航空会社の顧客データ管理

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103NASAしさん
アエロフロート航空、成田発モスクワ行きの便に乗ったときのこと。
離陸してまもなく、喫煙席にいる女の子とチェロの席を変わってくれないか、とスチュワーデスに
言われました。全面禁煙ではなかったのです。了解したら5歳くらいの可愛い女の子が隣にやって
きました。多分ロシア人でしょう、よく話かけてきますが、何を言っているのかまったくわからないので
適当に相槌を打っていました。
食事になってしばらくして彼女を見ると、それぞれの料理は少しづつ手をつけただけなのに、銀紙に
包まれたバターだけは全部ぺろぺろときれいになめていたのです。
その時、あちらの女性がある一定の年齢になると巨大になる秘密が少しわかったような気がしました。でも今では、もしかして彼女にとってバターは大変なご馳走だったのかなと思っています。

チェロは座席に乗せて、ベルトで固定します。注意しなくてはならないのは、エコノミークラスの席の
間隔は狭く、そのままで前席を倒されると楽器に大きな圧力がかかることす。
東京カルテットで弾いていた原田禎夫さんに教えて頂いたのですが、マジックテープで固定されている
座面を外し、少しだけ空間を広げて延長ベルトでしっかりと固定します。
どこの航空会社だったかは忘れましたが、ヨーロッパ内を移動していた時。搭乗すると機内で
屈強な男が待ち構えていて、シートを外されて骨組みの見える座席に有無を言わせず楽器を
固定し始めました。最初びっくりしましたが、ほれぼれとするようなロープの使い方でした。