1 :
愛と死の名無しさん:
これは、冠婚葬祭という、人生の節目に立たされた人々の
奮闘の物語である…
( ̄ ̄< / ̄>
\ ヽ / /ソ
プ ロ ジ ェ ク ト\ ヽ P r o j e c t X
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挑戦者たち /|_/ /\Challengers
| / \ 丶
\/ \__ノ
男は今しかない、と思った。
「結婚してください」
女は無言で頷いた。
プロポーズは成功した。
二人は考えを述べた。
「披露宴はしません。近い身内だけで挙式と食事会をします」
すかさず待ったがかかった。
「それでは家の面目が立たない。大勢の親族を呼んで盛大に
披露宴をやるのが家の流儀だ」
新郎の親だった。
二人は頭を抱えた。
ある日、電話が鳴った。
以前お世話になった上司が亡くなったとの知らせだった。
通夜に駆けつけなければ、と思ってハタと気がついた。
…喪服が、無かった。
エーーックス…
都会の雑踏で一組の男女が出会った。
二人はたちまち恋に落ち、交際が始まった。
だが、若い二人の前には数々の困難が立ち塞がった。
遠距離恋愛。すれ違う日々が続いた。
『お前のような男に、娘はやれるか』 罵られた。
これは、幾多の障害を乗り越え、見事成婚に至った男女の、苦闘の物語である…。
(「地上の星」と共に新郎新婦ご入場。司会:田口トモロヲ)
>>1は悩んでいた。
冠婚葬祭板の住人にネタスレは歓迎されず延び難かった。
過去何度もスレが立てられてはローカルルールが貼られてそのまま
削除されるかDAT落ちして逝った。
やはり、ジサクジエーンしかない。
しかし、もう、ネタが無かった。
>>1は途方に暮れた。
更に書き込んだ
>>6を読み返して気がついた。
「これではプロジェクトX風に冠婚葬祭板を語るレスだ」
プロジェクトは白紙に戻った。
8 :
愛と死の名無しさん:04/01/28 21:54
♪ヘッドラーイト、テールラーイト
9 :
愛と死の名無しさん:04/01/28 23:18
「2次会の幹事が必要だ」
1人の人物が候補に上がった。
同僚の山田太郎。
過去何度も結婚式の2次会の幹事を引き受け、見事に盛り上げ
成功させてきた名幹事である。
「この2次会を任せられるのは彼しかいない」
だが唯一つ心配事があった。
何組ものカップルを祝ってきた山田。本人は、未だ、独身だった。
10 :
愛と死の名無しさん:04/01/29 10:28
必死の思いでかき集めたお金で婚約指輪を買った。
「これを持って今夜彼女にプロポーズをする」
だが、そんな男の耳に信じられない言葉が飛び込んできた。
「婚約指輪とかは絶対自分で選びたいよね〜」
「そうそう、勝手に選ばれて趣味合わなかったらやっぱ嫌だし〜」
同じフロアの女子社員達のお喋りだった。
男は、うなだれた。
・・・プロジェクトエーックス!!
>9
山田太郎じゃしょうがないな。
成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能……でも最大にして唯一の欠点が 貧 乏 だからなあ。
彼の下には9人の弟妹がいて、いつも家計は火の車で、バイトしてもバイトしても全然足りないし、
父親は放浪の画家で収入皆無だし、母親はお嬢育ちでナチュラルに無駄遣いするし。
…高校、大学の同期の杉浦って 男 が、山田にメロメロで周りの女どもみんな蹴散らす勢いだし。
(↑これが最大の問題。山田は気付いてない)
と〜れないぼーるがあ〜るものかぁ〜♪
13 :
愛と死の名無しさん:04/01/29 21:55
エーーーーーーーーーックス…
14 :
愛と死の名無しさん:04/01/31 00:06
「結婚して下さい」
「お断りします」
プロジェクトは(しょっぱなから)最大の危機を迎えた。
今週のプロジェクトXは結婚式場にスポットをあてます
人生の岐路にたたされる主人公
荒波が襲い掛かろうとしている結婚業界
裏では物凄い戦いが繰り広げられていたのです
その葛藤はなんだったのでしょうか
16 :
愛と死の名無しさん:
>>15 国井さん、スモーク焚いてゴンドラで降りてきて欲しい。