北朝鮮、数年内に実用衛星を計画…朝鮮総連機関紙が報道
【ソウル=浅野好春】北朝鮮の主張を代弁する在日本朝鮮人
総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は6日、北朝鮮が
向こう数年以内に通信、資源探査、気象観測などの実用衛星を
打ち上げる計画を準備していると報じた。
北朝鮮は今後も、「衛星」名目の弾道ミサイル発射を繰り返し
実施していく方針だ。
韓国の聯合ニュースによると、同紙のインタビューに応じた
北朝鮮内閣機構の気象水文局中央気象研究所の高(コ)サン
ボク所長(62)は、実験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2
号」の「打ち上げ成功」が「国民に大きな民族的誇りと自負心を
与えた歴史的快挙」とし、「数年以内に極軌道気象衛星か静止
気象衛星を打ち上げる」と述べた。
光明星2号の打ち上げ目的は、「地球温暖化で世界的に
異常気象が頻繁に発生しており、わが国も自然災害を事前に
正確に予測し、被害防止対策を打ち立てる必要がある」とした
上で、「今回の打ち上げは実用衛星を打ち上げる前段階の
工程だ」と説明した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090406-OYT1T00789.htm?from=top