どのような仕組み?
あるいは原理で動作してるのですか?
不思議でなりません。
教えてください。
2 :
NASAしさん:01/11/06 20:51
速度と圧力の関係を利用してます。
3 :
NASAしさん:01/11/06 21:10
コップを横にして、口の開いてる方を進行方向に向けて走る。
速度に比例してコップの中に空気が入り
コップの底に加わる圧力が変化する。
ガラスのコップなら別段何も起きないが、
ペナペナの材料で出来ていればコップの底がたわむ。
そのたわみを検知する機構を取り付けて
速度計の針を動かす。
こんなもんでどうでしょ。
4 :
NASAしさん:01/11/06 21:14
全圧から静圧を引いて、動圧だけを検出してます。
5 :
NASAしさん:01/11/06 21:17
>>3 だったら、温度や湿度や経年変化でダメになりそうだけど。
まあ、定期的にはチェックするんだろうけど、その方式で
やってるとすると、極めて不安だなぁ。
やっぱり、物性ではなくベルヌイ的に検出したほうが
安定すると思うんだけど。
6 :
NASAしさん:01/11/06 21:21
「ピトー管」で検索しる。
7 :
NASAしさん:01/11/06 21:23
>>5 >>3のやり方で全圧・静圧を計測してそこからベルヌイ的に求めるのでは?
>>5 経年変化でだめになります。
2年に一回較正に出します。
でも、10年くらいは壊れませんよ。
飛行機の速度は沢山種類があるのをご存知ですか?
IAS、CAS、TASとか、そんなやつっすか?
10 :
NASAしさん:01/11/06 21:51
コレクトっす!!
GSってのもあり
11 :
NASAしさん:01/11/06 21:53
12 :
NASAしさん:01/11/06 23:19
>>7 >>3のやり方で、全圧と静圧から動圧を計測して、
速度を指示している。
(コップの底の前面に全圧、底の後面に静圧が
かかっているから、動圧分だけ底がたわむ。)
13 :
NASAしさん:01/11/11 11:00
14 :
NASAしさん:01/11/11 11:56
ところでピトー管ってどれくらいの精度が得られるんですか?
迎角とか横滑りとかが効いて誤差が大きそうな気がするんですけど。
そういうものでもないのかな。
15 :
NASAしさん:01/11/11 17:28
飛行規程の5章を信じればあんまり無い。
16 :
NASAしさん:01/11/11 18:09
>>14 地べたを走る乗り物で一番速いF1にも採用されているから
精度は高いと思われ。
17 :
NASAしさん:01/11/11 18:23
F1の速度計に精度は必要ないが??
18 :
NASAしさん:01/11/11 19:30
>>14 確かに滑ったり、迎え角の変化で誤差が生じます。
その誤差を含んだ速度がIAS(指示大気速度)indicated air speedです。
つまり速度計に現れる速度。
IASの取り付け位置や、迎え 角によって生ずる誤差を
修正したものを、CAS(校正大気速度)calibrated air speed
といいます。
さらにcasから空気の圧縮性による影響を取り除いたものがEAS(等価大気速度)
equivalent airspeedといいます。
ただ圧縮性の影響はマッハ0.3以下ではほとんど無視できます。
最後に、EASを空気密度の変化による影響を修正したものが
TAS(真大気速度)true air speedです。
いわゆる空気に対する本当の速度。
ただ小取り付け位置や迎え角の誤差は存在しますが
それを少しでも補うためにピトー管は幾つか場所を変えて
装備しているし、静圧孔も影響を受けにくいところに設置
しています。
最新の大型旅客機はそれに加えて、迎え角指示器や計
からのデーターを加味しつつ速度管理をおこなう
ADC(エアデーターコンピューター )を搭載しているので
かなり正確な速度をチェックできます。
さらにIRSやGPS等のデーターをFMS(flight management computer)
で処理することで、TAS、GS,windはおろかETAや降下計画
などさまざまな計算をすることが出来ます。
なるほどなるほど。
勉強になりました。
21 :
NASAしさん:01/11/18 18:49
速度計の話なので、ついでにこちらの方も...。
速度の速い機体になってくると、マッハ計が付いてますけど、
こちらは、何を検知して指示するのでしょうか?
対気速度と音速の比ってのは分かるけど、
音速ってその時の大気状態で変わりますよね。
(音速は、その時の温度によって変わると思ったので...。)
V=M√γxps/ρ
V=TAS、M=マッハ数、γ=空気の比熱=1.4 、ps=静圧、
ρ=空気密度
であらわされる。TASはSATと気圧高度とIASから算出可能。
比熱は1.4の定数。静圧は静圧計で計測可能なので、方程式を解けば
マッハ数は算出できます。
デジタル式データーコンピューターはその方程式を計算機が
解いて、デスプレイに表示します。
23 :
NASAしさん:01/11/18 19:50
γって比熱比じゃなかったっけ?
失礼しました。そのとおり比熱比です。
25 :
NASAしさん:01/11/19 18:07
音速超えたら衝撃波が面倒くさそうですが…
全圧損失が起こるんだったかな?
試験勉強でえらい苦労した覚えが。
26 :
NASAしさん:01/11/19 18:51
エアレスキューに詳しくあったよ。
最近には珍しい、真面目スレ発見
28 :
NASAしさん:01/12/16 17:22
船はどうやって測ってんの?
水車?
29 :
NASAしさん:01/12/17 02:05
結び目つけたロープを船尾から流していくつの結び目が出て行ったかどうか。
30 :
NASAしさん:02/01/11 09:33
age
31 :
NASAしさん:
スペースシャトルとかもピトー管で速度計ってんの?