1 :
NASAしさん :
射出装置のついた座席作ったらどうだろう?
代金が高くとも乗る人間がいると思う。
10Gを越える射出Gで死ぬ奴続出。
ついでに高高度だと急減圧しながら氷点下50度の世界に。
さらに誤作動による墜落事故が多発。
そのうえ射出のタイミングが乗客には分らん。
火薬満載で重量が異常に増加した機体、
リクライニングしない座り心地が悪く、
ベルトを締めるだけで疲れる程手間のかかる椅子。
金を貰っても乗りたくないよ。
3 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 13:16
射出座席は戦闘機でも難しい、非常に危険な装置!
操作を少しでも誤れば、というよりも運がよくなければ機体の一部分に接触して体
が裂けてしまうし、よほど訓練を積んでいるパイロットでなければ五体満足で地上
に降りることは困難極まりない。
旅客機の場合、ベストな方法とは、客室が機体から分離して客室空間ごとパラシュ
ートで降下するという方法が考えられる…が、…しかし、客室の空間全体を支えら
れるだけのパラシュートをどのように積み込むのだろうか?そもそもそんな重量級
のものを無事地上に降下させられるだけのパラシュートが存在するのだろうか?そ
れにたとえ存在したとしても、客室自体が破損している状況では一切使用不可能!
スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故でも、乗組員室は海面への激突ま
で残っていたというのだから、もし、乗組員室ごと降下できるパラシュートが存在
していれば宇宙飛行士は助かっていたのだが、実際には旅客機の客室よりもはるか
に軽いスペースシャトルの乗組員室すら無事に降下させることの可能なパラシュー
トですら存在していない現在、不可能なことだと思う。
4 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 13:47
コクピットごと飛び出すのはあるよね。爆撃機なんかで。
5 :
コクピット脱出カプセル:2001/05/22(火) 14:23
実用化してるのはF−111だけ。B−1は試作のみ。
6 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 14:35
コクピット脱出カプセル
スペースシャトルにも付いていたよ。
・・・チャレンジャーあぼーんの頃には信頼性向上したと称して外してたけどな。
7 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 15:02
>>6 だよね。
チャレンジャーの件は驕りと言われても仕方が無いか。
それで、旅客機じゃ、まさかコクピットだけというわけにもいかないだろうな(ワラ
8 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 15:23
1さんはちょっとした思いつきを書いたのか、真剣に考えた上で
の投稿かわかりませんが、2、3の方がたちまちにして、厳然た
る事実をしかも理路整然と並べられたのには驚きました。
確かに反論するスキもない文書であることは充分認めますが、
感じたことは「夢がないなあ!」ってことなんです。誤解しない
で下さいまし。他意はありません。
「書いてあるのはそのとおりだけど、不可能です、で終わるん
じゃなくて、そこを何とかするっちゅうのが21世紀の科学って
もんじゃないんかい!」というノリです。
じゃあ、おまえならどうするんだって言われたらゴメンナサイ
するしかないんですが、ちょっと前にはジャンボとDC10の
ニアミスあったし、日航123便関係のHPもたくさんあるし、
必ずまたどこかで旅客機墜落事故は起こるだろうし、「運が悪か
ったんだねえ」だけだと、あまりに悲しいもんで。
射出座席ってのは難しいけど、その代わりにこういう風に考えれば
何%かは助かる可能性が出てくるかもしんないってのをその理路整然
とした思考回路で考えていただければなあって。
片側に射出座席装備の戦闘機があり、もう一方に500人乗り
ジャンボ機があり、双方歩み寄ったらその交点はこんなヒコーキ
が考えられそうなんてね。(歩み寄るのは生存可能性という一点
に絞らねば。250人乗り戦闘旅客機ってのはないわな。)
無理かなあ。21世紀も「運が悪かったんだねえ」が繰り返さ
れるのかなあ。
いきなりきつい事書いた2です。
夢のある書き込みとして・・・
機長の判断で座席投棄できるようにするってどう?
後方か側方にドアが開いて、レールに乗ってる座席が次々と
空挺部隊か爆弾のように落とされるような感じの。
これなら機長が一定高度まで下げた後で操作できて、
急減圧の問題もないし、客は指示どおりベルトをして
身を硬くしてれば勝手に作動する。
で、各椅子にパラシュートつけとくの。
どうかな?
10 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 18:35
そのうちタケコプターくらい実用化されるでしょう
11 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 20:01
8です。2さんありがとう。
そうです。こういう書き込みが見たかったっす!
もしも、もしも、ですよ。あの123便にこういうのがあったら、全員が
助かるのは無理としても、現実の生存者4人よりはもっと多くの方が助か
ったかも知れませんね。
実際の事故は、知らない間に高度が下がっていたとか、俗に言う「魔の11
分間」が多いだろうし、空中衝突や何らかの原因による空中分解は、それ
こそあっと言う間だから、こうした乗客の強制脱出を機長が判断、実行で
きるシチュエーションってそう多くはないだろうけど、でも何%かは有効
な場合もあるかもね。
側方脱出は窓部分が全部緊急脱出口のような作りになったり、主翼とエン
ジンをどう避けるかってことになるから、やっぱり胴体後部をふっとばし
て後ろむきのジェットコースターみたく、次々に横3列、あるいは4列の
座席単位でシートレールに沿って機体後部からこぼれ落ちるように脱出
するってもんでしょうね。
半分遊びですけど、緊急脱出手順を考えてみました。 つづく
12 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 20:02
機長判断で乗客の緊急脱出。
・有無を言わさず乗客、乗員はシートへ。
・普段は2点式ベルトだけどこのときは肩口に埋まっているベルトが自動
的にドロップして4点式ベルトに。
・ヘッドレスト両サイドが乗客の頭部を保護する目的で回り込んでくる。
・胴体中部、後部のギャレー、ラバトリーを床下に強制引き込み。
・後部胴体を火薬で吹っ飛ばして、自動的に機首を上げる。
・イチかバチかの後ろ向きジェットコースタースタート。
・着地の瞬間はクルマのエアバッグみたいなのをシート足元で展開。
ま、こうやって脱出しても、ショックで死ぬヒトもいるだろうし、着地の時
大怪我する奴も出るでしょうが、全員死亡よりははるかにまし。
赤ん坊とか幼児をどうやって脱出システムに組み込むかは21世紀技術の
課題。あ、コクピットクルーは射出座席ってことで。
特許申請してみっかな。
13 :
2:2001/05/22(火) 20:57
ベルトに関しては難しいものじゃなくて
ループ状になったベルトを2点式のベルトに掛けるタイプなら
既存のものをちょっと工夫すれば出来そう。
(古い小型機に使われてます。7ECAとかね)
問題は開口部だけど、火薬は危険です。
後方だと操縦舵面にも影響ありそうだし・・・
側面や側底面に幾つかの投下口が開口して、
CA(FA)がレールに乗った座席を押して投下するのは?
14 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 22:10
救援物資投下みたいに尻から乗客が次々と落とされるのは見物(みもの)ですね
結構いいアイデアじゃないでしょうか
15 :
NASAしさん(14):2001/05/22(火) 22:12
着地したところが底なし沼やライオン・ワニの群のど真ん中を避ける
機能も追加してください
16 :
NASAしさん:2001/05/22(火) 23:15
>>6 >コクピット脱出カプセル
>スペースシャトルにも付いていたよ。
大嘘つきか、ネタ職人か、
射出座席とカプセルの区別も付かない素人厨房と思われ。
17 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 00:30
また来ちゃった。8−11−12です。
脱出は絶対後部からですって。別にケンカ売ってるわけではないです。
火薬に代わるものは何か考えるとして。
現行機の大部分のタイプだと後部胴体を吹っ飛ばすと水平尾翼の支持も困難でしょうが、私の
イメージはC−5ギャラクシーです。水平尾翼は垂直尾翼のてっぺんに持ってくる。
で、吹っ飛ばす後部胴体は円周の下半分、あるいは3/4程度として、垂直尾翼及び各操縦
舵面は維持するわけです。軍用輸送機が後部のクラムシェルドア開いて物資投下するのと殆ど
変わりません。のんびりドア開くのを待つ代わりに胴体を吹っ飛ばし、最後列が滑り出すと
そのプロセスは最前列が脱出するまで続きます。怖がったり文句言ってるヒマも与えません。
文句言えるのはすなわち生還した時です。
側面や側底面はどうかしらん。出るなら一斉に出ないと。何列かに1箇所の投下口だと順番
待ってる間がたまらんと思いません?他人を押しのける奴も出てくるだろうし。
まして客室乗務員の細腕で順番に押し出すのは機体が傾いた方は押し出せても反対側は必然的
にその時点であきらめてもらうしか....。人力では限界あるでしょうし、何より彼女たち
の生還のチャンスが著しく低くなるでしょう。
わが身を省みず自分の座る座席を機外へ「押し出して」くれた彼女たちの顔は、一緒に生還した
ならともかく、乗客だけ助かったりしたら、毎晩うなされますって。にっこり笑って押し出して
くれるような状況じゃないでしょうし。
一刻を争う緊急脱出では、人力に頼らず、いったん始まったらプロセスは最後まで自動的に続き、
何人かの犠牲者が予想される荒っぽさでも、残り大部分を、とにかく助けるといったスタンスで
デザインすべきでしょう。
18 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 00:41
お前ら一辺、True Macのejectionのページ見てこい。
19 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 02:45
>>16 素人はあなたですよ。良く調べてください。
20 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 03:04
>>19 僕も射出座席(しかもパイロットとコパイのみ)だと思っていたのですが?
しかも、試験飛行が終了した段階ではずしてしまった気がするんですが?
間違っていたらごめんなさい。
21 :
>>19:2001/05/23(水) 04:16
どうしてそう自信満々に間違えられるの?
22 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 08:09
B-2もイジェクションシート付いてましたよね。
あれってどーゆー仕組みになってるんですか?
天井板が外れるのか、B-1みたくカプセルなのか、謎なんですけど・・・
23 :
2:2001/05/23(水) 08:37
うむ、確かに後から落とした方が良さそうだ。
>>17 急上昇の重力を利用するのではなく、
レール上を自走するようにすれば効率もいいし、
降下中でも投下できる。(ベルトコンベアみたいにするとかね)
24 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 08:57
クローンが実用化されたら、搭乗前に乗客乗員全員の採血とかするのかな。
鬱だ。
25 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 09:39
>>21 どうしてそこまでおヴァカなの? プププ
26 :
16:2001/05/23(水) 09:48
27 :
NASAしさん :2001/05/23(水) 10:04
客席を3-5列くらいのサイズでカプセル型にして機体に格納。
イメージとしては、747カーゴの中に30人乗りのゴンドラがいっぱいつり下げてある感じ。
普段は前後左右のハッチを開放して行き来できるようにして、
脱出時にはハッチ閉鎖後、ボマーよろしく機体下部のハッチを開け次々と投下。
コクピットクルーはエジェクションでOKです。
脱出高度や急減圧、着地時の衝撃対策などいろいろ解決できそうですけど、ダメでしょうか?
28 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 10:43
>>26 おいおい >6=19=21 じゃ文意が通らんよ。
29 :
20:2001/05/23(水) 12:15
>>16 お怒りごもっとも。ところで、リンク先読ませてもらいました。
エンタープライズ(大気圏用試験機)の着陸実験の際とコロンビアの最初の4回の
試験飛行の時のみ射出座席がついていたということで良いんですね。試験飛行時
は2名しか乗組員いませんでしたもんね。
消防のころ、何かの本で射出座席がパイロットとコパイロットの分だけ着いている
と知って、残りの5名は緊急時にパイロットに見捨てられるのか?と気になっていた
ので。16さん、ありがとうございます。
30 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 12:56
>>27 おもしろいけど、人口密集地に重さ数トンのカプセルがパラパラ降ってくると危ないわな。
パラシュートで減速しているとはいえ、先週の桑名みたいに民家直撃したら大変ぢゃん。
31 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 13:13
判断の分かれ目ですね。
カプセル内の乗客は助かったけど、下敷きになった民家、あるいは車
の人間は死亡ってのは洒落にならんな。
はじめの方で3さんが大重量を支えるパラシュートの有無を書かれて
ましたが、そうすると横3列、あるいは4列のシート単位でパラシュ
ートつけてカプセルなしのはだかで落ちてもらうしかないか。4点式、
おまたのところも含めて5点式ベルトならズリ落ちることもなかろう。
カプセル式は機体構造の方もたいへんだしね。
32 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 13:54
>>27 まあこういう冗談も楽しいよね、
え?もしかしてマジ?
33 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 13:55
マジレス。
飛行機事故の起きるタイミングの多くは離着陸時です。
同じコストでリスクを減らすのであれば、巡航飛行中の事故の生存率を
射出座席やカプセルで高めるよりは、離着陸時の安全性をなんだかの
方法で高めるべきでしょう。その方が生存率が結果的に高まります。
っていっちゃだめ?
34 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 14:28
>>33 離着陸時(低高度、低速度)限定とすると、先の何人かの方の案を総合すると
できそうな気が...
1.列単位でカプセル化(クラッシャブルゾーン確保と火災、着水対策)
2.シートは一体型(リクライニングしない)で、4面(前、左右、上)エアバッグ、シートベルトは4点式以上
これで、衝撃が5-60G位だったら、8割方の乗客が死なない程度のダメージで
何とかなるかも。元々体が弱いとか、体がデカイ、ちっこい、運が悪いとダメ。
35 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 14:37
>34
そんな機体や装備、ペイしないって。
現状ですらヒイヒイ言ってるんだから。
それよか運用方法を国際的に統一したり、
現場の人間のレベルを上げる方がよっぽど現実的。
36 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 14:37
実は大した金かけずに、シートを後ろ向きにしてさらに
3点式シートベルトにすると、事故の際の生存率が画期
的に高まるという実験結果があるんだよね。
なぜ導入しないのかな?
1,金がかかる
2,一部の機体に導入すると、客が他の機体に乗りたがらなくなる
3,客がめんどくさがる
37 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 14:49
>36
そうだろうけど、それは200ktとかで不時着大破、
みたいな状況でのハナシでしょ。生存率が上がっても
ほんの数パーセントってとこじゃないの。
ソースがあれば勉強したいのでキボンヌちゃんだが。
今まで数十年の慣習を代えるのは並大抵な事じゃないよね。
ただ一つだけ方法があるとするなら、全世界で一斉に
その方式に変えてしまう事ぐらいかな。
38 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 14:51
>>33 >離着陸時の安全性をなんだかの方法で高めるべき
翼面の圧力差を揚力にする飛行原理を採用している限り無理。
あと100年もすれば重力制御するタイプの飛行物体ができるかもね
39 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 15:09
たった100年ポッチで重力制御!!
そろそろ概念設計や基礎研究やっとかないとダメじゃないの?
つーかどーゆー原理??
40 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 15:10
最初から空挺部隊のようにパラシュートフル装備で、C-130やC-17で運行するのはどうでしょうか(w
もちろん、搭乗1ヶ月前から習志野で訓練(w
余談ですが、たしかB-52では乗員の位置によっては下方射出だったはず。
上に射出されるのはともかく、下方に射出される人の気持ちはどんなものだったんでしょうかね。
41 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 15:23
>>38 >>39 比重がヘリウム並で強度がチタン並な合金ができるようになるとかだったら
ここ300年位で実現できるかも。
これで飛行物体作ると、高度下げるためにエネルギー使うことになるけど...
42 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 15:35
>比重がヘリウム並で強度がチタン並な合金ができるようになるとか
実際そんな合金開発できるの?可能性あるの?
構造にヘリウム封入って、そりゃ飛行船か。
43 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 15:46
横道に逸れそう。
重力制御? どこか他所でやってくれい。
離着陸時の安全を高める? 正論すぎて、それを言っちゃお終いっす。
ここで議論しなくても、これまでもこれからも誰かが考えて実践して、
少しづつ進歩しますって。
ここはあくまで、現実にはない(というか非現実的かも知れんが)
旅客機の乗客の緊急脱出方法をあーだこーだ言い合うスレってことで
よろしく。
ネタスレ宣言。マターリsage進行でお願いしま〜す。
45 :
16=21=25=26:2001/05/23(水) 17:02
>>29 うん、なかなか素直でよろしい。
こちらも数々の暴言はお詫びする。
だがこれからはいくら自分が正しいと思っても、調べもせずに
>>19 >素人はあなたですよ。良く調べてください。
なんてことは言うもんではないね。お蔭で恥かいたろ。
まあ、このスレの趣旨とも違うし、この話題はこれまでにしておこう。
46 :
NASAしさん:2001/05/23(水) 17:17
>45
エラそー、何様。
47 :
28:2001/05/23(水) 17:30
>>45 なんか勝手に誤解してマターリ納得しているが、ちゃんと読め。
20 = 29 と 21 は元々エジェクションシート派だぞ。
カプセルだと主張してるのは 6,19 (おそらく同一人物)
その上26の「6=19=21」と45の「16=21=25=26」はえらく矛盾してるぞ。
これでは腰の低い 29 が可哀相だよ。
スマソね、オレ数字に弱いんだ。
両手使って覚えようとしたんだが、指の数が足りなくて、
仕方ないから足の指も使ったら足がつっちまって、それで数字を間違えたんだよ。
49 :
1ですが:2001/05/23(水) 22:28
えんまという写真週刊誌に掲載された123便の事故の現場写真が2ちゃんで
UPされるという騒動がありました。そのとき僕はこの事故について詳しく知りました。
低空で迷走状態を何時間も続けていたことを知り、脱出装置がついて
いれば助かったんじゃないかなと思ったのです。それで飛行機に詳しい
人に意見を聞いてみたいと思い、このスレたてました。僕にとっては難しい話が
多いですがいろいろな考えがうかがえて興味深いです。飛び出すときに10G以上もかかるなんて
知りませんでした。確かに鍛え抜かれたパイロットじゃないと無理です。
50 :
名無しさん:2001/05/24(木) 00:57
>>36 それって全席ジャンプシートみたいにって事でしょ?やっぱ今の機体のままではジャンプシートが一番安全なの?
51 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 09:43
ごく普通に考えても前からの衝撃に対して腹部をベルト1本の幅で支える
のと、後ろ向きに座って背中全体で衝撃を吸収するのとではどっちが影響
が少ないかは自明のことです。
実際、客室乗務員のシートが後ろ向きについているのも、俗にいうお見合い
シートに座った男性客に自慢の脚線美を披露するという目的のほかに(ウソ)
まず自分達が助からないとその後の乗客の誘導やら救助が出来ないという
理由もあったように思います。
もちろん
>>37さんが書かれたように、それだけで生死を分けるような事故状況
は限られているのも事実でしょうが、生存率がほんの数パーセント上がるだけ
でも500人乗りジャンボなら10人やそれ以上の人間が生還できる計算になり
ます。あなた自身がその中に入る可能性も無いわけではないです。
と書きながら、例えばどこかのエアラインが試験的に1機だけ全席後ろ向きの
ヒコーキを導入したとして、それに乗客が殺到するかと言えば、そんなことも
ないでしょう。「そこまでして助かりたい?」といった類の声が実際に言われ
なくても自分で勝手に思い込んだり「ヒコーキなんて全然怖くないもんね」と
いうポーズを取ったり、あの会社は臆病だ、乗客の安全確保に自信がないの
かと言われるのがオチですから。搭乗率の低下だって予想されます。事故の際
乗客を1人でも多く助けることには違いないと思うのですが。
「怖くないけど前向きシートが無いんじゃ仕方ないじゃん。」と全ての乗客に
エクスキューズを与えるには全席後ろ向きシートを全機一斉に導入するしか
ないでしょうが、やらんでしょうね。
52 :
20:2001/05/24(木) 09:53
20=29です。
私は射出座席派ですよお。まあ、その話題は終わってるのでおいといて。
ところで、NASAがまじめにスペースシャトルへ射出座席と脱出カプセルを
導入する事を検討しているという記事を発見しました。
http://www.cnn.com/2001/TECH/space/05/21/space.escape.ap/index.html これによるとパイロットとコパイロットは射出座席で脱出、その他のクルーは
カーゴベイに新設するポッド(発射と着陸時はここにいる)ごと脱出だそうです。
120億円以上の費用と1機につき最低1年半ほど改造にかかるらしいのです。
お金はかかるし機体は長いこと使えなくなるしおまけに貨物積載量は減っちゃうし
記事を読んでいても、「まあ検討してはいますよ」というスタンスなので実現
するかどうかはかなり疑問ですが。
こんな記事もあったよということで。
53 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 09:56
>>51 A380でやってくれないかな?
どこかで誰かが第一歩を踏み出してくれないとね。
54 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 11:36
おお! 51さんにヒントがあった!
(発射と着陸時はここにいる)これだ!
旅客機でも離陸と着陸時だけでも、より安全な環境を提供する、
つまり座席を後ろ向きにするってどう?
そういえば学校通ってたころ、利用してた京阪特急はホームに入って
乗客を降ろすといったんドア閉めて背もたれを一斉に反転させてたな。
近鉄だっけか、どっかの特急も座席が180度ぐるりんと回ってたし。
これで解決!
巡航中に前向きに変える理由あるのか?
56 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 12:15
多分に生理的な理由だけでしょうな。
57 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 12:20
それが意外とバカにできないんだよ。
58 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 12:45
生理的にはむしろ離着陸がいちばんきついんじゃないかなあ。
おれ後ろ向き座席じゃ酔いそう。
59 :
名無しピーポ君:2001/05/24(木) 15:21
BAのビジネスクラスには、後ろ向きのシートがあるってエアライン誌に載ってましたよ。
もっとも、安全上の観点からではなく、隣り合う席を前向き後ろ向きと
互い違いにすることによってプライバシーを確保すためですが・・・
60 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/05/24(木) 15:42
機関銃をつけたら堂だろう
61 :
NASAしさん:2001/05/24(木) 16:44
久々に登場した優良スレage。
射出座席は今後の開発に期待したいところだけれど、旅客機は客室が占
める部分があまりにも多いために一部の軍用機のような発想では難しそ
う。少し考え方を変えて、客室部分を射出させるのではなく、重量があ
り爆発することの多いエンジンや燃料タンクを搭載した翼の部分を切り
離して身軽になった客室を最後にパラシュートで降下させるっていうの
はどうだろうか。
でも、実際には射出にはある程度の高度と条件が必要であり、実際の飛
行機事故の大半が離着陸前後の間に発生していることから、あまり役立
たないような気もする。
それよりも、少しでも事故が発生しない安全な機体を開発することのほ
うが重要だと思う。機体の安定度が高いのは勿論のこと、例えば油圧系
統や各種コンピュータ制御装置が全滅するような事態でも確実にバック
アップのとれる構造や貨物室から火災が発生しても自己消火が可能だっ
たり、少々の爆発物では簡単に吹き飛ばないような構造の貨物室にした
り、主翼や水平・垂直部分を二重構造にして一部が吹き飛んだり裂けた
りしても空港までたどり着けるようにするとか…といった対策が取れれ
ば事故はかなり減少すると思う。
62 :
名無しSUN:2001/05/25(金) 11:21
真っ当な意見だが、こうきれいにまとめられると後が続かない…
63 :
NASAしさん:2001/05/25(金) 12:12
61さんへ
内容に文句ありません。惜しむらくは既出ということでしょうか。
前半部は
>>3の方と同じで、しかも否定的見解を述べておられます。
前半部のうしろについては
>>33の方と同じです。
後半については、主旨が若干異なるものの
>>35の方の意見が参考になる
でしょう。で、ハナシの持って行き方について
>>43の方が意見を述べて
られます。
後が続かないのは
>>62さんと同じ理由ですし、それを避けるために
最後は
>>8さんの2、3、4、5段目を読んでくださいまし。
もう少しカッ飛んだアイデアがないと、ほんと後が続かないっすねえ。
64 :
NASAしさん:2001/05/27(日) 04:12
>>51 航空会社、飛行機メーカーが座席を「積極的に」後ろ向きにしない理由
ってあるのかな?
65 :
YS−11フォーエバー:2001/05/27(日) 06:11
>>64 後ろ向きに座ったほうが安全なんでしょうが、酔いやすくなる
ような気も・・。
ひょんな事から航空自衛隊のYS−11に搭乗したとき、
何と一番前にあるVIPシートに座ったんです。そこは向かい
合わせの席になってて、後ろ向きの席に座りました。
離陸する時、いつもとは違う方向からのGによって、ちょっと酔って
しまいました。今までいろんな機体にのりましたが、一回も酔うことは
なかったのに・・。
あ、でも、後ろ向きに座るのが一般的になれば体が慣れちゃう
かな?。
66 :
NASAしさん:2001/05/27(日) 07:46
>>64 確かに「酔う」可能性が高そうってのは無視できないような気もします。
事故なんて俺の乗る飛行機には起こらないと考えて快適に「前向き」に
座るか、もしかして事故った時に少しでも生還の可能性が高くなるよう
ことを期待して何とも言えない「酔った不快感を我慢して「後ろ向き」に
座るか?」 結構難しい選択だな。
普段は前向きに座っていて、ヤバイ!となったらスチュワーデスさんを
押しのけてでも自分がジャンプシート座るってっのは・・・?
こーいう人間は他の人助かってもバチが当たって本人だけ死ぬかも。
>>65 体が慣れるほど、飛行機乗らないもんで。バスから電車からタクシー
からマイカーまで、運転手以外みんな「後ろ向き」なら慣れるかもね。
67 :
NASAしさん:2001/05/27(日) 08:46
前向きの席でも離陸時に後ろ向きのG、着陸時に前向きのG
両方受けるんだよね。(頭が文系なので表現がおかしかったら
ごめんなさい)
離陸時の加速と着陸時の減速どっちがきついのかな?
68 :
NASAしさん:2001/05/28(月) 14:53
でも、射出が可能だと乗客が知ったら、機内の統制が取れないのでは?
ちょっと故障ぽく見えただけでも、ドキュソが早くおろせとかわめいたり、
暴動が起きたり。
トータルでは、かえって危険が増すかもね。
69 :
NASAしさん:2001/05/31(木) 02:06
後ろ向きに座って客を見ているスッチーは離陸の時なんかどう感じてるんだろう。
やっぱり「落ちる〜」って思うのかな?
下向きに昇って行く感覚って一度経験してみたい気がする。
コックピットのみに射出座席を設ければ良いと思います。
飛行機事故が起こった場合、乗客もろともパイロットも死んでしまうことが多い為
後の原因究明がなかなかできません。だからパイロットを生かし、免責にし、
原因究明に役立てるのです。
上方向に射出すると垂直尾翼にぶち当たる可能性がある為下向き射出です。
71 :
NASAしさん:2001/05/31(木) 09:43
あの?
パイロットが自分を確実に救うために、助かる可能性のある機体を
捨てる可能性を考慮した発言でしょうか?
ボイスレコーダやフライトレコーダの存在も忘れないでください。
ほかにも言いたいことあるけどいいや。
こういうときの為にパイロットは2人居ます。
機長が残り、副操縦士が脱出します。
これで解決。
73 :
名無しさん@120分待ち:2001/05/31(木) 10:31
どこら辺が解決してるんだ?
ちなみに、同じ様なサイズの機体でも軍用機は上向きに射出してるぞ。
もうちょっと勉強してからもここにもどってこいや。
74 :
NASAしさん:2001/05/31(木) 11:18
75 :
NASAしさん:2001/05/31(木) 14:52
重量的に一人当たり20kg増になったら1列4席で人間一人分の重量増加です。
300人乗りで6トンもの重量増加。
例え技術的に可能でも旅客会社は採用しません。
76 :
NASAしさん:2001/06/04(月) 00:41
>>70,
>>72 煽りを承知で、ちょっとカンガエタ。
帝国海軍では、乗艦が沈没するとき、艦長は艦と運命を共にし、そのかわり
副長は何が何でも生き残って最期の状況を報告するという不文律(?)が
あったような記憶が。
レイテの武蔵、沖縄特攻の大和、ともに副長は生き延びたような記憶が。
そうした経験から万が一の場合の事故原因究明の為、コックピットクルー
1名は射出座席による脱出を義務付けられたりして。機長はダメです。
脱出できるのは副操縦士だけ。
「ワタシもお供させて下さい!」「いかん、早く脱出するんだ!」などという光景
が見られるが、「そこをどけ!」「ナニするんですか!機長!」の修羅場が見られ
るか。
一方、乗客は上の方で語り尽くされているように、乗客全員の脱出はどうも不可能
みたいだから自分達の死を同種の事故防止に役立てる人間が少なくとも1名は確実
にいるという事実をもってあきらめてもらうしかありません。お手元のダイヤルを
2ちゃんねるに合わせていただくと、そこから各宗派に応じた祈りの声をテープで
聞くことができるようになったことが、操縦席の射出座席装備に対する客席側の
新しい装備となります。
ちなみに生還した副操縦士は残りの生涯を事故防止と遺族行脚に費やすこととなって
おります。
これでもキミはパイロットにないたいか!って漫才のネタみないになってもた。
たわ言、失礼しました。
77 :
名無しさん@120分待ち:2001/06/04(月) 02:11
でもなあ、コパイを射出座席で脱出させるとパイロットが脱出の際の噴射で焼け死ぬぞ。
79 :
>76:2001/06/04(月) 09:26
>「ワタシもお供させて下さい!」「いかん、早く脱出するんだ!」などという光景
>が見られるが、「そこをどけ!」「ナニするんですか!機長!」の修羅場が見られ
>るか。
軍関係好きの当方としては、大受けしました!
でも戦争での事実はしゃれなりませんが。
80 :
名無しさん@120分待ち:2001/06/05(火) 01:00
>>78 上下どちらに打ち出してもかわらないと思われ。