【関西3空港】伊丹・関空・神戸の将来★26

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103NASAしさん
これマジか?
政府与党の有力者を集めて【関西圏の空港一元化を推進する勉強会】というのが4月中旬にも設立されることになった。
ただの政党内の一勉強会と侮ることなかれ。これは実質上の伊丹廃止へ向けた政策決定会合のようだ。

ここで検討された施策が与党提出の法案という形で上奏され、国会で採択、伊丹廃止のロードマップが現実化するという
運びなんだなあ。

では、なぜこのような勉強会が急遽立ち上げられることになったか。その内実はこう。 どうやら、伊丹跡地の再開発事業
で有力ゼネコンと鉄道系事業者(どちらも名前を聞いたら誰でも知ってる大企業)が名乗りを上げたらしい。

それも、詳細な資金繰りから事業計画まで、企業側でほとんど完璧に既に用意されていた。 漏れ伝えられているその計画
では、ナノテク・バイオ関連の官学連携の複合研究センターや大型商業施設群と企業向けテナントの一大開発となるとのこと。

この伊丹跡地開発の資金は民間で100%出すと言ってきたらしいが、渡りに船とばかりに与党の大物幹部としては「是非政府
が(再開発の)補助を買って出よう」と乗り気になったらしい。 それで、この勉強会が設けられることになった、というわけ。

で、その勉強会で計画しようとしている伊丹廃港へ向けたロードマップでは、

1.今後3年以内に関西国際空港の二期事業の完結へ目処をつけ、年間32万回の発着能力を確保

2.同じ時期に「伊丹空港跡地再開発事業」の開発計画のコンペとその入札を済ませる (とは言ってもこれは形式だけで、 上記
のようにもう事業計画も落札者も内定済み)

3.以上のことが決定次第、航空事業者との調整協議を開始。これを2年以内にまとめる

4.伊丹廃止を正式決定
 
5.発表から5年以内に関空への事業移管・伊丹の廃港を履行。即座に再開発工事に着手という流れになる。
つまり、10年以内に伊丹廃港が事実上決定しちゃったわけ。 これはあくまでも建前上の計画だし、跡地再開発の計画も 施設者
も資金も内定しているから、もっと早くなることも十分考えられる。