ノトキュッ☆彡 能登空港 とりあえず2便

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109NASAしさん
 一カ月間の最高搭乗率は「105・6%」。計百二十三便(濃霧で一便欠航)のうち、十便で記録した。通常は百二十六人の機材が百三十三人乗りに変更され、満席になったのを百二十六人として計算したためだ。
 逆に搭乗率保証制度の目標70%を切ったのは、八便。祝賀ムードと夏休みの観光シーズンがうまくかみ合い、石川県能登空港企画室の堀内丈太郎室長は「まずまずの数字。冬場に備え、今は確実に貯金をしておきたい」と話す。
 小松空港の羽田便も能登開港後、利用客が前年比4%増えた。能登から入り、小松から戻るツアー客が押し上げたとみられ、「利家とまつブームに沸いた昨夏を超えるとは…」と、県の担当者も相乗効果に驚く。
 運航するエアーニッポンは「能登便は個人客と団体・ツアー客の割合が六対四で、単価が高い個人客が上回っている。この傾向を持続できるかも評価のポイント」とする。
110NASAしさん:03/08/16 10:30
地元への経済効果はどうか。奥能登最大の観光地・輪島市の輪島商工会議所は「朝市の人通りが増えた印象を受け、手ごたえは感じている」。
 市内のホテル八汐は、七月の宿泊客が前年同期比で15%伸びた。谷口和守社長は「関東方面からの個人客が増え、開港効果は出ている」とにっこり。ホテル高州園も同3%増で、堂ケ端義信支配人は「全国に輪島のPRが行き渡れば、もっと伸びる」と期待を込める。
 レンタカーも順調だ。トヨタレンタカー能登空港営業所は七月で百八十台。八月も既に百五十台の予約が入った。「一日平均二、三台と予想していたので…。能登空港に返却するのは半数で、あとは小松空港や金沢駅に向かう客が多い」
 一方、二次交通の主力を担うふるさとタクシーは路線によって客数に大きな開きが。ある運行会社の担当者は「七月は開港のご祝儀という側面があり、今後も補助がなければ採算は取れない」と漏らす。

111NASAしさん:03/08/16 10:31
好調な搭乗率を秋から冬につなげようと、県が「秘策」としているのは、在京民放局が全国放送する旅番組だ。番組中に能登空港を紹介するとの条件をつけ、視聴率10%前後を稼ぐ約十本のスポンサーとなる。
例えば、平日朝のニュース情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ−石川テレビ)。人気コーナー「トロと旅する」が九月中旬、空港の風景を取り上げる予定だ。
人気アニメ「サザエさん」(同)のオープニングにも登場する。輪島市の働きかけで実現し、テーマ曲が流れる一分間に空港、朝市などの十五カットを盛り込んだ「秋編」は、十月から放送を開始。雪景色に模様替えした「冬編」も来年一月からお目見えする。
県はさらに、インパクトの強い新PR作戦を検討中だ。有名人をイメージキャラクターに起用する案が浮上している。