パイロット大量辞職・イベリア航空

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1NASAしさん
スペイン・マドリード――スペイン最大手のイベリア航空でパイロットの賃上げをめぐる労使交渉が紛糾、管理職級パイロット計208人のうち99人が15日までにパイロット業務に関する辞表を提出し、同国政府が仲裁に乗り出す事態となっている。夏場の書き入れ時を迎えた観光業界への悪影響を懸念する政府の求めに応じ、パイロット側は予定していたストライキの中断を土壇場で決めたが、争議解決までには紆余曲折(うよきょくせつ)がまだありそうだ。
パイロット側は当初、7月13日にストを実施する構えを見せていたが、政府の仲裁を見守る姿勢に転じた。ストがもし実施されれば、計750便のフライトが運休に追い込まれる異常事態となっていた。同航空の運航は現在、平常通りだという。
同航空には約1900人のパイロットがいる。イベリア航空は今年4月に民営化されたばかりだが、それ以降、ベテラン・パイロットと会社側の給料水準を巡る対立が特に目立ち始め、散発的なストライキが6月ごろから始まっていた。
観光業はスペインに外貨をもたらすドル箱産業で、昨年は計4800万人の外国人観光客が訪れていた。その大部分は英国人やドイツ人で、スペインに空路で入るのが圧倒的に多い。
スペインでは今夏、一部の島でバス運転手による労働争議も約2週間前に発生。観光客数千人が立ち往生する騒ぎがあり、欧州各国の観光業界代表らがスペイン政府に夏休みシーズンにおける労働紛争への対策を求めていた。
2NASAしさん:2001/07/16(月) 19:19
単なる(パイロット側からの)脅しなのか、それとも本気なのだろうか?
日本の場合、大手3社のパイロットがここまで強硬な態度を取ったとして
も行く先がなくなってしまうのだが、スペインの場合は一応EU加盟国な
のでパイロットは会社を去ることになっても、より高い賃金で雇用してく
れるEU域内の航空会社に大挙移動していくのだろうか?
欧州の場合
パイロットが大幅な賃上げ要求−−会社側が大幅な賃上げを認める or 賃
上げに不満を持ち大量に退職−−どちらにしても経営に大きな支障が生じ
る−−国際競争・域内の競争に負ける−−経営が急速に悪化−−倒産 or
ライバル会社に吸収合併。
というふうにして、業界が大規模な再編を迎えていくのだろう。
3NASAしさん:2001/07/17(火) 02:14
スパンエアーが完全にルフトハンザの子会社となるそうだ。
イベリア航空は逝ってよし
4NASAしさん