JAXA 宇宙航空研究開発機構 スレッド12

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521NASAしさん
【原子力有人火星探査船:ディスカヴァリー】
国際宇宙開拓局により計画された火星探査船。
人類が開発した宇宙船で最も速く、最も強力で、最も遠方へと飛行出来る、初の惑星間航行用有人ロケットである。
ディスカヴァリーは直接降下式と呼ばれ、単体で火星表面に降下し、滞在した後に自力で軌道まで戻り、地球へと帰還するシステムである。
そのため、推進モジュールには初の試みとして熱核エンジンが搭載されている。
加圧水型として放射能を極力封じ込める設計(一次冷却水が加圧水のクローズドループ、二次冷却剤が推進剤)としたため、推進剤を直接加熱する方式と比べてかなり出力は劣る。
しかしながら、それでも従来とは比べ物にならない効率と出力が期待でき、一度に大量の物資を火星軌道に投入できるようになった。
なお、ディスカヴァリーとは「2001年;宇宙の旅」に登場する木星探査船にちなむ。

DISCOVERY-MARS EXPLORATION SHIP
全長:
降下モジュール:17[m]
推進モジュール:40[m]
直径:
降下モジュール:7.5[m]
推進モジュール:8.7[m]
原子炉:プルトニウム式加圧水型原子炉
推進機:
熱核エンジンXSPN-01A/比推力:800-1,200秒可変/推力:12トン
高出力電熱プラズマスラスタ8基/比推力:500-1,000秒可変/推力:2.5ニュートン以下(1基当たり)
電磁プラズマスラスタ16基/比推力:1,400秒/推力:1.2ニュートン以下(1基当たり)
LNG-メタン共用エンジン2基(上昇用)/比推力:320秒/推力:20トン
LHX-LOXエンジン2基(降下、上昇兼用)/比推力:420秒/推力:10トン
推進剤:
推進ステージ:水(往復分計70t)-中途、電気分解により水素供給
降下ステージ:LNG(メタン)+LOX、LHX+LOX/水として運搬(150t)
発電量:200[kW](ソーラーパネル/地球軌道)、50[kW](スターリングエンジン4基)
人員:6名

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