第1段を1セグメント化して種子島から打ち上げてはどうか、
てなことをISASの人が言ってたのを読んだことがある。
ソースは忘れたが。
http://www.isas.jaxa.jp/docs/ISASnews/No.288e/kohno.html 現行M-Vの継続運用中の今から,H-IIAにならって“M-VA”とも呼ぶべき,そのEELV
版の再開発計画に着手しなければならない。この計画は,M-Vの改良でなく新規設計
の心組みで,JAXA宇宙基幹システム本部の主導・管理のもと,「宇宙研」の知的支援
を受けつつ,これまでに十分な力量を蓄えた関連企業の技術陣によって主体的に推
進されるべきである。
低運用価格の機体を実現するためには,全機性能を損なうことなく,全部品に過不
足なくバランスのとれた品質・機能を整えなければならないから,開発期における手間
と投資は惜しむべきでない。まず,第1段をH-IIA固体ブースタのEELV化に貢献した最
新技術である炭素繊維強化プラスチック一体成型製ケースの高圧燃焼モータに換装
し,これに連動して射点を種子島宇宙センターへ集約すべきことは,関係者の一致し
た意見である。
>射点を種子島宇宙センターへ集約すべき
射場と共に燃料・製造充填施設でも作るつもりか?
SRB-A は種子島で作ってますよ
じゃあその設備を改造してM-Vの燃料詰めるつもり…?
固体モータの輸送ってかなり金掛かるらしいし
>>206 空のロケットモーター輸送なら比較的安価じゃないか?
うん。だから空ケースの状態で種子島に送ってその場で充填・打ち上げ
ISAS、M-Vダウンサイズバージョンのロケットの開発構想を発表 SpaceNews(2002/3/25)
宇宙科学研究所(ISAS)の川口淳一郎教授は、M-5 Liteと名付けられたM-Vのダウンサイズバージョンロケットを
IHI Aerospace社と開発する構想を発表した。同ロケットは現在のM-VやH-2Aには小さすぎ、H-2Aのピギーバックには
大きすぎる科学衛星の打ち上げを目的としており、M-Vの2段、3段、4段ロケットを利用する。打上能力は、500kgの
衛星を低軌道に投入可能な計画で、開発費は3500万ドル、1機の打上価格は1300万ドルの計画(ちなみにM-Vは1機5000万ドル)。
IA社は別途M-Vロケットの低コスト化の検討を進めており、3年後に35-50%のコスト削減を目指している。具体的には
第1段をH-2AのSRB-Aと置き換えるか現M-V1段の改良することと、第3段の開発(M-V Liteと共通)の計画。
しかし、開発計画は未だ明確でない。ISASはM-V Liteを商業ロケットとして開発することを期待しているが、このクラスの
商業ロケットのニーズが多くないことはISASも認識している。IA内部の議論では、M-V改良計画が順調に進めば2005年か
2006年にM-V Lite初号機を打ち上げる計画は成立性があるとの方針がでている。