国家一種採用の人と出会いたい!結婚したい!part14
いちおう解説しておきますね。
官庁からの天下りは、この5年くらい非常に増えています。
独立行政法人というものができて一気に天下り先が増えたのが
大きいですが、他に民間企業への天下りも増えています。
経済危機が続いて企業の先行きが不透明になったため、いざと
いうときに政府に頼れるようにしておくため、大企業が官僚OBを
天下りにどんどん加えるようになっている。
さらにすごく大きいのは社外取締役制度です。これは官僚の官僚
による官僚のための制度と言われていて、どの会社も官僚を一人は
入れているのではないでしょうか。
外資系も官僚OBの天下り受け入れに熱心です。アメリカの投資銀行
なども必ずボードに一人は元政府関係者を入れていますが、日本の
外資もそうです。
一方、天下り規制はいつまで経っても法制化されませんね。官僚叩きが
一番盛んだったこの10年でも天下りが増えているのですから。
あと特殊法人改革はこれだけ騒がれてほんのいくつかが合併したくらい
でしょう。これは民主党の票田でもあるのでリストラの可能性はゼロです。
こんな感じです。