***** 私は見た!! 不幸な結婚式 56*****

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758愛と死の名無しさん
ウチのダンナはサッカー部で、やっぱり披露宴は752のような状況になりかけた。
だが、ひゅーひゅー!が下品なヤジに変わる前に、元鬼部長が立ち上がってくれた。

つかつかと演台に立ちマイクをつかんで「××大蹴球部、全員起立!」
もうこの段階で、体育会系野郎どもは直立不動。
(脊髄反射らしく、ダンナもつられてた)
でもって、「部訓唱和!」のかけ声で、全員が声を合わせて叫ぶ。

「ひとつ、誇り高き者は自己を律するうんちゃら」
「ひとつ、強き者は他を安んずるうんちゃら…」
全部で8つだったかな。けっこう格調高い内容で、
当然、酔っ払った下品な行動とは180度正反対。

で、最後に元部長先生、
「この部訓は人生にも通じる。これを旅立つ君達への餞とします」
でシメ。
酔っ払ってた体育会野郎どもは、なんかすっかり正気に戻ったような顔で、
何もいわれなくとも先生のお辞儀にあわせてきっちり最敬礼し、
先生が着席するまで直立不動で立ってた。
その後は厳粛かつ賑やかに、無事に披露宴は終了。
ダンナはあとで、「現役時代はもんのすごくコワイ先生だったけど、
先生が来てくれてよかった」と泣いていた。

何が言いたいかというと、体育会系DQNを封じるには、
体育会系の鬼指導者が最適だということです。