グスタフ・バイスコップは本当に飛んだか?

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1遼東2号
米国在住ドイツ人のグスタフ・バイスコップという人がライト兄弟より2年前に動力飛行に
成功したと言う話があります。これは本当でしょうか。
みなさんのご意見をお寄せください。
2NASAしさん:02/05/07 08:37
ソースキボンヌ
3遼東2号:02/05/07 16:50
グスタフ・バイスコップの郷里ババリヤにある博物館のHPがあります。

http://www.weisskopf.de/museume.htm

また次のページにかなり詳しい調査があります。

http://www.deepsky.com/~firstflight/Pages/article8.html

かなり長い英文ですが、その前文を翻訳します:

1901年8月14日の早朝、コネチカット州ブリッジポートの近くで、1機の
優美な小型単葉機が離陸した。操縦席には発明者であり、建造者でもあるグスタフ・
ホワイトヘッドがあった。飛行機は彼を乗せて半マイル飛び、無事に着陸した。
一人のドイツ人移住者の機械工が、ライト兄弟のキティホークでの成功に先立つ
こと2年4カ月と3日にして、制御された動力飛行に成功した、と主張されている。
彼は罵られ、詐欺師扱いされ、そして無視された。彼の死の数年後、戦争に後押し
された憎しみと偏見が徐々に薄らいで行き、再認識の機会が訪れるかに見えた丁度
その時、ホワイトヘッドと彼の業績はライト・エステートとスミソニアン協会が
結んだ契約の犠牲となり、この発明家にとって有利な証拠の数々を公的かつ客観的
に検討する道は遂に閉ざされた。その証拠をG.K.ワイセンボーンがここに提出
する。

註:ホワイトヘッドはバイスコップを英語化した名前です。
4NASAしさん:02/05/07 18:31
名前が覚えずらいから却下
5NASAしさん:02/05/07 23:02
ライト兄弟のは縦安定が無かったらしいけどこの機体はどうだったの?
6遼東2号:02/05/08 14:54
本当に飛んだか、がわからないくらいだから実際の飛行ぶりがどうだったかはわかりませんが、
バイスコップ博物館の模造機の写真から見ると、バイスコップの飛行機は
リリエンタールのグライダーに似ています。実際に両者の接触もあったらしい
です。
さてバイスコップ機の特徴は;
片側が蝙蝠傘の1/4の形をした放射状骨組みの主翼(扇形の円周が後ろ)、
深い箱形断面、紡錘形平面の胴体(上面を除く3面は布張り)、
胴体の後端部から伸びる放射状骨組みの細長い三角形の水平安定板、
胴体から真横に出した梁に取り付けた左右2個のプロペラ(牽引式)、
胴体に取り付けた車輪、
を持っています。

垂直安定板はありません。胴体がその代わりをしているかも知れません。
写真から見る限り補助翼、方向舵、昇降舵はありません。
水平安定板全体が揺動する可能性はあります。
動力は単気筒のアセチレンエンジンとなっています。
7NASAしさん
エルロンが発明されたのって結構後じゃなかったっけ?
ライト兄弟のにも無かったと思うんだけど。