【有川】青函連絡船 4便【小湊】

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83NASAしさん
函館新聞 2006年 9月 27日 (水)

犠牲者の霊 安らかに…洞爺丸慰霊祭

【北斗】1954年9月26日の洞爺丸台風事故の犠牲者をしのぶ慰霊祭が、命日の26日、
北斗市七重浜の慰霊碑前で行われた。出席した遺族らは半世紀前の大惨事を思い起こし、
犠牲者の冥福を祈った。
慰霊祭は、函館市仏教会(須藤隆仙会長)が中心となり毎年開いている。ことしから
青函連絡船殉職者遺族会(澁谷武彦会長)も加わり、僧侶約20人と遺族約30人が参加した。
澁谷会長は45年7月の空襲の際、松前丸に乗船していた父清司さん(享年42歳)を亡くして
おり「松前丸、洞爺丸は同じような場所に沈んだ。洞爺丸事故の日が来るとあらためて両船に
手を合わせる思いになる」と話す。
碑前には、花束などが供えられ、僧侶が読経する中、遺族らは焼香し、静かに手を合わせた。
海の近くに足を運び、涙する遺族も見られた。
司厨長として勤務中の父の栄さん(享年48歳)が犠牲になったという富樫淳次さん(68)
=函館市時任町=は「船員の遺族会は一昨年に解散したが、北海道の発展に寄与した
青函連絡船の出来事を風化させないためにも慰霊祭は続けたい」と話していた。
洞爺丸台風事故は、青函連絡船洞爺丸、第十一青函丸、日高丸、十勝丸、北見丸の5隻が
台風15号による突風や高波で沈没し、乗員379人、乗客1051の計1430人の犠牲者が出た。

ttp://www.hakodateshinbun.co.jp/news004_main.html
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