● 次期宇宙船総合スレッド ●

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263NASAしさん
>>256
クリーペルの案だと再利用するのは高性能な真空容器であるキャビンとその中身だけなんだよね。
ギリギリの安全率で作られる軌道変更用エンジンに乗員用のエアタンク、それとメンテナンスコスト
をかけてまで再利用する事がシャトルの教訓で疑問視されてる再突入時用の耐熱機構を翼形状
だか胴翼形状だかのガワと一緒に使い捨てる。
で、一番値が張るキャビンそのものは再利用できるし、翼形状のガワのおかげでそれなりのフライ
バック性能も確保できるから再突入時のウインドウに幅が出来て緊急事態への即応性も確保できるよと。
長年に渡るソユーズTMの運用による実績とシャトルの経過を横目に見たそれなりに合理的な案だと思う。

飛行計画が順調に行けばそれなりに狙った点に落とせるが、緊急時には明らかに回収が面倒臭く
なる事が判り切ってるし、そもそもその形状が打上げ時の質量を切り詰める為のカプセル型の機体を
再利用したいってのはさっぱりわかんねえ。w