☆彡コメット　Comet☆彡

世界初の実用ジェット旅客機として就役しながら、
設計ミスで巡航中に空中分解を繰り返し、悲劇とまで言われたコメット。

コメットをベースにした英軍の対潜哨戒機ニムロッドは、改装を受け、
今も飛び続け、まれに横田にひょっこり顔をだします。

このスレッドはコメットやイギリスの旅客機について語るスレッドです

ま、初のジェット旅客機だから、同情の余地はある

初のジェット旅客機という意味でも、
空中分解という意味でも、
歴史に残る機体だね、コメットは。

あのヒコーキ、主翼の根元にエンジン埋め込んでるね。 アソコの構造かなり複雑そうだね。

亡くなった人たちには気の毒だけど、あれが落ちてくれたおかげで、いまの安全な
飛行機があるんだろうな。ハリアーといい、イギリス人は根性があるな。

初期の頃は墜落しては原因究明、改善されて再飛行、暫くしててまた
墜落の繰り返しという悪循環。それでも英国側の、コメット事故に対
する原因究明策はハンパではなかった。ついに最後にはテストのため
に実験機そのものを巨大な水槽の中につけて、与圧の繰り返しと翼部
分の強度不足という結果を執念の結果見つけだすに至った。

飛行を繰り返すことによって与圧が繰り返され、圧力差によって機体
にかかる巨大な差圧が機体の強度を弱めて劣化・亀裂の原因となる問
題は今日に至るまで航空機にとっては重要な問題となっている。

参考までに、現役のコメット旅客機は存在せず（１９９０年初めに退
役）、英国の空港博物館をはじめ世界各地で屋外展示されているコメ
ットも整備すれば飛行が可能かどうかも定かではない。

あのころは、エンジンポッドをパイロンにつるすなんてことしてなかったから
主翼の付け根にエンジンがあるというレイアウトは結構あったね。

ツポレフのバジャーとか、それ改造の旅客機（名前忘れた）とか。

与圧による金属疲労の影響が未知だったので空中分解したとか思ってる人が多い、
実際には機内を与圧するのはコメットが初めてではなかったし、
疲労が生じるのも知られており、コメットでも考慮されていた。
設計がまずかったのであり、実機での構造試験にも問題があった。
って感じでいいのですか？

>>7
エンジンをパイロンにぶら下げるのはボーイングがジェット爆撃機でやった技術で、
それをB707に導入したんだと思います。

ニムロッドはコメットにスリッパ履かせたような機体ですが、
翼内エンジンとか、機首の形とかが良く判ります。

あげてみた

コメット（ニムロッド）にしろ、ウィゼックス（シコルスキS-55）にしろ、なんで
イギリス人は古い機体を改修に改修を重ねて使ってるんだろう？

なんか逆に金がかかりそうな気がするんだけど。

あと、関係ないがウィゼックスってあんなとこにエクゾーストがあったら、乗り降りの
ときにクルーはやけどしないのだろうか？

弁当を温めるのに使ってる。

>>10
航空技術を国内に温存するためさ。
本当は新規開発をして技術力高めたいのだけれど、それだけの資金が無いから旧型機の改造という方法を採用している。
これは確かに米国製の既存品を輸入することに比べれば、間違い無く高コストだ。
でも輸入してしまったら、航空関連の技術も技術者も国内からいなくなってしまう。

英国は米国製を採用する場合でもエンジン変えたりして改設計してライセンス生産する。英海軍のF4なんか胴体は別物みたいだ。ジョンブルの意地の部分もあろうかと思う。

>>11 おもしろい（ｗ

>>12-13
なるほどなーと思う。我が国も頑張って新機開発してほしいなあ。まあ、高いかも
しれないけど莫大な円を外国に流してしまうことを考えれば、国内開発のほうが
よくかんがたらいいかも。

滑らかできれいな形と思った。
ニムロッドはぼっこりしているけど。

age

>13
ブリティッシュ・ファントムが
英国製の エンジンや装備に変更したのは、
英国航空産業へのオフセットだよ。