機内に油の異臭、全日空(ANA)機が欠航 松山空港
2007年05月13日20時23分
13日午前11時25分ごろ、松山発羽田行き全日空(ANA)590便(ボーイング767―300型機)の機内で、乗客が搭乗中に油のようなにおいが充満した。
このため同便は欠航し、搭乗予定だった乗客185人は別便に乗り換えるなどした。
すでに約60人が乗り込んでいたが、体調不良などを訴える人はなかった。
全日空によると、トラブルがあったのは、地上待機中の機内にエアコンの冷気などを送る「APU」と呼ばれる補助動力装置で、すべての機体に1機ずつ搭載されている。
この潤滑油が何らかの原因で漏れ、機内に充満したとみられる。
APUは航行中に使用することはなく、飛行自体に問題はないが、点検のため同日夕、乗客を乗せないまま羽田空港に向かった。
http://www.asahi.com/national/update/0513/OSK200705130024.html