飛行艇について

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ポルコ
何であんまり使われてないの?海自のUS−1ぐらいでしょ。民間航空会
社でも使えば、離島とかの空港建設問題とか少しは解消するんじゃぁない
の?誰かオシエテ
2>1:2000/07/11(火) 22:15
コストが掛かり過ぎる。

以上。
32に補足:2000/07/12(水) 21:34
飛行艇は機体の取得費と維持コストが同クラスの陸上機に比べて
どうしても割高になる。
しかも飛行艇の投入が有利な地域はロクな飛行場が無いか、作れ
ない地域で一般には離島の過疎地か経済レベルが低い地域。
そんな路線に金がかかる飛行艇を投入しても予想収益を考えると
民間会社で持つにはリスクが大きすぎる。
政府から補助金でも出してやらないと慢性赤字運航になりかねない。
だから誰も手を出さない。

もし人が増えて経済が活性化して金や人や物の出入りが多くなると
今度はどっか空いた土地を見つけて飛行場が作られるから飛行艇の
出番はなくなる。
この矛盾があるから飛行艇は特殊な用途以外は民間の旅客用には
全く流行らない。

以上。
4名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 23:39
でも消防用飛行艇ぐらい欲しい。
5ポルコ:2000/07/15(土) 11:08
良く分かりました。ありがとうございます。
6ヒマジン:2000/07/15(土) 23:40
着水時に伝送系が死ぬ
って事を聞いたのですが、これは本当なのでしょうか
誰か教えていただけませんか?
7あってる?:2000/07/16(日) 14:35
確か着水した機体は大量の水を使って洗浄している話を聞いたことがある
それにアルミって塩分に弱いような気がしたし、晴れてても波が高かったらどうするの?
関係ないけど、太平洋回ってきた艦載機が帰ってくるの見たけど、きったねー
あんなのがお客乗せて飛ぶんだったら、オレは船を使うね
8安全企画部:2000/07/16(日) 18:00
木曜日、東京の船の科学館へ2式大艇を見てきました。
出張のついでによってきました。
感動しました。
9素人:2000/07/16(日) 21:42
えー、水上機が日本でマイナーなのは、波が高いから。
一般に水上機は鏡のような湖面での離着水を想定して設計されます。
波の高さが0.5mでも、十分すぎるくらい高いんですね。
10ちょっと玄人:2000/07/20(木) 05:42
いや、無風で鏡面ほど静かな湖面だとちと苦しい。
細かな波が無いと水がべっとりとフロートに貼り付いて離してくれないので、なが〜く滑走しても離水できなくなる時が多い。
だから場合によっては自分(自機)でグルグルと回ってわざわざ水面を波立たせてから滑走を始めて離水する時もある。
ちなみに海自のUS-1は波消し装置などにより風速25メートル、波高3メートルの悪天候の洋上での離着水性能を誇る。世界一の能力なのら。

とはいえ、普通の機体にはちょっとでも大きな波は禁物だし、コストも頭痛の種だね。離島交通には他のスレに出ていた地面効果機が適任だと思う。船より数倍速く飛行機よりずっとコストがかからない。
11ベリエフ設計局:2000/07/23(日) 14:25
父島なんて空港建設しないでロシアからBe−10輸入して、それを飛ばせばいいのに
12安全企画部:2000/07/24(月) 14:56
11さん、わが国には新明和のUS−1があるじゃないか。
13名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 23:02
そもそも空港とは、土建屋や不動産屋のために造る物ですので(笑)
空港のいらない飛行艇なんぞは使わせてもらえません。
14アハハ!:2000/07/29(土) 23:26
US−1って結局世界中が見放した洋上着水が出来る飛行艇だけど、結局塩害がひどくてコストがかかりすぎる。しかも3mの波に降りるなんてこたー半端じゃなく怖い!
離れ島で運航したら、外洋のうねりの影響でおりれないこともよあくあるだろうし、計器進入の設備が接地できないから就航率がメッチャさがるだろうな。今開発中の新しいUS-1改は中国とかカナダの消防艇とかに売り込むみたいだけどどっちにせよ海水でないところじゃないかな?
ちなみに、洋上着水の出来る飛行艇をインドネシアで開発しかけたけど艇体の設計が基本的に湖のような波(うねり)の無いところ用だったのである湾内で胴体がポッキリ折れたとか。それから消防艇はPS−1を改造して過去に実験してますが、たしか10トンくらいの水を積めたような、..
だけど広範囲の火事ならともかく、オウチにかけたらぺしゃんこにつぶれてしまったとか。
大規模火災のためだけに保有するのも...琵琶湖を基地にして いいかも 海水と真水では離水時間が確か10秒から17秒に増えてたような記憶があるけど、まっ!うねりが無ければなんちゅこと無いかも。
15アハハ!:2000/07/30(日) 23:48
今日もひまなので、追加です。波の高さだけでなく要は波長と波高の関係で着水制限が出来るのでーす。そんでもって着水時の衝撃は速度の二乗に比例して大きくなるからなるべく着速を遅くしたい、とすれば風向正面で着水したいけどうねりがあるので...
そんなこんなで、洋上着水の時は高揚力装置を使ってSTOL形態でおりるんです。それがバックサイトオペレーションの最たるものだから操縦も超難しいらしい。なんせ上昇しようとする時はノーズを下げないといかん
羽田でたまに見るUS−1は超短い距離で上がって行く。あれでYSの1.5倍の重さだとは信じられん!下駄履きの飛行機は基本的に普通のタイプのいわゆるコンベンショナルだから軸線の合わせ方と離着水時の吸い付きだけ気をつければいいけどうねり(波)が有るとそんなわけにはいかないらしい
。鏡のような水面はやっぱ吸い付きが怖い!ってさ。それから夜の離着水も怖いらしい。だからUS−1は明け方でないと父島にも急患を助けに行けないって。
16となると:2000/07/31(月) 05:33
やっぱりV-22オスプレイしかないな、空港無しで離島行くには。
17名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 02:02
>アルミって塩分に弱いような気がした
アルミの材質を選べば問題ないす
アルミ製の漁船などは割とポピュラーすよ
18安全企画部:2000/08/02(水) 06:06
要は、電触させないことですね。
19名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 17:33
機体の腐食も問題だけど、E/G内に入る塩も大変!
レシプロはともかくタービンだと何度かの着水でコンプレッサー
ブレードに塩が付着してコンプレッサーストールの原因になる。
20名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 11:06
US1−A改開発中だよ。キャリーオーバーが多いけど、もうじきお披露目。
時期輸送機と共用部品が多い。(風防とか)
21名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 02:06
US-1、毎年山火事で悩んでる米西海岸に売ってやればいいのに。
昔そういう話があったらしいけど、武器輸出禁止事項に引っ掛かるとかで白紙になったそうだ。でも、もう今はそういう時代じゃ無いと思う。

今は向こうは山火事消火にカナダの飛行艇を使用してるけど、小さいし遅いし水量少ないし、それでも維持費はかなり高いそうだから、きっと歓迎されるはず。

ハーキュリーズに消火剤積んで飛ぶ時もあるようだけど、湖や海の近くの西海岸ならUS-1の威力絶大だろう。
22アハハ!
そうだよ。真水だと良いと思うよ。離水前にチョット多めに水上走って
水をくみ上げてさっと飛び立つからね。しっかしーUS−1改は与圧つけるから
これを取っ払わないと難しいかも。