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NASAしさん:
富山県民の信頼の翼wってひどいことするね
◆ 知的障害者1人での搭乗拒否 全日空
富山市に住む知的障害のある女性(23)が六月初旬、富山空港から
全日空機で東京へ行こうとした際、知的障害者を対象にした手帳「療育
手帳」を持っていることを理由に一人での搭乗を断られた。日本航空機
で東京に向かうことができたが、父親は「周囲の乗客に迷惑をかけるこ
とはないと思い、お願いした。航空会社という公共交通を担う企業には、
もっと前向きに対応してもらいたかった」と話す。対応が分かれた両社
とも手帳の有無で搭乗を断る規定はなく、事情を聴いた上で判断してい
るのが実情だ。女性は知的障害をともなうダウン症候群。作業所で働き
ながら、スポーツやインターネットを楽しんでいる。家族と一緒に東京
へは飛行機で何度も行っており、アメリカまでの長時間フライトの経験
もある。母親はチケットを購入する際、体が不自由な人へのサービスを
担当する全日空のスカイアシストデスク(東京)に自宅から電話し、こ
れまでも飛行機に乗った経験があることや、大声で騒ぐことがないなど
日常の様子も説明。その上で、飛行機を降りてから女性の姉が迎えに来
ている出口ゲートまでの誘導を頼んだ。応対した女性担当者は電話をい
ったん保留した後、療育手帳を持っているとして単独搭乗を断った。
結局、日本航空に電話で同様の趣旨を伝え了承を得て、女性は一人で
東京へ行くことができた。全日空は今回のようなケースでは、飛行の
安全を脅かしたり、他の人に迷惑をかける恐れがないかをポイントに、
日ごろの様子や会話の理解力などを確かめ、単独搭乗できるかどうか
判断しているという。同社スカイアシストデスクの正木孝治課長は「担
当者の判断がよくなかったことが考えられ、申し訳ない。再びこのよう
なことがないよう徹底する」と話している。