダグラスの2大旅客機
メーカーとの競争に敗れてあぼ〜ん!か。
33 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 11:32
それはロッキードも同じだ
34 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 11:35
ダグラスもな
35 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 11:37
ボーイングが先に大型輸送機受注に失敗したからでめぐり合わせもあるような
36 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:06
747 不採用→民間転用でヒット、ギャラクシー→軍大量採用、見積もり高騰、生産余力なし、シビリアンマーケット喪失。
こんな流れですか?
37 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:13
そうそう
ボーイングはたまたま先にこけかけたから民需に傾倒していったような
38 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:18
近い将来
これからの時代超大型旅客機は不要→777−300で十分→エアバス
がA380発表→世界中のエアラインが注目→747X発表→注目され
ず、受注0、開発断念→世界中のエアラインがA380を発注→A38
0のみならず、旧ダグラス機ユーザーを中心にA330、A340の大
量発注→ボーイング焦る→ソニッククルーザーを急遽開発→A380ほ
どは売れず?!→ボーイング経営規模を大幅に縮小?!
39 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:20
こっちはどんでん返しとかないの?
40 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:30
>>39 ボーイングと世界第3位のボンバルディア・エアロスペース(カナダ)
と、テクストロン社(ライカミングエンジンをはじめ、セスナ、ベル
などを生産)、レイソン社(ビーチクラフト機を生産)、ロッキード
・マーティン社、ノースロップ・グラマン社など北米の航空産業が密
接な業務提携を結んで航空産業界に君臨するエアバス社と対抗する。
とりあえずはB777をベースとした、エアバスA380を越えるよ
うな双発の超巨大旅客機を開発、いずれは「石油の要らない旅客機」
を開発・実用化して世界で初めて発売する。
41 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:34
なんでMDをボーイングに吸収させたか。
国策だよ国策
42 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:36
アメリカは国防企業の一社化に踏み切るだろうか?
43 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 12:44
国防企業もずいぶん系列化や合併が進んだな。
44 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 13:14
基本デザインの費用を軍に出させて、旅客機で売りまくる。これがボーイングが707で学んだ商売。
747の場合、多少なりとも官費はもらったのかな?
コンベアだったね、お題は
45 :
774-3:2001/08/20(月) 13:58
46 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 14:29
コンベアCV−880,990を購入した航空会社で機体の性能等に
満足したところって、存在するのだろうか?
JALも手っ取り早く手放してしまったし。
47 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 14:34
民航空運公司CATはご自慢でした。880
48 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 15:10
ヘフナー、プレイボーイ社長。
キャセイもしばらく使ってたな。
スイスエアあたりどうなんだろう。
50 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 17:20
>>49 スイスエア、日本にCV−990で乗り付けてきてた。
確かスイスの交通公園ではCV−990が綺麗な状態で展示保存されているそうだ。
Fクラスが横向けに付けられているのが特徴だけど、Yクラスの席はいたって普通
というか、結構完成度が高そう。
CV−880,990の失敗で旅客機から手を引くのではなくて、大改良でもして
CV−1000あたりを出してくれたら旅客機の歴史は相当変わっていただろうに。
51 :
NASAしさん:2001/08/20(月) 17:26
シートは3-3ですか?
52 :
15:2001/08/21(火) 03:38
>>18 コンベアの責任は問いたくないけどねえ
アップルゲイトメモの内容をダグラスに伝えなかった事は失態だと思う
「予測された大惨事」に詳しいよ
53 :
NASAしさん:2001/08/23(木) 01:53
age
54 :
NASAしさん:2001/08/23(木) 08:38
コンベア(正式にはコンソリデーテッド)の爆撃機は大戦中に大量生産されたもの
の印象が薄く存在そのものが地味で、大戦中に活躍した米爆撃機といえば欧州では
B−17、太平洋戦線ではB−29とボーイング機の印象がどうしても強くなって
しまう。
B−36ピースメーカーを開発するものの、生産が開始されたのは大戦終了後の、
朝鮮やベトナム戦争の前という、米軍が軍備に消極的な期間だったことであまり
活躍の場がなく、目立った活躍といったら原子炉を積んで(といっても、駆動には
利用せず、ただ搭載しただけ)飛行をしたくらいで、最終型は6発の超強力なピス
トンエンジンが取り外され、すべてジェットエンジン化したもののボーイングのB
−47やB−52などに破れてしまい、朝鮮やベトナム戦争ではボーイングの爆撃
機ばかりが活躍した。
超音速機(世界唯一の超音速水上機も含む)と旅客機に社運をかけたものの、その
衰退は止まらなかった。
55 :
NASAしさん:2001/08/23(木) 08:48
56 :
G_Tomo:01/09/25 21:27
今号の航空ファンのPhoto Chronicleで、CV880/990の特集やってるね。
エンジン・ナセルとスピード・ポッドが交互に飛び出た主翼平面形は、チョット変わった魅力があるな。
57 :
トーアドメス株主:01/10/07 23:12
>>48 エルヴィス・プレスリーの自家用ジェットもConvair880Mでしたね。メンフィ
スだかどっかにまだあるよね。
58 :
G_Tomo:01/11/26 22:35
ところで
コンベア=>GD(ジェネラルダイナミクス)コンベア部門=>ロッキードに吸収=>ロッキード・マーチンに合併
で合ってるよね?
ロッキード・マーティンCV880か、ややこしいなあ。
59 :
NASAしさん:01/11/26 23:23
もっと昔も知ってるよ。
コンソリデーテッド+バルティ=コンベアね。
さらーに、コンソリというぐらいだから、これも大同合併会社だろう。
誰か教えてくれ。
60 :
NASAしさん:01/11/27 03:24
61 :
NASAしさん:01/11/27 03:35
うーん、前輪はダブルだけどメインはシングルだね。ほとんどB−17。
もしかして、ナセルから半分はみ出した状態で飛ぶんだろうか?
62 :
NASAしさん:01/11/27 03:52
55 イラスト面白かった。後部乗員区画と前部を結ぶトンネルが面白い。おそらく、爆弾倉は与圧なしで、トンネルと前後キャビンが与圧されてたんだろうな。
ではクイズ、ピースメーカーは主翼内のトンネルを通って、6発のエンジンまで近寄ることができたそうです。このトンネルは与圧されていたでしょうか?
60の写真は、もしかして検閲済み写真で、主車輪は書き足したものじゃないだろうか? あの主車輪がどこに収まるのか理解できない。
63 :
G_Tomo:01/11/27 04:23
>>60 主輪が2.8m巨大シングルなのは試作のXB-36だけで、量産機は4輪ボギーになったのよ。
なんでシングルかというと、その方が薄く主翼に収め易いと読んだ覚えがあるが、ホントかな?
64 :
NASAしさん:01/11/27 06:55
65 :
NASAしさん:01/11/27 13:37
B-36にはクローラー(キャタピラー)式降着装置取り付けたやつもあるよ。
直径2540mmのシングルタイヤ装備機よりも2540?Lも重くなったらしい。
格納容積はシングルタイヤに比べて1/3程度。
でも接地面積はシングルタイヤとほぼ同じ。
何回離発着に耐えられたかは疑問。すごい複雑な構造してる。
昔のアメリカ機は試行錯誤が多くておもしろい。
66 :
NASAしさん:01/11/27 14:21
分散配置をするにあたって、滑走路の強度が制約になると思ったんじゃないかな。
ゴムのトラックだろうけど、切れたら騒ぎだよね。ケブラーなんかない時代だし。
67 :
NASAしさん:01/11/27 14:36
滑走路を選ばないと行けないというのも大変だよね。
オレの持っている資料は写真を元にしたイラストなんで、材質は
はっきりはわからないけど、ゴムだろうね。
多分ラジアルタイヤみたいな構造で強度もたせてると思うけど。
あの巨体を支えるには???
B-36好きだね。アメリカ帝国主義の象徴みたいで、妙に
バカっぽいところに親近感が湧くよ。
68 :
NASAしさん:01/11/27 14:37
B-17がB-24より人気がある理由を考える。
おそらく、両方とも戦後15年間くらいは、かなり雑に扱われてた。
その後、グレゴリーペックの頭上の敵機ができて、QMプロダクションのテレビ版ができて、B−17人気に火が付いた。
じゃあ、なんでB−17の映画ができて、B−24の映画はできなかったか?
これが良くわからない。その時期偶然に、森林火災用だったまとまった数のフライアブルが放出された。この辺じゃないだろうか。
じゃあ森林火災用にB−17が多かった理由は? 尾輪式でターフの運用に向いていた?
穴だらけです。突っ込み歓迎。
69 :
NASAしさん:01/11/27 14:44
このスレの皆さんで、旋回銃座の良品持ってる方、適価にてお譲り下さい。
このところ関西方面で、当局の嫌がらせで困ってます。
70 :
小泉内閣&航空会社首脳:01/11/28 10:11
71 :
NASAしさん:01/12/18 02:26
あげ
72 :
NASAしさん:
上下