わたしが不幸だった話。
介添人として半日一緒だった人が最悪だった。
本日は宜しくお願い致しますと挨拶もそこそこに、
時間がないのでヘアメイク開始。
当然どスッピンのわたし。
テンション上がらないので早くメイク終わらないかなぁと下地を塗られていると、
介添人のお姉さん、わたしの真横まで来て一言、
『ご新郎様のお姉様、すっごい美人ですねー!横顔しか見えなかったですけど』
義姉はわたしと同じ年で顔立ちのはっきりした男顔の美人。
そして高学歴で大企業勤めのキャリアウーマン。
対するわたしは中堅大卒、口や鼻が小さいのがコンプレックスの子供顔。
仕事も出来ないので、結婚相手探しで派遣として大企業を転々。
日頃から義姉にコンプレックスを感じていたわたしは大ショック。
『そうなんです。美人なんですよねー』と笑顔で返すも、心では泣いていました。
義姉は確かに美人だけど、その日の主役はわたしと新郎なのに。
披露宴は無事終えたものの、今でも思い出しては少し悲しくなります。
一生に一度なんだからもう少し気遣ってくれてもなぁと思いました。