【LNG】がんばれGXロケット【Never Ending】

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931NASAしさん:2007/05/14(月) 01:02:02
>>928
無理に当てはめるとこうなる。

液体水素に比べLNGは(重量当たりの)パワーは低いが安価で蒸発しづらく(体積当たりの)燃費が良い。
932NASAしさん:2007/05/14(月) 01:06:33
>>931
なんと北海道新聞はそこまで先読みしていたとは。
我ながら恥ずかしい指摘をしてしまった。
933NASAしさん:2007/05/14(月) 01:19:09
細かく言うと

>>928

液体水素に比べLNGは(体積当たりの)パワーは高いが安価で蒸発しづらく(重量当たりの)燃費が悪い。
934NASAしさん:2007/05/14(月) 01:30:53
要するにこんなこと一般人に理解させるのは不可能。
935NASAしさん:2007/05/14(月) 07:14:59
>>931
燃費は通常リッター当たりの走行距離だから、常識的な解釈だな。
936NASAしさん:2007/05/14(月) 19:33:17
ところがロケットでは重量あたりになるんじゃないの?
937NASAしさん:2007/05/14(月) 21:09:20
>>923

今の GX プロジェクトで狙っている推力の 1/10 いや 1/100 でも
軌道間輸送機には使えるはず。

GX でサブスケールモデルの実験したな、あれを改良して
HTV や SELENE-2,3 あたりに採用されれば GX プロジェクトも全くの無駄には
ならないだろう。

そんなに予算はかからずに実行できそうなものだが?
938NASAしさん:2007/05/14(月) 21:24:43
LNGで月面から帰還 イイ
939NASAしさん:2007/05/14(月) 22:21:42
GX 当初案の
ガス押し式+アブレーター冷却
も推力 1/10 スケールのものだと一般的だな。
試験もやりやすくなるし。
# 確か今の GX は試験設備にあわせてノズルを短くして性能低下とか。
比推力 330 sec 以上出せればヒドラジンと比較して安全ということで採用されないかな。

点火方法をどうするかとか検討課題はあるけど。
940NASAしさん:2007/05/15(火) 23:39:54
>>931
燃費を燃料の費用
つまり1kgあたりの費用と解釈したんじゃないか?
941NASAしさん:2007/05/16(水) 01:56:24
論文

http://www.la.dlr.de/ra/sart/publications/pdf/esa02-2004.pdf

の Table 2.1 を見たんだけど、
燃焼圧 10 気圧、開口比 40 の理想条件で
LOX/CH4 Isp 365 sec
LOX/Kerosene Isp 354 sec
LOX/ethylene Isp 366 sec
LOX/propane Isp 360 sec
LOX/propyne Isp 370 sec

Isp でいえば、メタンに匹敵するものや上回るものは結構あるなあ。

プロパンは10気圧程度圧力かければ常温で貯蔵できる。
プロピン propyne は摂氏20度で 5気圧程度。
エチレンは 摂氏20度で 50気圧程度。

LNG に拘らなくてもよいんじゃ?

問題があるとすると再生冷却に使うときに煤が出るかも。
942NASAしさん:2007/05/16(水) 04:15:02
>LNG に拘らなくてもよいんじゃ?
世界で初めて手がけるものじゃないと予算が出ない呪縛・・・

2段目以降は出来てるんだからとりあえず
LE-5でもヒドラジン系アポジエンジンでも固体燃料キックモーターでも載っけて
とにかくロケットを一種類でっちあげればいいんじゃないか
M-VIまでの橋渡しでもなんでもいいじゃん
943NASAしさん:2007/05/16(水) 18:11:55
LNGだったら、わざわざ燃料を運んでこなくていいというのもあるからな。
都市ガス引けばいいし。
944NASAしさん:2007/05/16(水) 19:00:44
>>943

プロパンも似たようなもんだが。

こちらにも。
http://www.yarchive.net/space/rocket/fuels/fuel_table.html

Isp の他、密度も大事な要素で(タンクが小さくできる)、この点プロパンは有利。

他に、液体酸素温度でもプロパンは液体のままで、かつ密度がケロシンなみに高くなる。
共通隔壁のタンクが使える。

再生冷却に使っても煤が出ないそうだ。

これらの燃料は「世界で初めて手がけるもの」ではあるな。

日本固有の事情としてはケロシン+酸素系に手を出したいが、ノウハウが無いのと、
ロシアのものには勝てない。
あと、ケロシンでは煤が出たり、燃焼振動が厳しい。
945NASAしさん:2007/05/16(水) 19:42:08
>>941
> 論文
>
> http://www.la.dlr.de/ra/sart/publications/pdf/esa02-2004.pdf

後これには、燃焼不安定性(振動)避けるには再生冷却で片方をガスにするのが有効とあるな。

LH/LO でも水素噴射温度が高いほど燃焼不安定性起こりにくいそうだ。

GX の原設計は燃焼不安定性強くなる方向だったんだな。
946NASAしさん:2007/05/19(土) 08:41:35
>>943
ワロタ

どっから引くんだ?
947NASAしさん:2007/05/19(土) 11:35:12
>>943
> LNGだったら、わざわざ燃料を運んでこなくていいというのもあるからな。
> 都市ガス引けばいいし。

種子島のガスは、LPG 使っているんでは?
948NASAしさん:2007/05/19(土) 14:02:12
調べたら本当にプロパンボンベしかないみたいね。
LNG船を寄らせるか、この際島に引い島民も幸せにするか。
949NASAしさん:2007/05/19(土) 16:11:23
>>948
そんな金掛かることできるはず無いだろ(笑笑笑)
950NASAしさん:2007/05/19(土) 20:18:25
つーか、LPGエンジン作る方が早いんじゃね。
951JAXAしさん:2007/05/19(土) 23:08:41
>950 漏れもそう思う。 
>948とか 別にプロパンで不便は無いぞ。2kgボンベがあれば何処にでもガスコンロを持って歩ける。
タクシーもプロパン車を使える。w
952NASAしさん:2007/05/19(土) 23:31:11
LPG液体酸素はススが酷いと聞いたが最近は違うのかな?
953NASAしさん:2007/05/19(土) 23:36:52
何で液化天然ガスなんだろう
完成した先に別の燃料を使うエンジンに転用できるとか?
954NASAしさん:2007/05/20(日) 02:05:47
>>953
ただ単に世界初のLNGによる衛星打ち上げを狙いたいから。
955NASAしさん:2007/05/20(日) 02:45:22
他の国が既に開発しているものだとそれを買えってことになるからね。
956NASAしさん:2007/05/20(日) 10:34:27
>>953
> 何で液化天然ガスなんだろう
> 完成した先に別の燃料を使うエンジンに転用できるとか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88
につられたとか。

「比較的簡単な化学反応により、ERVで運んだ少量の水素と火星大気の二酸化炭素を反応させて、112tのメタンと酸素を生産する。」

プロパンは難しい気がする。

=======================================

ところで、なぜ
>>945
燃焼不安定性避けるために再生冷却採用しなかったのかなあ?
いまでもプロジェクトチームはだいぶためらっているようだが。 
957NASAしさん:2007/05/20(日) 10:55:13
繰り返し100回使えるロケット 打ち上げへ計画案 宇宙航空研
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200705200003a.nwc
繰り返し使える小型ロケット=発射場に帰還・着陸−宇宙機構教授らが開発計画案(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000144-jij-soci
958NASAしさん:2007/05/20(日) 12:32:23
>>956
MHIにライセンス料払いたくないとか。
959NASAしさん:2007/05/20(日) 13:33:39
ロシアをして未だに実用化されていないところを見ると
何か非常に困難な問題があるのではないかと不安になってな・・・・
960NASAしさん:2007/05/20(日) 13:38:05
>>959
ロシアは冷戦終わってから全く開発予算がないので、基準にならない。
961NASAしさん:2007/05/20(日) 19:36:51
>>958
> >>956
> MHIにライセンス料払いたくないとか。

他のスレで教えてもらったのだが、ISAS と IHI は HIPEX という LH/LO エンジンを
共同開発している。エキスパンダーサイクルなので再生冷却もタービンもある。

実情はわからんが、開発期間を当初のように3年で済ませようとするなら、
再生冷却、タービンは諦めるしかないな。

ガス押し式で燃焼不安定性とか複合材タンクとか何もトラブル起こらなければ3年はありえたのだろうか?
でも開発プロジェクトに全て順調に進むと期待してプラン立てること自体に問題がある。
962NASAしさん:2007/05/20(日) 20:57:12
>>960
じゃ、少なくともそんなハシタ金じゃできないということは参考になるな。
963NASAしさん:2007/05/20(日) 21:17:48
GXの目標能力低下を受けて
同程度の能力を持つ目障りなM-Vを廃止して打ち上げ能力を下げることを要求し、
3機種体制という建前を守った
とかいうのは穿った見方だろうか
964NASAしさん:2007/05/20(日) 21:51:05
>>963
元々MVの廃止は既定路線でしょ。
どう考えても生き残れる道は無かったんだから。
GXとは期待される物が違いすぎる。
965NASAしさん:2007/05/20(日) 21:53:21
それしかないじゃん
966NASAしさん:2007/05/20(日) 22:50:37
MV は7機打ち上げ6機成功と言う実績を残した。

GX は楽観論は先行しているが、5機も打ちあげ実績出せるだろうか?下手すると1,2機?
というか、前提条件として、いつ完成するんだろう?1段目に予定していたアトラス III は生産中止だし。
再延期があるんじゃ?
967NASAしさん:2007/05/21(月) 20:31:58
>>966
それこそ余計なお世話だな、そんなことはIHIとJAXAが考えること。
968NASAしさん:2007/05/21(月) 22:08:22
IHI も JAXA も追加予算か、株主の新規投資が欲しいはずだな?

GX プロジェクトの進行状況に付いて半年か、せめて1年に1度現況報告かねた
広報くらいはして保しいものだが、
http://www.jaxa.jp/projects/rockets/lng/index_j.html
の更新日時は 2004 年11月、
http://www.galaxy-express.co.jp/aboutGXrocket_final.pdf
が 2004 年12月。
どう見てもやる気なさそうだな。

ところで英語資料の
http://www.galaxy-express.co.jp/english/aboutGXrocket_e_final.pdf
では Isp 355 .
多分、ミスタイプだろうが、初物の LNG エンジンでここまで性能出せたら、
ビジネスとして失敗しても、技術開発としては成功といってあげよう。
# 再生冷却、ガスタービンでも達成できるかなあ?
969NASAしさん:2007/05/22(火) 13:40:28
日本語版では345だからミスでしょうな。どうせ目標だから意味は無いが。
それよりも銀河鉄道999が英文ではGalaxy Express 999と訳されているのは初めて知った。
970NASAしさん:2007/05/22(火) 17:47:59
えええ、ゴダイゴが"Galaxy Express 999"て歌ってるのに。。。。
(英語的には three nines が正しいとタケカワさん自身言ってるが)
971NASAしさん:2007/05/22(火) 18:35:22
>>970
俺が後醍醐ファンなら、貴兄のレスは首肯できるが、
生憎ファンじゃないのでね。
勿論松本零児や宮沢賢治のファンでもない。
だから良い社名を付けたなと感心していたが・・・

蛇足:triple nineと読むべきと聞いたことがあるぞ。
972NASAしさん:2007/05/22(火) 19:59:00
>>968
正直に報告してたら新規投資どころか投資打ち切り食らいかねないからでしょ。
973NASAしさん:2007/05/23(水) 13:56:07
>>972
サラリーマンにそんな度胸ある訳無いだろ(笑笑笑)
974NASAしさん:2007/05/23(水) 19:33:00
新スレです。

.゚●。゚ 人工衛星総合スレッド4
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/space/1179910571/
975NASAしさん:2007/05/26(土) 22:56:51
976NASAしさん:2007/05/27(日) 01:13:37
>>975
そんなもの、わざわざ履歴から引っ張り出さないの。
速攻で修正されているでしょ?
977NASAしさん:2007/05/27(日) 10:54:40
>>976
GXの項目を書いてる奴、本当に判って書いているのかな?
たとえば1段目の製造はLMが保証しているとIHIが公式に述べているんだが?
LEO4ton、SSO1.8tonも委員会資料だよね。
978NASAしさん:2007/05/27(日) 22:47:55
>>977
> LEO4ton、SSO1.8tonも委員会資料だよね。

SSO に関していうと、

【棚次特別委員】 私は12番の質問者で、その回答をいただいたものについて
軌道計算してみると、とてもそんな数字にはなり得ないように思う。例えばキッ
クダウン方位角によって大きく変わるのであるが、高度500キロで115度ぐらい
であると、打上げ能力がもう1.5トンまで低下する。高度800キロになると600
キログラムぐらいまで落ちる。

だそうです。一応、IHI 側の回答としては安全係数の違いということだそうだが。

また IHI 側の回答資料でも
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/haifu/h18/lng/06110202/001.htm
冬期打上げ SSO 1.8 トン
夏期打上げ SSO 約一トン
なんで、SSO 1トンがおかしいともいいきれない。

ところで何でここまで違うんだろう?H-IIA でも夏と冬で違いはあるが、2割。
979NASAしさん:2007/05/28(月) 00:11:06
季節風の見積もりが違うんじゃないか?
980NASAしさん
季節風の見積もりが違うんじゃないか?