概念図で示せば↓のような感じ。
57□ :次官
56□□ :局長
55□□↓55で退職 :局長
54□□□← 退職者 →
・
・
・
25□□□□□□□□□□
24□□□□□□□□□□
23□□■□□□□□□□(採用時)
左が花形ポスト、右が日陰ポスト。一番左の数字は年齢。
23のところの黒抜きの□について。
ある一人の採用者が同期10人の3番手の評価だったと仮定しよう。
そのときの彼は■。で、その評価に応じた平のポストに就けられる。
1年目で上司の評価が低かったとすると、次の異動で、一個か二個右のポストに就けられる。
逆に上司の評価が高くて、人事もそれを認めたら、一個左につく可能性もある。
そうやって、左側をひた走った人間は次官、局長になり、
右側をひた走った人間は早期に退職する。
左側のポストの過程の中に、
>>423に書いてある、筆頭局や官房の補佐のポストがある場合が
多い。
>>433追記
各年齢における給与などのランクは基本的にほとんど差がない。
同期が減り始める年次から急激に給与が上がり始める。
再就職先は原則として現役時代の給与に相応した給与になるように秘書課が調整しているので
早く辞めるとかなり苦しいし、居残れば居残るほどすさまじく生涯賃金が上がっていく。
その格差は思われているよりはるかに膨大。
そういう意味では、1年目から差がついているともいえるし、退職まで差がないとも言える。
こんな感じ。