1000円フェリー 国も補助nhk和歌山
和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーが、土曜・日曜と祝日に限り、片道運賃を1000円に値下げしていること
について、今月から3月までの値下げの原資の半分にあたる9000万円を、国が補助することになりました。
南海フェリーは、去年3月に始まった高速道路料金の大幅な割り引きによって利用者が激減したため、
和歌山と徳島ナンバーの乗用車や、どちらかの県に宿泊した人の乗用車を対象に、去年7月から土曜
・日曜と祝日に限り、片道運賃を通常の9300円から1000円に値下げしています。
当初は今月3日で終えることになっていた値下げの期間は、会社と2県が拠出する総額1億8000万円を
原資として、3月末まで延長されていますが、これに対し、国が地域の公共交通を支援する制度を適用して、
半分の9000万円を補助することになりました。和歌山県は「国の補助はありがたい。4月以降の対応は
未定だが、国に対しては引き続き支援を求めていきたい」としています。