旅客機の安全性に疑問はないですか。

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1NASAしさん
 今では不特定多数の人が気楽に飛行機に乗れる時代になりましたが。
旅客機の安全性に疑問を持ったことはありませんか。
 「なんでパラシュートをつんでないの?」
 「エンジンが止まったら、ストーンと落ちちゃうよね。」などと、
ときどき、質問を受けることがあるけれど、
黙って、乗ったり見たりしている人たちは、本当に不安はないのかな。
 そんな話をして、ちょっと疑問をはらしませんか。
2一応プロ:02/12/28 04:00
あ〜なんか近頃2CHばっか。つまんね〜年末だ。

さて毎日毎日6時間は空の上にいる人間ですが・・・
回答1
パラシュートは緊急時の生存性向上という観点ではほとんど期待出来ません。
旅客機の飛ぶスピードは高速時1000km、低速時でも500kmです。
もちろんこんな速度で放り出されたら、風圧でグシャグシャです。
着陸時なら300kmまで減速しますが、そもそもパラシュートを開傘する高度がありません。
落下傘部隊を降下させる飛行機は限界まで速度を落として飛行しますが、緊急時の旅客機にそんな芸当が出来る訳もありません。
という訳で、この100年間旅客機にパラシュートが搭載されない理由はただ一つ。
「パラシュートでは誰も助からず、なんのメリットも無いからです」

回答2
エンジンが止まっても滑空できます。垂直落下する訳ではありません。
現代の大型旅客機は非常に空気抵抗が小さく出来ており、条件が許せば1:20の滑空比を実現します。
つまり10000mの巡航中にエンジンが全部止まっても、200kmの距離を進出出来ます。
200kmといったら、およそ東京〜大阪の半分。
名古屋でも浜松でも到達は出来ます。
もちろん瞬時のプランニングと的確な操縦操作が必要ですが。
実際にカナダで767が燃料切れでエンジン全停止、滑空で軍用空港に不時着しています。
   
3エス:02/12/28 11:55
 同業の方も読んでいるとは、心強いですね。
こうゆう時はどうなるの、どうなってるのと、不安がある人
書き込んでみて下さい。私も、疑問の解決に多少の協力します。
飛行機の仕組みって、結構、面白いもんがありますよ。
4NASAしさん:02/12/28 12:03
疑わしきは罰せず、の結論で皆さんどんどん乗りましょう。
5山崎渉
(^^)