三昧】火葬の科学 〜十二番炉〜【斎場】

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892愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 08:06:06
金八先生(第5シリーズ)もだっけ?場所は分からないが。
893愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 10:23:52
ひとつ屋根の下2 松たか子が火葬場で病死した母親と別れるシーン
894愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 11:05:58
895愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 12:22:53
上記に挙がった作品のロケ地は?
896愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 13:06:00
>>895
金八:旧東博四ツ木斎場
お葬式・居酒屋ゆうれい:旧真鶴町営火葬場
ひとつ屋根2:日立市金沢火葬場(フクロウ扉)
ガイシュツですが、
897愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 13:12:46
現代の立派な火葬場だと、インパクトがないのかな。
ある程度古さがあって、不気味な煙突がないと。旧千葉市営や旧谷塚みたいにね。
898愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 13:16:58
さすがに炉内や、火の粉が飛んでる映像はないよな。
煙突から煙が出ているシーンはあっても。
899準関係者(過去形):2006/03/09(木) 13:52:00
みなさまはじめまして
今日 偶然このような火葬関係のスレを発見してビックリです。 
父が長年この仕事に従事していたもので 子供のころの嫌な(差別)
記憶が蘇り少々嫌悪感ありますが みなさまの好きな旧式の薪重油
併用炉(再燃無し)を見て育ち 実際火葬の手伝いもした事があります。
ちなみに現在30代後半 既婚です。世襲を嫌い(当時は役所から直接委託・
準公務員・世襲あり)現在普通のサラリーマンです。父は既に他界 当時
住んでいた火葬場(の敷地)は最新設備の「斎場」という名の施設に変わり
地元大手葬儀会社の委託運営となっております。
人権関係以外の質問(古い炉限定 技術的な)でしたら多少いけます
よろしくおねがいします。
900愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 14:10:14
>>899
併用炉で、火葬時間はどれくらいでしたか?
901準関係者(過去形):2006/03/09(木) 14:24:09
薪のみの場合と重油を使う場合で違いますが
薪のみだと予熱に時間がかかります。実際に
仏様をお迎えする時間の一時間前には炉横の
焚口で薪を盛大に燃やして炉全体の温度を
あげておきます。仏様を入れる直前に一度
火を弱めて耐熱扉を閉めたら再び薪を投入
します。薪の場合予熱をしないと仏様が良く
燃えませんし ものすごい白煙が出ます。
簡単に言うと炉体の蓄熱で蒸し焼きにする感じです。
薪のみでは4時間ぐらいかかったと思います。
重油の場合は多少炉が冷えていても黒煙の発生を
気にせず燃やし続ければ2時間ぐらいで完了します。
902愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 14:43:44
>>886 うちの場合は、通夜→葬儀→火葬かな。
    ちなみに大阪です。
903愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 16:18:55
>>901
炉のタイプは、サンマイみたいな感じ?
それとも、いまの斎場のような、ごく普通なタイプの炉ですか?
904愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 16:27:44
>>902
大阪には、一つの市の中に、
炉数が3基前後の小規模火葬場が4〜5か所あるところも多いですよね。東大阪市や堺市とか。
藤井寺の寺院風物件も風情があってよろし。
905準関係者(過去形):2006/03/09(木) 17:04:46
サンマイ?見た事ないのでどんな構造かわかりませんが あの当時
使っていたのは内部耐火レンガ 外部赤レンガ巻きで鉄骨アングル
補強のロータリーバーナー付の炉でした。側面に「三?」何とかと
書いてあるプレートが付いてました。バーナー脇に薪の焚口があり
炎だけ炉内に吹き出すタイプです。
普通はA重油を使いますが、油の質が良くないのかバーナーのノズル
チップが詰まったり故障がちで そんな時に薪が出動しました。
父曰く「薪のほうが楽だ」と言っておりました。バーナーは給油が落差式で
火葬の際ドラム缶から頭上のタンクへいちいち移し変えなくてはならなくて
その仕事が私の役目でした(あと薪運び)。もちろん手動ポンプです。
ドラム一本移すとヘトヘトになります。木造モルタル昭和20年代の施設です。
906愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 17:15:27
>>905
一回の火葬で、薪や重油はどれくらい使用するのですか?
907準関係者(過去形):2006/03/09(木) 17:29:41
重油の場合40L(2回目以降)〜70L(朝一発目)ばらつきますが
薪は松と杉の端材で直径50センチの束を予熱で3〜5本 本番で10本
ぐらいに記憶してます。
908愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 17:43:45
すげーー、薪経験者キターーーッ!
909愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 17:54:30
>>907
煙モクモクで作業が大変だったんでしょうね。
910愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 17:59:27
>>準関係者様
お世話になります。いろいろ教えてください。

ご使用になっていた「薪重油兼用炉」ですが
http://kemuri.hidamari.info/kemuri5/miyazenn8.jpg
このタイプがそうなんでしょうか?
「正和式」と書かれた扉が薪の焚き口でしょうか?

薪で予熱している場合は、棺を炉に納めるとき、熱かったのでは?
炎がご遺族の目に触れることはあったんでしょうか?
911910:2006/03/09(木) 18:02:02
912愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 18:11:12
準関係者ってやっぱりB出身?おんぼの世襲制なんてBしかいないだろ?
913準関係者(過去形):2006/03/09(木) 18:15:20
田舎なもので父の職業はみんなが知ってました。世襲を意識したのは
中学のころです。それまで仕事場に近づけようとしなかった父が
「仕事見てみるか?」と言ってきたのです。裏の作業を自然に手伝う
ようになりましたが本心はとてもイヤでした。旧式の炉なのでバーナー
操作以外全て手作業なのです。慣れないと肉体的精神的に非常に辛い
仕事です。結果、、、今の自分がいます。 
914愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 18:18:09
あったかくなると、虫もバカもわくので気にしないでくださいな
915準関係者(過去形):2006/03/09(木) 18:35:17
>>910
鉄板の炉体カバーはありませんが 大体こんな物でした。

どちらかと言うと棺台車に乗せる時が熱いと思います。
炉内炎は見えたはずです。炉に入れた瞬間に発火していた
ので内部は相当熱かったのでは。棺台車はデレッキ棒で
押し込んでました。(私は炉全作業はノータッチでしたが)
916愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 19:17:39
で、Bなの?質問に答えてないだろ?答えなさい。
917愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 19:22:07
バカはスルーでお願いします。日本語読めないやつですから
918愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 19:23:21
重油はAって書いてあるだろバカ
919愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 21:10:18
>>915
いつ頃までその炉は稼働していたのですか?
920愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 21:50:16
確かTBSでやってたH2っていうドラマでも火葬場出てたな
921準関係者(過去形):2006/03/09(木) 22:04:19
建替え計画が出た昭和58年までそこに住んでました。父が高齢なのと私が
仕事を拒否しましたので契約切れと同時に引越しました。最後までA重油
を使ってましたが 薪自体は昭和53年ごろ使わなくなっていたと思います。
その後平成に変わる頃に現施設になっていたはずです。
922愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 22:09:35

準関係者氏
みこ氏、管理人氏に続いて新しい神出現!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
923愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 22:11:31
>>921
バーナーの仕組みを分かりやすく教えてください。
924準関係者(過去形):2006/03/09(木) 22:37:53
>>923
ロータリーバーナーは 金属カバーで覆われた扇風機の先に霧吹きが付いた
ような物です。頭より高い位置にある重油タンクから重力でノズル先端より
燃料を吐出させ後ろから風を送って霧化させます。プロペラのカバーに
レバーで開閉する空気口があって10段階の空燃比調整が出来たと思います
点火は圧電スパークでしたが 調子が良くなかったのでデレッキにボロ布を
巻きつけて火をつけ それを点検口から突っ込んで点火してました。
925さくらみこ ◆SAKURALASk :2006/03/09(木) 22:43:25
>>871
いいえ、そういうことではありません。
父を火葬したのは私ではなく、普段、曲がりなりにも炉に携わる者の最後の餞として
点火してあげました。(申し訳ないことだが、1発目失火したことは内緒だ。)
一旦切って再点火したとき、火炎が入ったのを見て退室しました。
観察窓を見ると、いつもの光景が見えるはずですがそこには父がいるわけで。
きれいな想い出だけを覚えておくことにしました。

>>ALL
忙しいので、以前のように毎日訪れることができません。お話について行けず申し訳ないです(泣

>>東博君様
かなり以前のソースになりますが「火葬場に着いた時点での特定伝染病患者の遺体は安全か」というのがありましたが
いつも先生に聞きそびれてしまいます。
が。
かなり高度な(体の内部からも)消毒?滅菌?の処置がされているというのは確かなようです。
「エンバ」とか言っていたような・・・(空耳だったらスマソ)

文面から行くと、ご主人様の死後、病原菌も死んでいるみたいな感じだったので・・・。
でも菌が減るということは、それだけ長時間の保存が可能ということでしょうかねぇ?
926愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 22:46:09
>>924
火葬場の規模は?ロストル炉2基ぐらいの感じですか?
927さくらみこ ◆SAKURALASk :2006/03/09(木) 23:22:38
>>923-924
送風機は縦置き、横置きと様々ですが大体構造的には大差ないかと。

つバーナ構造(送風付)

BMPにしてしまったので重いのですが・・・申し訳ない。
928709:2006/03/09(木) 23:28:29
今日は豊川宝飯衛生組合の新しく出来た斎場の入口だけ見てきました。
場所は御津の町役場のすぐ近くです。
国道1号線を名古屋方面に向かって国府高校の所の道を左に入って直進、
為なんとか町の交差点を右折、タカラ自動車学校を過ぎた所の交差点を左に入り
道なりに右に行くとあとは直進。
いっぱい葬儀屋さんの看板が見えてきます。
以前は斎場の手前に気味の悪い小屋が建っていましたが、新斎場の敷地になった様で
取り壊されていた。
坂をちょっと登っただけだと中は全く見えませんでした。
外に人がいて何やらしていたので準備をしていたんだと思います。
見学会行かれる方、参考にして下さい。
929愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 23:35:04
>「エンバ」とか言っていたような・・・(空耳だったらスマソ)

エバーミングです
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rls=GGLD,GGLD:2004-35,GGLD:en&q=%E3%82%A8%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
930愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 23:39:42
エバーミングでは無くエンバーミングでした

詳しいサイト
http://www.embalming.jp/

http://www.gyokusenin.jp/emberming/newpage40.html
931愛と死の名無しさん:2006/03/09(木) 23:46:11
>>925
>>871ですがそうでしたか・・・・
それでも身内に点火すると言うのはかなり勇気がいったのではないでしょうか?
私がみこさんの立場だったらどうすることか・・・ちょっと想像出来ませんがね。
何はともあれご愁傷様です。
932さくらみこ ◆SAKURALASk :2006/03/10(金) 00:09:50
>>929-930
貴重な情報サンクス。
そう。多分これだな、センセが言ってたのは。中華丼一杯と引き換えだ。
(ビールもか?)


エンバーミング(略してエンバ)は、殺菌にも使われてたのね

>>931
有難うございます。
やっぱ、身内だとだめです(泣
地方によっては喪主に点火させるところもあるそうですよ?

観察窓を見なければ大丈夫でしょう。多分・・・。
見たら、そこに顔がある(はず)ので、ちょっとできません。
これが平気でできる人はそういませんて。
933東博君:2006/03/10(金) 03:51:30
>>925
心身ともにお疲れのところご苦労様です。

>文面から行くと、ご主人様の死後、病原菌も死んでいるみたいな感じだったので・・・

元の文を(>>518)読むと、その通りみたいですね。
ウイルスは、ご主人様が居ないと生きて行けないので、
ご主人様の死≒ウイルスの死という意味なのかも知れません。(時間差はあると思うけど)

厚生労働省検疫所が翻訳した、感染症専門のメーリングリストみたいです。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20041230-0010

>病院内での感染制御ガイド(国際感染症学会)
>一定の時間腐敗の進んだ遺体は、感染源となる危険性はほとんどない。
>遺体に存在している可能性が高い微生物は、
>遺体そのものの細菌叢と水中や環境中に常在する微生物である。

たぶん、葬儀社さんのように死後直後の遺体を扱う場合は危険性もあるけど、
火葬場に着いた時点では、死後時間が経っているので危険性も低くなるという事だと思います。
(どの位の時間が経てば大丈夫なのか不明)
この辺の事は、感染症専門医や公衆衛生の専門家じゃないと迂闊な事は言えないけど・・・

どちらにしても、火葬場における取り扱い上の注意は、
>>518の引用部分と考えて差し支え無いと思います。
(なにせ著者の島崎昭氏は、火葬場のネ申と言えそうな人ですし)
934東博君:2006/03/10(金) 04:19:14
>>877
そういえば、最新の割に南部の天井も低いですねえ。。。
(14ページ目辺り)
しかし、必要以上に高くするのは、税金の無駄使いとも言えるので、
これはこれで良いのかなと思ったりします。
>>899
PCを使える人で、実際の薪重油併用炉の取り扱いを知ってる人は、まず居ないんじゃないでしょうねえ。
特に、薪で火葬する手順を知ってる殆どの経験者は、多くは高齢になっていると思われます。
改めて記憶を整理して記録などすると、後世への貴重な資料となりそうです。
たぶん、他に出来る人は居ないでしょう。
どんな形で記録するかはともかく、一度考えてみてはいかがでしょうか。
>>928
飯田線の豊川駅だと思ってたら、東海道線の愛知御津駅の近くだったんすね(アセ
935愛と死の名無しさん:2006/03/10(金) 05:46:51
横浜市南部斎場は、コンピュータートラブル(?)で
2週間ぐらい業務ができなかったことがあるんだね。
名古屋市の八事が同じようなトラブルで使用停止になったら、
とんでもないことになってたんでしょうね。
横浜市の区域外料金は、川崎市3万円、町田市5万円と、横須賀市16000円と、
隣接市によって全然料金がバラバラなんだね。
936愛と死の名無しさん:2006/03/10(金) 06:25:54
>>935
公営の火葬場で地域外の使用者の利用金額の高いのは
税金の関係(市民税)。
小さな市町村では受け入れして貰えない場合もある。
937準関係者(過去形):2006/03/10(金) 06:42:20
>>926
棺台車を使うタイプが2基でした(裏側から見た外観は左右繋がってます)
>>934
見聞した技術的な事を話すのに抵抗はありませんが私自身全て携わっていた
訳ではないので正確さに欠けるのと やはり後々言いたくないことにも
触れなくてはならなくなると思いますので この記憶は私まででよいのかな
とも思います。妻子にも話したことはありませんし その事実を知りません。
938愛と死の名無しさん:2006/03/10(金) 06:55:09
>>937
炉内清掃も大変だったのでは?
939準関係者(過去形):2006/03/10(金) 09:00:18
>>938
炉内の清掃は見た限り大した作業ではなかったと思います。
人口の少ない田舎だったので二基ある炉のうちどちらかしか
動かない場合がほとんどだったので一日の終わりに10分ぐらい
箒で掃いて炉扉前の床に水を撒く程度です。どちらかというと
棺台車とバーナーや各種ヒンジ部の手入れが大変そうでした。
特に台車は熱で変形しやすく 汚れが中々取れないのと冷えると
しみこんでいた液が表面に出てくるので 砂を撒いてバーナーで
炙ったりしてました。匂いも強烈だったように記憶してます。あと
ヒンジや蝶番など熱酸化で固着しやすい部分の手入れも必須です。
940愛と死の名無しさん:2006/03/10(金) 09:15:42
>>939
巨大煙突がある火葬場でした?
941愛と死の名無しさん
自分が焼かれたい火葬場は?