H-IIAロケット総合スレ Part 21 F10へ向けて
ISS軌道は400km。
月までは片道380000km。
21世紀は、軌道よりもむしろ月面基地での長期滞在が主流になるとも言われる。
無重力実験も、月からなら簡単だ。 小さなロケットですぐに無重力軌道まで上がれる。
軌道上・月往復、両方に対応した宇宙船の開発こそが有望かと。
さらに、将来は打ち上げた宇宙船で地上に降りてくるとは限らない。
小型の帰還カプセルを規格化し、無人輸送ロケットで大量に打ち上げておき、
月とISSは別の宇宙船で結び、ISSからの帰還は それを使うようにすれば、
トータルでのコストもかなり下がるんじゃないかな。
ISS ←→ 月面基地 の間は、これこそまさに「シャトル便」を運行し、人員・物資を常時輸送する。
これはISSか月面基地で燃料補給を繰り返して使い、両者の間しか飛ばないので、当然 翼は不要。
1) 地上 → ISS ・・・・・ 有人ロケット(カプセル型)+無人の大型輸送ロケット
2) ISS ←→ 月面基地 ・・・・・ 円筒型シャトル便 (直接 基地に乗り付ける。月面は真空なので耐熱殻は不要)
3) ISS → 地上へ帰還 ・・・・・ ISSやシャトルに備え付けの小型カプセル(常時、無人ロケットで大量補給しておく)
こういうのが21世紀の宇宙輸送の姿としていいんじゃないかな?
安全で、低コスト。 有翼機など、どこにも必要ない。 これなら日本の技術でも十分に参加が可能。