定期チャーター便仙台―台北間 9月から週2往復運航
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台湾の航空大手、エバー航空(本社台北市)は23日までに、仙台と台北を結ぶ定期チャーター便を
9月から週2往復(4便)運航する方針を固めた。今後、ダイヤや機種などの詳細を社内で検討し、
国土交通省に申請する。
定期チャーター便は、単発のチャーター便を規則的に運航させる形態で、より定期便に近い。
仙台―台北間については、宮城県や仙台経済界が定期便開設を目指しており、
宮城県空港対策課は「定期チャーター便の運航はありがたい。要請があれば、
各種の施策を通して応援していきたい」と歓迎している。
定期チャーター便の運航について、エバー航空日本支社は「新型肺炎(SARS)の流行が
落ち着きを見せたことが理由の一つ」と語り、観光客の誘致などに期待を寄せている。
経済成長の続く台湾では最近、日本などへの海外旅行客が増えていることも背景にあるとみられる。
仙台―台北間のチャーター便は1995年以降、計24便が運航。2002年までに仙台から約2100人、
台湾から約2800人の乗客を運んでいる。