【3月・5月】運賃便乗値上げだろ2【入学・転勤・連休】

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更に注目すべきなのは、一昨年度・昨年度は設定のあった
元日のバーゲンフェアが廃止されていることです。
年始年末に安い航空運賃で帰省・旅行するほとんど唯一の抜け道が封じ込められた事になります。
バーゲンフェアの設定も往復割引もない期間が一昨年は9日間だったのが昨年度は13日間、
そして今年度は39日間と一挙に三倍に増えるという酷すぎる値上げぶりです。
この39日間の内で満席になるのは帰省ラッシュピークの1−2日のみなのに、
その運賃が実に39日間に渡って適用されてしまい、逃げ道が閉ざされてしまうのです。
今年度の年始年末は昨年度よりも更に乗客が激減し、
JRや高速バスに客が大挙して流れる事態となるでしょう。
また、新たに年度末にも同様の事態が起きると思われます。

昨年度の年始年末では、航空各社は乗客減少の理由について
「休日の配列が悪かったため」と苦しい言い逃れの嘘をついていましたが、
今年度もそれで切り抜けるつもりなのでしょうか?
休日の配列が悪いなら国際線やJRの乗客は何故好調だったのでしょうか??

その他の値上げとしては、4回回数券の5%値上げも注目されます。
回数券は高頻度客中心に利用が多いのでそこを狙い撃ちした格好です。

割安な運賃としては昨年度よりバーゲンフェア運賃の設定日が増えていますが、
その設定日はいずれも連休を外した閑散期であり、バーゲンフェア運賃より更に安い
団体運賃の客が大半を占める時期です。バーゲンフェア設定の分、団体運賃の枠を減らせる訳ですし、
2ヶ月前に購入を迫られる為にキャンセルが多数発生し多額のキャンセル料収入が得られますから、
これも事実上の値上げと見なすこともできます。
バーゲンフェアの値段も今年度上半期よりは少し下がっていますが、
昨年度と同じ水準に戻っただけのことです。