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全日空ジャンボ機墜落(霧島事故):
2008年5月5日(月)、全日空127便11:40羽田空港発那覇空港行き(B747-481D)が、大隅半島沖合上空で乱気流に遭い、
十数年間にもわたる機体の酷使により、機体の腐食や金属疲労が進んでいるため、右主翼が折れて、第4エンジンを含む右主翼の半分を失う。
トラブルを受けて、ただちに緊急降下し、鹿児島空港に緊急着陸することを決定。
しかし、右主翼の半分を失っているうえに、低空でも機体が鹿児島湾からの強い海風に容赦なくさらされるというコンディションの悪さが重なって、大きく機体のバランスを崩し、
鹿児島空港を目前にして、霧島市内に墜落してしまうのである。
乗客569人、客室乗務員12人、機長、副操縦士、観察員の合わせて584人全員が死亡。
単独事故なのに世界航空史上最悪を更新してしまう。
この事故のせいで会社は破産し、時限立法「全日本空輸株式会社法」により一時国有化される。