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ALS542:
名古屋進入、有栖空542、まーじっき河和だでね。気象情報乙持っとるで。』
『有栖空542、名古屋進入、九千尺まで降りてちょーだい、ほんで河和を九千尺で通りゃーよ。』
『有栖空542、滑走路参四計器着陸経路まで誘導するでね、方位まるふたまる、高度五千尺まで降りてちょーだい』
『有栖空542、方位まるひとまる、高度弐千五百尺まで降りやー、計器着陸誘導電波をとらまえてちょーよ。』
『名古屋進入、有栖空542、計器着陸誘導電波に乗ったでね。』
『有栖空542、周波数ひとひとはちてんななで管制塔と話してちょ。』
『名古屋管制塔、有栖空542、まーじき外側無線標識だでね。』
『有栖空542、名古屋管制塔、おみゃーさん二番目の着陸だで、前の米国北西航空の巨人機に続きゃーよ。ほんで外側無線標識通ったら言ってちょー。』
『名古屋管制塔、外側無線標識通ったでね。有栖空542』
『有栖空542、まーちょっと待っとってね、まだ巨人機が滑走路におるで。』
『ほんじゃこのまんま飛んどるで、早よ退いたってちょうよ!有栖空542』
『有栖空542、滑走路参四に降りてえーでね、風がふたななまるから吹いとるで、気い付けてちょー。』
『やっと空いたかなも、ほんなら着陸するで、有栖空542』
『有栖空542、誘導路西の七で曲がろみゃーか、まがったら名古屋地上と話してちょ。』