視覚検査の基準下回る操縦士20人に誤って合格判定

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49NASAしさん
共同通信ニュース速報

 国土交通省は二十四日、羽田空港の東京国際空港診療所の医師(
78)が昨年、必要な検査を怠ったままパイロットを合格させてい
たなどとして、診療所と医師に認めていた航空身体検査の指定資格
を取り消した。
 資格取り消しは、制度が始まった一九七○年以来初めて。同省は
、全国に百六カ所ある指定医療機関に対する立ち入り調査の実施に
向け検討を始めた。
 国交省は当初、文書で警告する予定だったが、再検査でも一部の
検査を怠ったため資格取り消しとした。
 同省によると、医師は昨年九月から同十一月にかけ、遠くから近
くを見る際に眼球が的確に対応できるかを調べる眼球機能検査の合
格基準を取り違え、小型航空機のパイロット二十人を合格させた。
 書類のチェックでミスに気付いた国交省が全項目について再検査
を医師に指示したが、医師は、眼球検査を実施しただけで、心電図
や血液などの検査を行わず、十五人を合格させた。
(了)
[2002-04-24-18:21]

あちゃ〜Kセンセイ〜、なんてこった。